教えてくれない電源タップの選び方！人気の３種のタイプとは？

電源タップは、コンセントを増やせるため、電子機器を使うのに便利です。しかし、家族全員で携帯を充電したい場合、電源タップの周りは混雑してしまいがち。電源タップの周りをすっきりさせるためにも、正しい使い方をすることが大切です。ここでは、2種類の電源タップとその使い方を紹介します。

直付けタイプとは、コンセントに直接さしこむタイプのことです。壁コンセントに直接さしこみ、足りないコンセント数を増やす目的で使われています。たとえばテレビ周りに多数のAV機器やゲームなどが接続されていると、1つのコンセントでは足りなくなってしまうことがあるでしょう。壁コンセント近くに電化製品を複数設置するときに、直付けコンセントは便利です。

壁コンセントからコードが伸び、離れた場所でコンセントが使えるようにするタイプです。コードの長さが異なる電源タップも多数売られいます。長すぎると、余ったコードで足を引っ掛ける可能性もありますから、最適な長さのものを選びましょう。壁コンセントと、接続するまでの距離に50cm余裕を持たせておくと、ちょうどよい長さのコンセントとなります。

電源タップは用途に合わせて必要な機能のものを選びましょう。便利な機能が付けられているものや、安全性に配慮した商品が選べます。

コンセントをひねるようにさしこむ電源タップは、コンセントを抜けにくくしてくれるタイプです。普段コンセントを抜く必要がない家電製品での使用や、電源が抜けると困る大切なデータを管理するパソコンなどの機器を使うときに活用されています。

キッチンや洗面所など、水回りで電源タップを使用する場合は、必ず防水機能タイプを選びましょう。電源タップにカバーが付けられ、水が入り込まない仕組みです。洗濯機用の電源タップなど、水滴がかかる可能性がある場所で使いましょう。

省エネを求める場合は、電源のオンとオフ機能が付けられている電源タップが便利です。コンセントをさしたままスイッチのオンとオフ切り替えが可能で、電源の操作ができます。電気代を節約したい人におすすめ。

コンセントにホコリがたまると、発火する恐れがあります。それを防いでくれるのが、発火防止機能付きの電源タップ。根元に絶縁キャップが付けられ、ホコリに通電しない仕組みです。冷蔵庫や洗濯機のように、普段動かす頻度が少なくホコリが溜まってしまいがちな家電製品に使いましょう。

大切なデータが入っているパソコンなどでは、雷ガード機能が付いている電源タップを活用しましょう。雷が落ちても過剰に電流が流れるのを防いでくれる電源タップです。家庭に雷が落ちるリスクは少ないのですが、壊れては困るデータを管理している方や、高価な電化製品の故障を防ぎたい家庭に便利。

これから電源タップを選ぶ家庭では、次のような商品を参考にしてください。

電源タップに防水機能を求めるなら、パナソニックの「ザ・タップX」を選びましょう。独自の厳しい試験をクリアした商品で、ホコリや水しぶきも防ぐタイプです。オンとオフができるスイッチ付きで、濡れた手で触れても安心して使えます。キッチンに置いて家電をつないで使ってみましょう。

ノーマルタイプで抜け防止機能が付けられたものなら、愛三電気の「AISAN 接地抜止OAタップ横型」を選んでみましょう。オリジナル商品でシンプルな構造なのが魅力です。内部には太い導線が使われているため、安心して使うことができるでしょう。

延長タイプの電源タップを探しているなら、エレコムの電源タップ「color style」を選んでみましょう。このようなタイプは白を採用していることが多いのですが、この商品は落ち着いたブラウンで、リビングやデスク周りにもなじむデザインです。スイッチ付きで省エネの電源タップとなっています。

かわいい電源タップを選びたいなら、オランダ生まれの「PowerCube」。キューブタイプでおもちゃのような見た目をしています。同タイプの電源をつないで拡張することもできる商品です。USBポート付きでスマホ充電にも対応しています。

時短家電をたくさん使っている家庭にとって、電源タップは必須アイテムです。家電製品が増えてしまう家庭も、安全に使える電源タップを選んでみましょう。電源タップにも種類がありますから、家庭に合わせて最適な商品を選んでみてください。