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2024年07月20日 10:11 更新

あばれる君夫婦の20年に感動……出会いは高校生、売れない時代も支え続けて「今が幸せ」

芸人のあばれる君が18日放送の『トークイーンズ』(フジテレビ系)に出演。第三子をまもなく出産する妻・由夏さんとともに、夫婦の馴れ初めと絆を明かしました。

高校生で交際開始、出会いから20年

「愛妻家」で有名なあばれる君と、高校の先輩である愛妻・由夏さん。由夏さんは現在、第三子を妊娠中で、この夏に赤ちゃんが誕生する予定です。

「一人だと不安なので、奥さんも連れていっていいですか」と交渉し、由夏さんと2人でスタジオにやってきたあばれる君。出会いは20年以上前で、同じ高校に通う先輩後輩と言う関係でした。

当時17歳のあばれる君は、1つ上の先輩である由夏さんを校内で見かけるたび気になっていき、二度も告白。一度目の告白は「丸刈りでヤンチャそうで印象がよくなかった」とバッサリ断られましたが、文化祭の出し物で全身タイツを着て爆笑をさらったあばれる君に、由夏さんは惹かれたのだといいます。

晴れて交際をスタートさせますが、由夏さんは地元の看護学校に進み、翌年、あばれる君は東京の大学に進学して遠距離恋愛が始まりました。しかし、東京まで会いに行くのはいつも由夏さんの方で、あばれる君が地元に帰ることはほとんどなかったそう。

その理由を「お金がないですから」と説明するあばれる君に、スタジオでは女性たちから「なんだお前!」「お金がないっていう理由が一番イヤ。貯めたらいいじゃん」と非難囂々。

とはいえ、あばれる君も「彼女の誕生日だけはないがしろにしてはいけない」と考えており、その日だけは由夏さんのもとを訪ね、自作ラップを録音したMDをプレゼント。すると由夏さんは涙を流して喜んだそうですが、これは感動ではなく「爆笑」しすぎての笑い泣きだったと明かされました。

ところが、東京に染まってしまったあばれる君はやがて由夏さんと距離を置くようになり、二人は一度破局。その当時、あばれる君は由夏さんは欠かさずつけていたという日記をたまたま見てしまい、そこには「女の子が片手を掲げて『もっと良い女になったるどー!』と言っているイラストが描いてあった」というから涙なくしては聞けません……!

復縁するもヒモ生活に

あばれる君が改心したのは、そんな由夏さんが青森旅行のお土産で「瓶詰のウニ」を届けてくれたときのこと。保冷バッグに、家族に向けた「彼氏へのお土産だから食べないで」というメモが貼られており、それを見た瞬間にあばれる君は「ダラダラ泣いた。まだ想ってくれているんだって」と号泣。「俺は何をしているんだ」と、激しい後悔に襲われ、復縁したのだといいます。

紆余曲折を経て2010年に由夏さんも就職・上京し、同棲生活がはじまりますが、デート代を負担するのは由夏さん。最初は折半だった生活費も、あばれる君はなけなしのバイト代をパチンコで使ってしまい、結局由夏さん負担になっていたそう。

「どうせ結婚して幸せにするんだからっていう自信の裏返しがあったのかも」と、金銭面だけでなく、家事など生活面も甘えきっていたあばれる君に、あるとき由夏さんが「なんで家賃を払ってくれないの?」と泣きながら訴えます。

そこでようやく、あばれる君は「真剣にお笑いをやらないとダメだ」と仕事に集中し、月収9万円を超えたときにプロポーズ。交際開始から10年で結婚しました。

夫婦の馴れ初めを明かす中で、あばれる君の「ヒモ」ぶりには大ブーイングでしたが、最後に「子どもに出会えたのは由夏ちゃんのおかげ。今の僕がいるのは由夏ちゃんのおかげ。振り返ってみると、すべて由夏ちゃんのおかげだと思っています。由夏ちゃん、子どもを育てるよりも僕も育ててくれてありがとうございます!」と感謝を述べると拍手が。さらに由夏さんが「あのころがあったから今があるので。今、幸せにしてくれてるので。こちらこそありがとうございます」と呼応すると、感動ムードに包まれていました。

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