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2024年06月14日 11:00 更新

「何もしない日をつくる」くわばたりえさんの仕事&育児両立のコツに、菊地亜美さんも「わかる!」

タレントの菊地亜美さんとくわばたりえさんがYouTubeでコラボ。視聴者からの子育ての悩みに答えたり、出産エピソードを明かしました。

菊地亜美さん「限界になったら、自分の体力を優先して、寝る」

菊地さんは今年4歳になる一人娘のママ。くわばたさんは中学2年生の長男、小学5年生の次男、小学3年生の長女の三児のママです。

動画は視聴者からの悩みにベテランの三児ママ・くわばたさんが回答していく形でスタート。まずは「育児・仕事が忙しすぎて逃げたい。どうやって発散してますか?」という質問。菊地さんが「1人時間ってありますか?」とくわばたさんに尋ねると、「今はめちゃくちゃある」と回答。「(子どもが小学校にあがるまでは)保育園連れて行って仕事行って、お迎え行って、スーパー行って、帰って来てごはん作って……って、ホント自分の時間がなかったけど、今は『いってらっしゃいっ』て見送ったら、そこから自分の仕事の準備とかできる」と話し、一番下の子が小学生になったことで少しゆとりができたようです。

そんなくわばたさんのアドバイスは「何もしない日を作る」ということ。「育児っていうけど、仕事・育児・家事って3つしてんねん。家帰って来て、掃除せないかん、洗濯せなあかん、ごはん作らないかん、子どものこともワーっとあって……。朝昼晩ごはんを何も作らないっていうのを週に1日作っちゃう。例えば、土曜日は何もしないって先に決めとくねん。ほんなら水曜日ぐらいからあと2~3日頑張ったら土曜日“何もしないデー”が来るって楽しみになる。(“何もしないデー”は)米だけ炊いておいて、ふりかけだけでも全然オッケーにするとか」と話しました。

それには菊地さんも大いに賛同。「私も仕事と育児で大変……!ってときが定期的に訪れるんですよ。でも仕事を行かないっていう選択肢はないし、子育てしないって選択肢もないから、だったら家汚なくてもよくない?って。もう無理ってなったときは、部屋の中ぐちゃぐちゃで洗い物も洗濯もしてなくても、自分の体力を優先して寝ることに決めました。そしたらすっごい楽になった」と明かしました。

ほかには「ママ友との付き合い方、群れが苦手です」という視聴者からのお悩みも。菊地さんも娘さんが幼稚園になってからママさんたちとの付き合いが増えたそうですが、今のところは楽しくて、助けられていることも多いとか。くわばたさんは、当たり障りなく付き合うこともあれば、サッカーチームの役員を5年ぐらいやったりと、深く付き合うこともあったとか。連絡係をやったり、いろんな性格のママさんがいたりと大変な部分もひっくるめて学ぶことも多く、「やってよかった」と振り返ります。ただ、「しんどいと思う輪は抜けていい」とのアドバイスも。「(急に抜けるんじゃなく)しれっと。『あの人なんか最近愛想ないな』って影で言われたって、この輪から抜けられる方がいいぐらいの輪やったら抜けた方がいい。悩む時間がもったいない」と話します。

妊娠中「運動のため」に夫のゴルフについて行ってはみたが……

菊地さんとくわばたさんがコラボした別の動画では、菊地さんが妊娠・出産エピソードを明かしました。菊地さんは妊娠中コロナ禍のピークで、仕事もリモートやキャンセルになることが多く、予定より早めに産休に入ったそうです。

妊娠中はわりと穏やかに過ごせたそうですが、心配症な性格のため、赤ちゃんの胎動が感じられず不安に陥ってしまったこともあったとか。一度、ゴルフに行く夫について、菊地さんは歩くためだけにゴルフ場に行ったそうですが、「もう胎動を感じる時期だったのに『今日胎動感じてない。やばい、今すぐ帰る』とパニックになっちゃって、千葉から戻って病院に行ったんです」と明かした菊地さん。病院で診てもらったら赤ちゃんは正常に動いていたそうですが、心配症でドキドキしたことは結構あったと振り返ります。

出産についてくわばたさんが尋ねると「超難産だった」と明かした菊地さん。最初自宅で陣痛が始まったときは「これぐらいの痛みだったら余裕」と構えていたとか。翌日の朝に病院に来てくださいと言われ、夜の間陣痛に耐えていたから子宮口も5~6cm開いているだろうと病院に行ったら、その時点でまだ1~2cmしか開いていなかったそう。「これだと3日ぐらいかかりますよ」と言われ、勧められた人口破水をしたところ、30分後にとてつもない痛みに襲われたそうです。

バースプランのようには到底いかなかった

もともと自然分娩で出産したいと固く決めていた菊地さん。何かあったときのために……と病院や夫に勧められて無痛分娩の承諾書も一応書いておいた程度だったそうですが、あまりの痛さと陣痛の進まなさ、体力の限界に「今すぐ(麻酔)入れてください」と即座に無痛分娩に切り替え。そこで痛みがさーっと引いたそうですが、しばらくしたらまた、「自然分娩で産みたい」と思い直したそう。

子宮口がだいぶ開いた時点で「もう(麻酔)入れなくていいです」と自然分娩に切り替えたところ、それまでは無痛でお産が進んでいたところに子宮口7~9cm開いた急激な痛みが訪れ、震えてしまったほどだったとか。そもそも、無痛分娩に切り替える前に、痛みのパニックで20回ほど嘔吐してしまったという菊地さん。最後に自然分娩に切り替えた時点で、再び嘔吐にも見舞われたそうです。

バースプランでは、「まだ出ないのに、もうすぐ出ますよという励ましはやめてほしい。本当に出るときだけ、そう伝えてほしい」という希望を書いていた菊地さん。「分娩台に移動してください」と言われても痛みのため動けず、「まだいきむのやめてください」と言われても、「待てないです。もう出そうです」と叫んでしまうほどだったそうですが、菊地さんが「出ますか?」と何度か聞いても、バースプランで書いたことを助産師さんはしっかり守ってくれて「まだ出ません!」とのやりとりが何度か行われたそう。また、生まれる15分前に病室に入ることができた夫も、事前に菊地さんがお願いしていた「生まれるときは手を握っててほしい」を実践しようとしてくれたそうですが、それどころじゃない菊地さんは「違う、いらない!」と拒否し、叫びながら出産したような状態だったそう。実際の出産は妊娠中に思っていたようには、なかなかいかないもんですよね。

そんな菊地さんも生まれた5分後ぐらいには母性がでてきたそうで、産後は赤ちゃんの愛おしさに毎日泣いていたとのこと。出産エピソードも十人十色で大変なこともあり、自然分娩、無痛分娩、和痛分娩などいろんな選択肢もありますが、「結局は元気に生まれてきたことが一番よね」とくわばたさんも菊地さんも、自身の経験も重ねて感慨深い思いのようです。

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