おでかけ・行事 おでかけ・行事
2024年05月18日 06:06 更新

可愛いすぎ♡ 手乗りのリスにエサやりができる【町田リス園】で親子でキュンキュンしまくり!(東京・町田市)

クリッとした瞳に、フワフワのしっぽがチャームポイント。子どもたちに大人気の小動物といえば「リス」ですよね。そんなリスたちを柵の外からではなく、中に入って超至近距離で見学できちゃう【町田リス園】をご存じですか? 貴重なエサやり体験もできて、人懐っこいリスたちに親子でメロメロ! その楽しさのヒミツを詳しくご紹介します。

放し飼いにされた約200匹のリスたちと触れ合える【町田リス園】

東京町田市にある【町田リス園】は、リスをはじめとする小動物と触れ合えるレジャー施設です。
もちろん園の目玉は「リス」。約200匹のタイワンリスが約2500平方メートルの放し飼い広場で自由に遊んでいて、手のひらから直接エサをあげたり、エサを食べる様子を間近で見学できたりするんですよ。

ほかにウサギやモルモットと触れ合える「ふれあい広場」(土日祝日のみ)もあり、子どもたちに大人気。入場料が子ども300円、大人500円とリーズナブルだから、家族みんなで気軽に遊びに行けるのも人気のヒミツです。

町田リス園 基本DATA

■所在地:東京都町田市薬師台1-733-1
■電話:042-734-1001
■開園時間:10:00~16:00 ※入園券の販売は、閉園時間の30分前で終了
■休園日
 ◎毎週火曜日(祝日の場合は開園、翌平日休園)
 ◎6月・9月・12月の第1火曜日~金曜日(園内整備)
 ◎12月27日~1月2日(年末年始休園)
■入園料:子ども(3歳以上)300円、大人(中学生以上)500円 ※3歳未満は無料
■アクセス
 ◎小田急線「町田駅」北口を出て、第一踏み切り50m先の21番バス乗り場より「本町田経由 野津田車庫行き(55系統)」、または「鶴川駅行き(53系統)」に乗車(バスの所要時間約20分)し、「薬師池」で下車し、徒歩2分前方右側
 ◎小田急線「鶴川駅」東口を出て、0番バス乗り場より「やくし台センター行き」で約10分→終点「やくし台センター」バス停下車、徒歩約5分
■駐⾞場:隣接の町田薬師池公園の駐車場を利用可能。
 1時間まで無料。1時間半まで100円。その後50円/30分
■トイレ:あり
■⾷事:なし。ただし飲み物とアイスの自販機あり
---------------------------
※以上情報は変更がある場合がありますので、詳しくは公式HP等でご確認ください。
【公式HP】▶町田リス園

前回のリベンジ! 2度目の【町田リス園】に行ってみた

じつは、数年前の大型連休に【町田リス園】に初めて来園した我が家。
可愛いリスたちを至近距離で見ることができてとても楽しかったのですが、すでにたくさんの来場者からエサをもらって満腹のリスたちは、手からエサを食べてくれなかったのが残念でした。

「開園と同時に入園できれば、リスたちもお腹を空かせていて、エサを食べてくれるかも!?」と思い立ち、とある日曜日にリベンジで【町田リス園】を訪れてみました。

「早くちょーだい」をアピール? リスの可愛い行動にほっこり

到着したのは、開園の15分ほど前。すでに列はできていたものの、並んでいたのは20人ほどだったので一安心です。

入場して真っ先に向かったのは、もちろん200匹のリスたちが待ち受ける放し飼い広場。

こちらが放し飼い広場の入り口です。

出口の左側にベビーカー置き場があります

リスの脱走を防ぐために、扉は二重になっています。中にいるスタッフが扉を開けてくれるので、前で待機しましょう。

2つ目の扉の前に進み、広場内での注意事項の説明を受けたのちにいよいよ入場です。

フェンスでぐるりと囲まれた広場内には、渡り木や巣箱がたくさん用意され、リスたちも快適に暮らせそう。
屋根のない開放的な広場で、空から鳥が襲ってきたりしないのかしら?と心配になりましたが、よく見ると頭上にはネットが張り巡らせてありました。

広場内を歩いていたら、すばしっこく駆け寄ってきた一匹のリス。

小さなボディに不釣り合いな大きなしっぽが、可愛くてたまりません!!

その愛くるしいお顔からは想像しづらいのですが、じつはリスの歯はコンクリートを砕くほど強く、刃物のように鋭くなっているので危険なのだとか。

エサをあげる際にはケガをしないよう、貸し出される手袋の着用がマストになっています。

手袋を受け取ろうとしたら、先ほどのリスが手袋の乗せられた台にのぼってきました。まるで「早くエサをちょーだい!」とアピールしているかのよう(笑)。

子ども用の手袋は、鍋つかみのような厚めのキルティング素材で、しっかり手を保護してくれるこちら。

指を入れるところがない完全な袋型ですが、スタッフがしっかり手元の紐を結んでくれたので脱げることはなさそうです。
大人は右手に子どもと同じキルティング素材の手袋をつけ、左手には一般的な五本指の手袋をつけます。

エサは、ひまわりのタネ。1袋100円のエサを5袋購入してみました。

子ども用の手袋を着用すると、袋に入ったひまわりのタネを取り出すことができません。大人が取り出して、お子さんの手袋の上に乗せてあげてくださいね。

手から食べてくれるかドキドキ……。いざ、リスのエサやり体験がスタート

準備ができたら順路を進み、リスのエサやり体験のスタートです。果たして、今回は手から直接食べてくれるのでしょうか!? 

ロープ柵の支柱にちょこんと座っているリスを見つけた息子は、エサを乗せた手をそぉーっと差し出してみます。

するとクンクン! エサに気づいたリスが身を乗り出してきました。

そしてパクっ!

さっそく手から直接食べてくれました!! 「わぁー、食べた!」と息子も大はしゃぎ。高速で口をモグモグさせる姿が可愛くて、ずっと見ていても飽きません。
食べ終えたリスが立ち去ったあとに、「あれまだ残ってる?」と思ったら、それはひまわりのタネの殻。殻をむいて、中身だけを食べていたんです。なんて器用なんでしょう!

お次は、渡り木の上でお待ちかねのリス。

目と鼻を使ってエサを確認すると、パクパクと食べてくれました。

この両手でエサを持って食べる姿には、誰しもキュンキュンしちゃいますよね。

エサを袋から出す担当だった筆者も、ようやくエサやりに参戦。

足元にいた子にあげようとすると、ほかの子たちも寄ってきてくれました。3兄弟みたいで可愛い~♡

やばい……。あまりの可愛さに、連れて帰りたくなりますね(笑)。

手のひらに乗ってくる人懐っこいリスが、たまらなく可愛い!

その後もエサやりを楽しんでいたところ、あることを発見。リスから届くか届かないかの距離に立ち、エサをのせた手のひらを差し出してしばらく待っていると……

リスが自ら飛び乗ってきて食べてくれることがわかりました。そう“手乗り誘導作戦”です。

手乗りしてくるほど人懐っこいリスにメロメロの息子。

このとき「なでたい!」という衝動にかられると思いますが、リスがビックリして噛みついちゃう恐れがあるので、グッと我慢してくださいね。

エサを食べ終えると、息子の体を伝って地面に下りるリス。

どこをどう伝って下りるか予測不能なのでちょっとドキドキですが、息子はとっても楽しそうでした。リスの爪は意外に鋭いので、エサやり体験時は長袖長ズボンの着用がおすすめですよ。

5袋目のエサをあげるころになると、リスの食いつきもイマイチに。もうきっとお腹いっぱいになったんでしょうね。

岩の上でビヨーンと伸びて、まったりしている子も見かけましたよ。

放し飼い広場の出口付近では、大きなリクガメとも出会えます。

小さくてすばしっこいリスとは対照的に、大きな体でのっそり歩き回る姿に心癒されますよ。

モフモフ癒し系のウサギやモルモットのエサやり体験もできる

【町田リス園】はその名の通りリスが主役ではありますが、園内にはウサギやモルモットもいて、こちらもエサやり体験が楽しめます。

リスとは違って柵越しでのエサやりになりますが、モグモグ食べる可愛らしい姿はバッチリ目の前で見ることができますよ。

エサは、新鮮な野菜の盛り合わせ。一皿100円です。

ウサギもモルモットも共通のエサなので、両方のエサやりが楽しめるのがいいですよね。

ウサギは、味の濃いニンジンがお好み。

モルモットは、さっぱり味のレタスがお好みのようでした。どちらも野菜をちょっとずつかじる姿が可愛すぎてたまりません! 

前回訪れたときは、放し飼い広場のリスがエサをあまり食べてくれなかったぶん、こちらのウサギとモルモットがたくさん食べてくれて助かったのですが、今回はその逆。すでにお腹いっぱいのようであまり食べてくれませんでした。
エサはまず一皿購入し、動物たちの食べ方を見ながら追加購入することをおすすめします。

まとめ

大の動物好きの筆者とは異なり、実はあまり動物には興味がない息子。休日に「動物園に行ってみる?」と誘っても、「う、うん。動物園かぁ」と微妙な返事しか帰ってきません。
ところが「前にも行った【町田リス園】に、リスのエサやりに行ってみる?」と誘ったところ、「うん、行ってみる!」とノリノリ。実際に連れて行ってみたところ、とても楽しそうで大正解でした。

柵の外からリスを見るのではなく、すみかの中に入って間近で触れ合ったり、エサやり体験をしたりすることで、より深くリスの魅力に触れられるから楽しいんでしょうね。今回もよく観察していたようで、「リスのしっぽってフワフワで毛がつまっていそうだけれど、近くで見るとこんなに透け透けなんだねー」と驚いていました。

これを機にちょっとでも動物好きになり、週末のおでかけ先候補に動物園が加わったら……と切に願うばかりです(笑)。

(文・撮影:あゆーや/アソンデミエータ)

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-