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限りある収納空間で「洋服」「おもちゃ」「作品」を溢れかえさせないために収納のプロがやってること
子どもとの暮らしであふれてしまいがちなものの代表が、「洋服」「おもちゃ」「思い出のもの(作品など)」ではないでしょうか。我が家は子どもが4人いるので、これらのものが増えるスピードが早いんです……。片づけのプロでもある筆者が実践しているものを残す「基準づくり」についてご紹介します。
4人の子どもと暮らす、名古屋在住ライフオーガナイザー®︎の中矢くみこです。
子どもと暮らしていると、どんどん増えていくアイテムといえば「洋服」「おもちゃ」「思い出のもの(作品など)」ではないでしょうか。
4人の子どもがいる我が家でも、気がゆるむと、ついついあふれてしまいがちです。
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そんな我が家であふれない量をキープするために大切なのが「基本の量」です。といっても、数を数えて管理するわけではなく、決めた場所に収まるよう「ボリューム感」で判断しています。
洋服は着たおすことが前提! 4日分が基本
子どもたちの洋服は、それぞれの引き出しやカゴの中に入る量で管理をしています。
目安は4~5日分です(保育園で必要な服、セレモニー服は除く)。毎日洗濯をするので2日分でも事足りるのですが、洗濯できない日、お泊まりの日の予備ですね。もちろん服を選ぶ楽しみも4~5日あれば満たされているようです。
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できるだけ2年間は着られるように、ワンサイズ大きめを購入するようにしています。ワンシーズンで4着を着まわしていれば、そうボロボロになることもないので、2年で着たおしてリサイクルに出しています。
以前は、倍ほどの服を持っていたころもありましたが、いざ服の数を減らしてみても、意外と困っていません。おまけに、サイズアウトした洋服のチェックも枚数が少ないと楽ちんなのです。
残すおもちゃは1ボックス分だけ!
子どものおもちゃには、大きく分けて
・普段遊ぶもの
・遊ばないけど大事なもの
・必要なくなったもの
の3つがあります。
その中で、家の中で収納スペースを圧迫していくのが「遊ばないけど大事なおもちゃ」ではないでしょうか。できればどれも残してあげたいけど、スペースがない……。
この現状を子どもたちと話をしながら、最終的に「ひとり1ボックス」無印良品の「ポリプロピレン衣装ケース1段」に収まる量に落ち着きました。
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ただ、おもちゃの大きさは人によって違います。そこで、収納するおもちゃのボリューム感に合わせて、衣装ケースの高さ3種類(18cm、24cm、30cm)を選んでいます。
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もちろん、引き出しに入りきらなくなってきたときは見直しのタイミングです。
もし自分の引き出しに入りきらないときにも、別の子どもの引き出しに入れてもらったり、学習机の引き出しに移動したり……。子ども達自身が自分達の収納スペース中で、ボリュームの調整ができるように促しています。
思い出は自分で管理! 基本はひとり1ボックス
おもちゃと同じように、思い出のものも「ひとり1ボックス」として「IKEA」SKUBBに保管しています。大きなものが入らないなど、悩ましいところはありますが、これも子どもとの話し合いです。
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なかなか捨てられない長男(中2)は、小学生高学年のときに、ボックスが2つに増えました。でも、それもまた子どもの価値観。全然構わないのですが、無限に残せるわけではありませんよね。
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そこで、本当に必要なのか考えるきっかけとして
・ボックスは自分のスペースに置くこと
・独立したときに持っていきたいと思えるかどうか
この2つを投げかけています。
当時、大切だった思い出を数年後にどう感じるのか? 自分の気持ちの変化を感じる経験もしてほしいと思っています。
ちなみに、子どもが手放す判断をしたもので、私が残したいものは「子どもの思い出」として、こっそり残していますよ。
まとめ
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子どもとの暮らしの中では、避けては通れない「洋服」「おもちゃ」「思い出のもの」との関わり。どれも大切なものですが、収納できる空間には限りがあります。
「どんなものがあると心地いい?」「自分にとって大切なものは?」ということを子ども自身が考えるきっかけとして、一緒に基準を決めてみてはいかがでしょうか。