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2023年12月06日 10:11 更新

pecoさん「母の子育ては大成功」。「自分が大好きだし、自分だったら大丈夫、何とかなると思える」強さの源

モデルのpecoさんが3日放送の『おしゃれクリップ』(日本テレビ系)に出演し、母から受け継いだ子育て観、そしてryuchellさんへの思いを明かしました。

「筆箱とか鉛筆1本でも、人と一緒が嫌だった」

pecoさんは23歳のときに第一子のリンクくんを出産。2022年、ryuchellさんの告白を受けて離婚したことを発表し「これからは人生のパートナーとして、息子の親として今までどおり家族で暮らす」と新しい家族の形を報告しました。

しかし今年7月、ryuchellさんは急逝。番組では、20代にして多くの困難に直面したpecoさんの「前向きなエネルギー」にフォーカスし、子ども時代のエピソードや母から受け継いでいる子育て観、そしてryuchellさんへの思い、お子さんのことなど、たくさんの言葉が紡がれました。

小学生時代、友達同士で持ち物や洋服、髪型などをお揃いにしたり真似っこし合ったりするのが楽しい時期は誰しもありますが、pecoさんはとにかくオリジナリティ命。「筆箱とか鉛筆1本でも、人と一緒が嫌だった」と、絶対にかぶりたくなかったのだそうです。

学生時代からオシャレが大好きで、高校時代は髪を金髪に染め、黒髪のカツラをかぶって登校していたというpecoさん。好きなことに対しては我が道を貫き、決してブレないその価値観は、母の育て方によるものかもしれないといいます。

怒られたことも、やりたいことをダメだと禁じられた記憶もなく、「好き」をとことん極めさせてくれたというpecoさんのお母さんが一番大事にしていたのは、「自分のことを好きでいられる子になってほしい」ということ。

番組ではお母さんからpecoさんへの手紙も紹介され、そこには「自分を好きでいられないと人のことを好きになれないから、自分のことを好きになれるような子育てをしてきたつもりです」と綴られていました。そして、5歳になったリンクくんのことも……。

『哲子(pecoさんの本名)はあまり物事を深く考えていなくてあっけらかんとしているところがあります。孫も宿題ができなくて泣いて寝ても、朝になったら明るく「おはよう」と言う子です。まぁいいかと思って前にいけるのは哲子の良いところに似たんだと思います。そして彼は本当に心根の優しい子です。そういう優しいところはryuchellそっくりやし、子どもながらにママのために自分がしっかりせんといかんと思ってるみたいです』

こうして育ってきたpecoさんは「自分のことが小さい頃から大好き」と何のてらいもなく言い切ることができます。たとえ失敗したり困難にぶつかっても、「自分だったら大丈夫、何とかできる」と、自らへのゆるぎない信頼感があるのです。

「お母さんの子育て大成功だよ」と笑い、リンクくんを叱るときにも全否定しないように意識するなど、母から受け継いだものを自身の子育てにも生かしているというpecoさん。ただもちろん、自分のことを大好きだからといって、いつでも自信満々なわけではありません。「実は人見知り」だという一面も明かされました。

しかしリンクくんが生まれたときは、「人見知りだから……」と消極的にならず奮起。「息子のお友達を作るには私が誰かとお友達にならなきゃと思って、子育て支援センターに週3ぐらい行って、こんにちは!ってやってました」と、ママ友を作ろうと覚悟を決めて頑張ったのだとか。

また、お母さんが手紙にも記していたリンクくんの「優しさ」について、pecoさんは「息子のやさしさは200%りゅうちぇるから受け継いだものだなと思う」と断言。ryuchellさんが亡くなってから、リンクくんはお気に入りのディズニー映画『リメンバー・ミー』の世界観から「ダダは(別の世界でも)すごい可愛くてキラキラしてるんだろうね」と話したり、今でもryuchellさんの心配をしたり、「ダダに~してあげようね」と明るく言うこともあるのだそうです。

pecoさんは「家族がいるから日々前を向いていけるし、ryuchellが残してくれた宝物の息子と一緒に、思い出に蓋をするんじゃなくて、ここからまた一緒に、ryuchellを胸にしてがんばっていきたいよねって思ってるし、安心して見ててもらえるようにこれからもやっていきたいなと思ってます」と語りました。

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