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2023年11月27日 12:40 更新

家の中で失くしやすい物ランキング、1位は失くしたら大ダメージの「あるもの」に。2位は僅差で「スマホ・携帯」がランクイン

MAMORIOは、10代〜70代の全国の男女500名を対象とした「家の中での物の捜索」に関するアンケート調査をインターネットで実施しました。

ほとんどの人が一度は経験したことがある? 家の中での「紛失問題」

家の中では安心からか、私たちは気が緩みがちです。日常の忙しさやリラックスした雰囲気の中で、物をいざ必要とする場面になって初めて、その物がどこにあるか思い出すことが難しいことがあります。

家の中での紛失は、ほとんどの人が一度は経験したことがあるのではないでしょうか。そこで同社は、このような家の中での「紛失」に関する問題に焦点を当て、実態調査を実施しました。

6割以上が「1週間以内に家の中で物を失くした・失しかけている」

6割以上が「1週間以内に家の中で物を失くした・失しかけている」

今回の調査において、「家の中での紛失」が頻繁に発生していることが明らかになりました。調査結果によれば、「1週間以内」に家の中で物を失くした経験や、物を失くしかけた経験があると回答した人の割合はなんと「6割」にも達しています。

わずか1週間という短い期間の中で、多くの人々が物を見失ったり、見失いかけたりしているのです。このデータは、家の中での紛失が普遍的な問題であることを示しており、私たちが日常的に直面している課題の一つであることを浮き彫りにしています。

家の中で物を紛失しないように、4人に3人が「物の定位置を決めている」

家の中で物を紛失しないように、4人に3人が「物の定位置を決めている」

そんな家の中での紛失を防ぐために行なっている対策として、回答者の75.2%が挙げたのは「物の定位置を決める」でした。物の定位置を決め、使ったら必ずその場所に戻すという習慣を持つことで、物の紛失を減少させることができます。

次いで、「定期的に整理整頓を行う」(40.4%)という対策が挙げられました。定期的な整理整頓により、不要な物を捨てたり、物の配置を最適化したりすることで物が見つけやすくなります。

また、「家族や同居人と物の所在について共有する」(18%)ことも、紛失対策の一環として多くの人が実施しています。

物の所在について共有し、誤解を避けるために、コミュニケーションを活用することが有効であると考えられます。

一方で、紛失対策を「特に何もしていない」と回答した人は全体の10%(49人)となりました。

10人に1人は家の中の紛失に対して対策を行なっていないことになりますが、もしかすると対策を行うこと自体が難しいというケースもあるのかもしれません。

家の中での紛失の回数は、平均で月に3.2回に

家の中での紛失の回数は、平均で月に3.2回に

そして、月あたりの紛失回数の平均は「3.2回」にも及んでいます。調査に協力してくれた人の中から、実際の紛失の原因についての回答が寄せられました。

・使うカバンを変えて、財布や家の鍵を使うカバンに入れ替えるのを忘れる。(20代 女性)
・とりあえずここにしまった時、というのと、迷いながらしまった時の2つがいちばん始末が悪い。
・私自身は自分が使う物の定位置を決めて、必ずそこに戻すようにしていますが、旦那と息子は使いっぱなしが多く、定位置に戻さないため、私が使おうとする時に探すパターンがほとんどです。(40代 女性)
・後で確認しようと思い、ここなら大丈夫と思っておいていた場所でも視界に入らなければどこに置いたのかも、何をしなければいけなかったのかもよく忘れてしまいます。(30代 女性)

上記の回答からわかるように、物を「とりあえず」しまったりすることが、家の中での紛失の主な原因として挙げられました。

物を「とりあえず」しまうことで、後で確認しようと思っても視界に入らない場合、物の置き場所や使うべきことを忘れてしまうことも、家の中での紛失の一因とされています。

また、物の定位置を決めて必ず戻す習慣を持つ人もいれば、家族の中で定位置に戻さないことが多く、他の家族が使おうとする際に探すパターンが多いことも明らかになりました。

家の中で紛失しやすいもの、「鍵・スマートフォン・携帯電話」が約半数

家の中で紛失しやすいもの、「鍵・スマートフォン・携帯電話」が約半数

「特にどのような物が家の中で失くしやすいか」といった質問では1位に「鍵」、2位に「スマートフォン・携帯電話」という結果となりました。

その他にも、「チケット・カード類」「メガネ」「リモコン」「書類」「アクセサリー」…驚くことに、「靴下」までが失くしやすいと挙げられたエピソードも存在しました。

スマートフォンや携帯電話は他の人に鳴らしてもらうなどで対策は取れますが、特に「鍵」の紛失は他の物と異なり、代わりが効かないため、紛失した際のダメージが比較的大きいものと言えます。

調査概要

調査方法:インターネット調査
調査対象:10代〜70代の全国の男女 (全国調査)
有効回答数: 500
調査実施日:2023年11月9日

MAMORIO
https://mamorio.jp/

(マイナビ子育て編集部)

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