【介護施設でのトラブル】過半数が「特にトラブルはなかった」と回答、最多のトラブルは「ほかの入居者との喧嘩」
Speeeの運営する「ケアスル 介護」は、介護施設の入居経験がある人、もしくはその関係者300名に対して、介護施設で起きたトラブルに関する調査を行いました。
半数以上は介護に際して「特にトラブルはなかった」と回答
アンケートの結果、最も多かったのは「特にトラブルはなかった」で51.3%でした。なお、実際にトラブルが起こったものでは、「ほかの入居者との喧嘩」が16.7%で最も多いことがわかりました。
実際に起きたトラブルの実態は?
次に、実際に介護施設内で起きたトラブルについて、詳細を聞きました。
<入居者同士のトラブルに関するユーザーの声>
・物音や話し声がうるさいと喧嘩になった
・義母の部屋へいきなり認知症の男性の方がいきなり入ってきて色々と怒鳴ったことがあった
<スタッフ・職員とのトラブルに関するユーザーの声>
・人手不足だと思いますが目配りが足りない印象
・やはり忙しいと思うが、やっつけ仕事のような感じ
<介護サービスにまつわるトラブルに関するユーザーの声>
・嚥下障害が起きた時の対処、胃瘻の処置などに少し不満がありました
・介護職員の方が、車椅子に乗せる際、うまく乗せられず、骨折した
<金銭・盗難にまつわるトラブルに関するユーザーの声>
・わずかな金額のお金の紛失が度々あった
・引き出しに入れていたお金が無くなった
トラブルの対処法、最多は「スタッフに伝えて改善してもらった」
実際にトラブルが起きた時は「スタッフに伝えて改善してもらった」ケースが51.4%で最も多い結果となりました。
一方、「解決しなかった」と回答した人が13.4%いることから、介護施設に対して不満を強く言えない、相談先を知らないという人がいることも見受けられました。
調査概要
【調査手法】
・調査実施機関:インターネットリサーチ
・調査期間:2023年6月30日~7月1日
・調査対象:300人(アンケート回答者は、事前アンケートで「介護施設に入っている」または「入っていた(退去済)」被介護者か、「(被介護者)を介護施設に入れる予定」にチェックをつけた人を対象とした)
【調査目的】
介護経験者に対する、介護の悩みや不満に関する調査
ケアスル 介護:https://caresul-kaigo.jp/
(マイナビ子育て編集部)