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2023年07月12日 11:04 更新

【帰省ブルー】6割以上の妻が、義理の実家に帰省することを憂鬱に感じている!夫に相談しても帰省ブルーは解消しない!?

相談サービスのスマートフォンアプリ「Experienshare(エクスペリエンシェア)」を提供するgreedenは、義理の実家に帰省する予定の妻を対象に「帰省ブルー」に関する調査を実施しました。

「帰省ブルー」を感じる原因は何なのか、また、義理の実家に帰省するにあたっての悩みや不安を相談できている方は、どのくらいなのでしょうか。

6割以上が義理の実家に帰省するのは憂鬱…それには、どんな理由が?

はじめに、妻の立場から義理の実家に帰省することに関して聞いています。

「義理の実家に帰省することは憂鬱ですか?」と質問したところ、「とてもそう思う(30.6%)」「ややそう思う(34.8%)」と6割以上が、義理の実家に帰省することを憂鬱に感じているようです。

たとえ夫が自分の実家への帰省を楽しみにしていても、妻はそうではない可能性が高いといえます。

では、なぜ妻にとって義理の実家に帰省することが憂鬱なものになってしまうのでしょうか?

「義理の実家に帰省することが憂鬱になる理由として、近いものを教えてください(複数回答可)」と尋ねたところ、「気を使うことがストレス(80.1%)」と回答した人が最多となりました。

次いで「休みなのに休めない(40.7%)」「義理の家族とうまくコミュニケーションが取れない(29.1%)」「食事や環境が合わない(24.6%)」「夫のサポートが得られない(24.5%)」「長距離移動や長時間移動が負担(18.0%)」「家事の手伝いをさせられる(13.5%)」「プライバシーが守られない(13.5%)」「自分だけ粗末に扱われているように感じる(12.8%)」「その他(4.0%)」と続きました。

気を使うことがストレスになるため、義理の実家に帰省するのが憂鬱だという人が多いようです。
また、せっかくの休みなのに休めないことや、義理の家族とのコミュニケーションに苦労することも帰省ブルーの理由として挙げられました。

「その他」では、「学歴や容姿等変えられないことをディスられる」「衛生面が気になる。家が汚い」「タトゥーがバレないかヒヤヒヤする」といった回答も寄せられており、義理の実家に帰省することで、妻が心身ともに疲弊してしまう状況が読み取れます。

帰省ブルーになるには何が原因? 原因がなくても憂鬱という人が6割に

先ほどの調査で、6割以上の人が義理の実家に帰省することを憂鬱に感じているとわかりました。帰省しても休息できるどころかかえって気疲れしてしまうことが、帰省ブルーの原因となっているようです。

では、実際に帰省ブルーを感じている人は、義理の実家に対してマイナスイメージを持っているのでしょうか?

そこで、「過去に義理の実家に帰省した際、嫌な経験をしたことはありますか?」と聞いたところ、半数近くの人が「はい(49.8%)」と回答する一方で、残りの半数程度は「いいえ(50.2%)」と回答しました。

義理の実家に帰省した際に嫌な経験をしたかどうかは、ほぼ半数で意見が割れるようです。しかし、過去に嫌な経験をしている場合、その出来事が帰省ブルーの原因になりやすいと考えられます。

続いて、「どのような嫌なことがありましたか?近いものを教えてください(複数回答可)」と質問しました。

結果は、「姑など(義理の親)から嫌がらせや嫌味を言われた(36.9%)」と回答した人が最も多く、次いで「夫の親戚と相性が合わない(33.7%)」「子育てや子どもの教育について小言を言われた(28.5%)」と続きました。

義理の親から嫌がらせや嫌味を言われた経験のある人が多いようです。また、親戚と相性が合わなかったり、小言を言われたりした、という回答も支持されました。

では、義理の実家で特に嫌な経験をしていなければ、帰省ブルーに悩まずにすむのでしょうか?

「特に嫌な経験がなくても義理の実家に帰省することは憂鬱ですか?」との質問では、6割以上が「はい(60.1%)」と答えました。

先ほどの設問で、半数程度の人は義理の実家で嫌な経験をしたことがないと回答していますが、経験の有無に関わらず、多くの人にとって帰省は憂鬱なイベントといえそうです。

夫に相談している割合は半数以下、相談できない理由はなに?

義理の実家で嫌な経験をしたことにより、帰省ブルーを感じている人が多いとわかりました。

その一方で、特に理由がなくても、義理の実家に帰省することを憂鬱だと感じる人は6割にのぼります。では実際に、妻は夫に対して、帰省の憂鬱感を打ち明けられているのでしょうか?

「夫に、帰省することが憂鬱だと相談していますか?(過去にしたことがありますか?)」と質問したところ、半数以上の人が「いいえ(51.3%)」と回答しました。

義理の実家への帰省が憂鬱だと夫に相談できている人は、あまり多くないようです。では、妻が夫に帰省ブルーについて相談できない理由とは、一体何なのでしょうか?

続いて、「相談していない(できない)理由として近いと思うものを教えてください(複数回答)」と質問したところ、「相談しても解消しないと思うから(51.8%)」との回答が最多に。次いで「夫婦の不仲を招くようなことはしたくないから(37.5%)」「帰省シーズンだけ我慢すれば済むから(26.9%)」と続きました。

夫に相談しても帰省ブルーは解消しない、と考えている人が多いようです。また、夫婦の不仲を招きたくないという理由や、帰省シーズンだけ我慢すればいいという意見も多く集まりました。

7割以上の人が、本音では「誰かに相談したい!」と思っている

ここまでの調査で、半数以上の人が、夫に帰省することが憂鬱だと相談できていないことがわかりました。相談しても悩みを解決できないどころか、夫婦関係を悪化させるかもしれない、という恐れが原因となっているようです。

では、妻は夫以外の相手であれば、義理の実家に帰省する際の憂鬱感を相談できるのでしょうか?

「夫以外の誰かに、義理の実家に帰省する際の相談をしたいと思ったことはありますか?」と質問したところ、「とてもある(33.7%)」「たまにある(37.4%)」と、7割以上が帰省について相談したいと考えているようです。

夫には話せない義理の実家に関する悩みも、他の相手ならまだ打ち明けやすいと感じるのかもしれません。

しかし、夫や自分に近い関係の人に相談するのは気が引ける、という人もいるのではないでしょうか?

続いて「ご自身の周囲の方に、義理の実家に関する悩みを相談するのは抵抗がありますか?」と質問したところ、「とてもそう思う(19.9%)」​「ややそう思う(37.3%)」と半数以上の人が、自分の周囲の方に義理の実家に関する悩みを相談しづらいと感じるようです。

もし周囲の方に相談した内容が夫や義理の実家に伝わってしまえば、家族関係に悪影響を及ぼす可能性も十分あり得ます。帰省ブルーについて相談するにあたっては、相手を吟味することが大切だといえるでしょう。

最後に、もし帰省ブルーについて相談するならどのような人を頼りたいか、詳しく聞いています。

■夫や義理の実家にバレずに、的確なアドバイスをもらいたい!
・同じような環境、考えの人。また、悩みを克服できた人(30代/富山県/会社員)
・自分の家族と関わりがなく話を聞いてくれて、どうしたらいいか伝えてくれる人(30代/神奈川県/会社員)
・義理の実家に関わりがなく、相談したことがバレないような人。そして的確な解決方法を模索してくれる人(30代/鹿児島県/パート・アルバイト)
・義理の実家や主人と全くつながりがない人(40代/岡山県/パート・アルバイト)

自分や夫、義理の実家と全く関係のない相手に相談したい、という人が多いようです。また、帰省ブルーについてアドバイスや解決策を示してくれることも重視されています。

帰省ブルーの相談に乗ってくれる第三者を見つけて、前向きな気持ちで帰省したいですね。

調査概要

「帰省ブルー」に関する調査
【調査期間】2023年5月25日(木)〜5月26日(金)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査
【調査人数】1,001人
【調査対象】調査回答時に「義理の実家に帰省する予定の妻」と回答したモニター
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
【出典元URL】https://hello.experienshare.com/ja/

(マイナビ子育て編集部)

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