ライフスタイル ライフスタイル
2023年07月11日 11:28 更新

GLAY・TERUさんが、子どもがゲームにハマることを「アリ」だと考える理由とは?

GLAYのTERUさんが自身のラジオ番組『TERU ME NIGHT GLAY』(bayfm)で、子どもがゲームにハマっていることで悩んでいるママに対して独自のアドバイスをしています。

子ども自身が経験して「気づくことが大切」

7月5日の放送回で、この春から小学生になった子どもが「ポケモンGO」にどハマりしていることに悩んでいるというママからの相談に回答したTERUさん。

相談者は子どもと一緒に公園に行って「ポケモンGO」を楽しんだり、「ゲームは毎日30分まで」「外出先ではゲームをしない」といったルールを作ったりしているものの、子どもがルールに納得しないことに頭を悩ませているといいます。

TERUさんは「お父さんやお母さんの時代って(スマホやパソコンを)そんなにいじれない時代」でしたが、時代は変化して今の子どもたちは「『ポケモンGO』の良さを感じられる世代」だと話します。

そのため、ゲームに集中したり、ゲーム目的で散歩に行ったりすることは「アリ」だと考えているそう。親が心配してゲームの時間などを制限するよりも、子どもの「やりたいって気持ちを最大限に引き出してあげる」ことが大切だと伝えました。

また、食事中にゲームをすることはよくないととらえる人は多いものの、TERUさんとしては「食べながら勉強しているのと一緒」なので、それもアリなのだとか。

そもそも食事中のゲームを禁じる一方で、食事中のテレビはOKとしている家庭は珍しくないでしょう。TERUさんはそれらにさほど違いはないとして、食事中のゲームも「家にいるときくらいアリ」なのではないかと話していました。TERUさん自身、そうした自由な家庭で育ったそうで、「そのおかげで発想も自由になった」と感じているのだとか。

TERUさんいわく、子どもに「これはダメ!」と注意したり、ルールを課したりすることは「親の中での知識で(勝手に決めつけているだけで)しかない」ため、何事も子ども自身が経験して「ダメなんだと気づくことが大切」だと述べていました。

「ゲームをするときのルール」守れないときはどうする?

子どもがスマホやタブレットのゲームにハマってしまうと、親としては様々な心配が出てくることも多いでしょう。視力低下や姿勢の乱れ、やりすぎによる睡眠不足など健康に関する問題、言葉遣いの悪化、ゲームを通じて知り合った悪い大人からトラブルに巻き込まれるリスク、ゲーム課金をしすぎてしまう危険性……などなど、あらゆることが気になってしまうという人もいるかもしれません。

ただ、ゲームは本来楽しいものですし、気分転換にもなります。友達とのコミュニケーションツールでもありますし、ゲームを通じて学びを深めることもあります。ゲーム好きが高じて、ゲームクリエイターやCGデザイナーなどを目指すかもしれません。「絶対悪」としてしまうのは極端でしょう。

ルールを決めて適度に楽しむのが理想的ですが、ただ、実際にはルールがあってもきちんと守れないケースも多々あり、これもまた親が頭を悩ますところ。たとえば「1日1時間まで」「夜8時まで」といったルールを破り、遅い時間までずっとゲームをしているようだったら、いっそ取り上げてしまいたいとも思いますよね。

長時間利用が健康面での課題となることは確かなので、解決へと導くには一方的に「いけない」と叱るのではなく、子どもも納得のうえルールを決めることが大切です。なぜ親がゲーム時間を減らしてほしいと思うのか、子どもに話してあげてください。また、子どもが好きなゲームを親もやってみて、何が楽しいのかを知るのもいいですね。頭ごなしに叱るよりも、一緒に楽しみながら指摘する方が受け入れてくれるかもしれません。

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-