仕事 仕事
2023年06月19日 11:46 更新

今もリモートワークをしている人はどれくらい? 「毎日」「ほぼ毎日」「週に数回」で一番多かったのは?

AZWAYは6月15日、10代から60代以上までの男女500人を対象に実施した「リモートワークを今も続けているか」に関するアンケートの結果を発表しました。

コロナ明けも、15%は毎日リモートワークをしている

現在もリモートワークを続けているか尋ねたところ、268人が「はい」、232人が「していない」と答えました。続けている人にその頻度を聞くと、「毎日」が74人、「ほぼ毎日」が56人、「週に数回」が138人となっており、毎日リモートワークをしている人が全体の約15%いることがわかりました。

リモートワークの頻度

リモートワークを続けたいか尋ねると、389人が「はい」、111人が「いいえ」と答えました。年代別にみると、20代の人がわずかに多いものの、その他の世代とあまり大差はなく、ほとんど横並びという結果になりました。

【年代別】リモートワークを続けたい人の割合

リモートワークに対する不満について聞くと、最も多い回答は「オンオフの切り替えが難しい」(100人)、2位が「集中が続かない」(78人)、3位が「運動不足になる・太る」(64人)でした。

リモートワークへの不満

具体的なメリット・デメリットについて聞くと、以下の意見が挙げられました。

リモートワークのメリット<
●個人の裁量・判断によって効率よく仕事ができること。(30代女性)
●通わなくてよいので時間的にも精神的にもゆとりができることです。(50代男性)
●移動にかかる時間やコストが減り別の事に使える。(40代男性)

リモートワークのメリット
●光熱費等が負担になるところ。(50代女性)
●オンオフの切り替えが難しいところ。(20代男性)
●対面でのコミュニケーションでの連携が取りづらいこと。(40代女性)

リモートワークのメリットとしては、通勤時間がないことによる効率のよさや時間の節約、通勤ストレスからの解放という声が多く挙がりました。一方、リモートワークのデメリットとしては、「オンオフの切り替えが難しい」という意見のほか、光熱費の負担を不満と挙げている人も見られました。

次に、企業はリモートワークを続ける方がいいと思うか尋ねたところ、68.8%が「はい」と答えました。「どちらとも言えない」は26.6%、「いいえ」は4.8%で、不要と考えている人は少ないことがわかりました。

企業はリモートワークを続けた方が良いと思うか

その理由は、以下の通りです。

「はい」と答えた理由
●一人で黙々と作業するのならオフィスに出社する意味はないので、職種や仕事内容によってはリモートワークを続けないと人材が離れていく。(40代男性)
●リモートワークが当たり前の状態になれば転勤の必要性も無くなり、「仕事の中に生活がある」状態ではなく「生活の中に仕事がある」という本来の生き方に戻すことができるため。(50代男性)
●煩わしい人間関係から解放されるから。(40代男性)

「どちらとも言えない」と答えた理由
●コミュニケーションが取りづらい点があり、会社であればすぐに確認できたり、作業できたことがスムーズに進まないことです。(40代男性)
●企業によってリモートでできる仕事とできない仕事、効率の良い悪い仕事があると思うので。(60代以上男性)
●やはり自宅だと仕事環境が整ってないので、職種によると思います。(40代男性)

「いいえ」と答えた理由
●仕事とプライベートは環境そのもの、仕事場である会社や事務所とプライベートである家は分け、メリハリをつけるべきだと思うからです。(50代男性)
●営業日に休日を取っても、皆が知るシステムがなかったため、仕事のチャットが入ってきて、結局仕事をしていた。(40代女性)
●皆がほぼ仕事をしないで遊んでいるため、業績が下がっているからです。(40代男性)

誰にも見られていない環境で仕事をすることの難しさや、休みを共有するなどリモートワークならではのシステムの確立が必要なことがわかりました。

調査概要

調査対象:10代から60代以上までの男女
調査期間:2023年4月21日〜30日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性 240人/男性 260人)
回答者の年齢:10代1%、20代19.6%、30代31%、40代27.8%、50代15.6%、60代以上5%

AZWAY
https://azway.co.jp/

(マイナビ子育て編集部)

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-