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2023年03月10日 07:16 更新

てぃ先生が教える「なんで○○したの!」の言い換えで子どもの本音が引き出しやすくなる!

保育士YouTuberてぃ先生の人気YouTubeチャンネルから、子どもについ言いがちな「なんで○○したの!」の言い換えについて紹介します。

「なんで○○したの!」と言っても状況が改善されることはない

(※画像はイメージです/PhotoAC)

現役保育士のてぃ先生は、YouTubeでさまざまな育児情報を発信。SNSで公開している子どものほほえましいエピソードやパパやママの気持ちに寄り添った育児論も反響を呼んでいます。

動画で、子どもについ言ってしまう「なんで○○したの!」の言い換えについて解説しているてぃ先生。

子どもが食事中にコップを倒してしまったとき、「なんでコップ倒したの!」、お片付けをしないとき、「なんでお片付けしてないの!」と、言ってしまったことがある親は少なくないはず。てぃ先生もかつて、保育園でそのような言い方をしたこともあったそうですが、「その場の状況が改善されたことはない」と感じ、別の言葉に変えたといいます。

そもそも「なんで◯◯したの!」という言い方をされると、言われた方はただ自分を責められているように感じます。子どもだってもちろんそう。そして親もただ怒っているだけ。「なんで◯◯したの!」と言いつつも、実際はその理由を聞く気がないことがほとんどでしょう。

てぃ先生は、これを「何かあったの?」に言い換えることを推奨。すると、子どもは親に心配されていると感じ、困っていることや本当に言いたいことを伝えやすくなるといいます。

お出かけの際に靴を履きたがらない子どもに対して「なんで靴履いていないの?」と言ってもまったく状況が改善しなかった一方で、「何かあったの?」と言ってみたところ、子どもが「あっちの靴が良かった」と靴を履きたがらない理由をすんなりと教えてくれ、お出かけの準備がスムーズになったという例もあるそうです。

「何かあったの?」と聞くことは、子どもが親に相談しやすい関係性を作ることにもつながるため、子どもの困りごとが解決しやすくなるのはもちろん、もしいじめなどに遭った場合にも親にそれを隠さず、助けを求めてくれる可能性が高くなります。

一方、「なんで○○したの!」を使っていいケースも実はあるといいます。それは子どもを褒めるとき。子どもが何かを達成した際「どうしてこんなに上手にできたの?」と言ってあげると、子どもは自分が努力した内容をイキイキと説明してくれ、モチベーションが高くなるといいます。

「なんで○○したの!」と「何かあったの?」、場面に応じて使い分けたいですね。

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