ライフスタイル ライフスタイル
2022年07月27日 18:10 更新

都道府県・幸福度ランキング静岡県が急上昇、2位は鹿児島県。二年連続1位に輝いた県は?

住民が最も「幸せである」と感じている都道府県はどこ? 「都道府県・魅力度ランキング」など地域・自治体の評価指標として全国で利用される「地域ブランド調査」。そのコンサルティングを行う株式会社ブランド総合研究所は、「第4回地域の持続性調査2022」の結果を公開しました。

この調査は、住民視点で「地域の持続性」を明らかにするため、各都道府県の住民を対象に、幸福度をはじめ、生活満足度、愛着度、定住意欲度の4項目を数値化するとともに、それらの総合指標として「持続度」を算出しています。

より詳細な分析を行うため、持続性に影響しているプラス要因として住民による地域の魅力度と自慢度、そして魅力要因を数値化。マイナス要因としては、住民が感じている悩みや課題を抽出し数値化しています。

「あなたは幸せですか」 全国の平均点は70.1点

調査は15歳以上の男女を対象に、2022年5月20日から26日にかけてインターネットで実施。各都道府県の住民それぞれ約500人ずつ計22,973人から回答が寄せられました。

「幸福度」は、「あなたは幸せですか」という問いに対し、「とても幸せ」、「少し幸せ」、「どちらともいえない」、「あまり幸せではない」、「全く幸せではない」の5段階で評価してもらい、それぞれ100点、75点、 50点、25点、0点で加重平均して算出されました。

47都道府県の平均は70.1点。前年の69.2点より増加しています。

静岡県が急上昇

今回の調査で大きくランクアップしたのは、「静岡県」。昨年31位から今年は4位です。また、12位の福岡県も5位と上昇しています。また、今年は、上位には九州など西日本の県が多い一方で、東京都が46位、神奈川県が45位、千葉県が44位と、首都圏の都県は順位が低くなっています。

3位は宮崎県の74.9点、2位の鹿児島県の75.4点。鹿児島県は昨年の15位から順位、点数ともに大きく上昇しています。

幸福度1位は2年連続で沖縄県

そして、住民が最も「幸せである」と感じているのは沖縄県でした。沖縄県は2年連続1位です。 

沖縄県民の回答者のうち41.8%が「とても幸せ」、36.2%が「少し幸せ」と答えるなど、およそ8割が「幸せ」と答えています。幸福度は77.4点で前年の78.1点よりわずかに減少。その一方で、「全く幸せではない」はわずか2.6%、「あまり幸せではない」も5.3%と、ネガティブな意見がとても少ないのが特徴です。

幸福度ランキングの結果一覧

そのほか、調査では「生活満足度」、「愛着度」、「定住意欲度」といった項目も調査、都道府県の「持続度」として算出しています。

その結果、47都道府県の平均は71.4点で、前年の71.7点よりわずかに減少。47都道府県中で29都道府県が減少しています。

調査概要

調査方法 :インターネット調査
調査対象 :47都道府県の登録調査モニター(15歳以上)から、居住する都道府県別に抽出
総回収数 : 計23,520人 (各都道府県から約500人ずつを回収)
有効回答数:計22,973人 (各都道府県の回答者数は476~514人)
調査時期:2022年5月20日~5月26日
調査項目: 持続指標;幸福度、生活満足度、愛着度、定住意欲度
ロイヤルティ指標; 魅力度、自慢度、魅力項目(自然、交通など計26項目)
住民の悩み;定収入・低賃金など46項目
地域の課題;農林水産業の衰退など50項目
回答者属性; 年齢、性別、婚姻、子供の有無、世帯年収、居住形態など

地域ブランドニュースサイト

リリースダウンロードサイト



(マイナビ子育て編集部)

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-