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2022年04月24日 06:15 更新

アイロンビーズのATMが本格的! おもちゃのお札で無限に遊べる

アイロンビーズの世界は奥が深く、大人の本気が詰まったものすごい作品も。今回は本物さながらの動きをするATMをご紹介します。

本物さながらじゃん!

アイロンビーズでいろんなものを作るのが好きだというmiwa(@miwa_my)さん。立体的な作品や電気が通る仕組みのものまで、miwaさんがTwitterで投稿しているアイロンビーズ制作の数々には目が釘付けです。

miwaさんは100円ショップでおもちゃのお札をゲットしたことから、以前アイロンビーズで作ったATMで再び遊び出したそう。このATMがめちゃくちゃ本格的!

紙幣とカードそれぞれの挿入口から、番号ボタン、画面まで細かく再現されていてすごい……。しかも、カードを挿入するとランプが付くんです!

こちらは一年前の作品ですが、最近おもちゃのお札でまた遊び始めたとのこと。どのようにこのATMを作っていったのか、miwaさんにお話を聞きました。

思い出の場所(幼稚園)は2週間かけて作った大作

――なぜアイロンビーズでATMを制作したのですか?

miwaさん ATMを作っている工作動画を見ていた息子が「ATM楽しそう!作って」と言ったことがきっかけです。ただ、その工作動画での材料がダンボールや画用紙を使うようなもので、クラフト工作はすごく苦手なので、得意なアイロンビーズで作ることにしました。

――カードを挿入するとランプが付くことに驚きました。どんな仕組みになっているのですか?

miwaさん 小学校でも習うような仕組みなのですが、モーターと線、電気を通す金属板、タミヤの逆転スイッチ付きの電池ボックスで簡単な電気回路を作りました。

――ATM制作で一番大変だったのはどんなところですか?

miwaさん アイロンビーズの図案(設計図)がないので、紙幣を挿入する箇所やカード差込口にどうやって電気回路を取り付けるか、ビーズを並べる段階で考えないといけないのが大変でした。一番大変だったのが、カードを差したら金属板が跳ね上がり、金属同士が触れ合って電気を通る仕組みを作るところで、角度が悪くてカードを差すと何枚も金属板を折って何回も作り直したことです。

――根気のいる作業ですね……! 特にこだわった部分はありますか?

miwaさん お金が出し入れできるように、逆転スイッチを使ったことです。

ーー出し入れの仕組みもすごいです。どのようなきっかけでアイロンビーズが趣味になったのか教えてもらえますか。

miwaさん 8年前、上の子がまだ保育園に通っていたころ送迎中に他の園児のリュックにアイロンビーズで作られた犬のキャラクターが付いているのを見かけて、「自分も子どもに作ってあげたい!」と思い立ち、その足でアイロンビーズを買いに行ったことがきっかけです。

――今までで一番の大作はなんですか?

miwaさん 地域の思い出制作で作った「思い出の場所。(幼稚園)」です。いつもはマイペースにアイロンビーズ作品を作って楽しんでいますが、このときは締切期限があったので夜中まで作っていました。子どもたちにも自分が通った幼稚園ということでそれぞれ砂場やローラー滑り台、ブランコを作らせるなど、2週間かけて共同制作をしました。卒園児の姉は「この滑り台は撤去されて今はないね」、同じく弟は「僕はこの遊具で遊んでるよ」なんて話が盛り上がりました♪ 大変ではありましたが、子どもたちと共同で楽しみながら作れました。

見ているだけでもワクワクするようなアイロンビーズ作品の数々ですね! 新作品の投稿も楽しみにしています。miwaさん、楽しいお話をありがとうございました。

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