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2022年04月02日 17:38 更新

小学1年生の描いた絵「アングルがすごい」と大反響! アートディレクターの父が唸った見事な構図【カッコよすぎ】

Twitterで話題の投稿を編集部がピックアップしてお届け! 今、小学1年生の女の子が描いた絵画作品が大きな話題となっています。

アングルが凄い

奥行きのある絵を描くのって、なかなか難しいですよね。どうしても平面的な構図になってしまうという人は多いのでは。しかし今、小学1年生の女の子が描いた見事な構図の絵が、Twitterで43.9万いいねを集め大きな話題になっています。

アートディレクターとして活躍する光嶋崇さんは、「娘の絵、アングルが凄い。」とつぶやき、小学1年生のお嬢さんが描いた絵をTwitterに投稿。木にとまったセミにじっと狙いを定めて虫捕り網を構える女の子の姿を描いたその絵は、少し高い視点となるセミ側から見下ろすようなアングルになっています!!

「娘の絵、アングルが凄い。」

出典: https://twitter.com

出典: https://twitter.com

「43万いいね!は、Webやデザインのプロの私が一生かかっても獲得不可能な数字」だと話す光嶋さん。幼いころから絵を描くのが大好きだったというお嬢さんのお話を伺いました。

一日で家庭での立場が逆転!

ーー投稿された絵が大きな反響を呼んでいます。

光嶋さん 娘の「セミとり」の絵が多くの方から高評価をいただいて嬉しいです。この絵は「夏休みの思い出」というテーマで、2021年のコンクールに応募して落選した作品です。娘は同じコンクールに一昨年も応募して賞を頂いていたので、連続入賞を目指していましたが残念な結果に終わりました……。しかし、今回Twitterで40万人以上の多くの方に気に入ってもらえて娘は喜んでいます。ただ、おかげさまで、一日で家庭での立場が逆転しました(苦笑)。

ーーこの絵を見て、アートディレクターとして光嶋さんはどのような感想を持ちましたか?

光嶋さん 歌川広重の冨士三十六景「武蔵小金井」や名所江戸百景「水道橋駿河台」の構図の影響が感じられます。
主題をとにかく大きく描いて一瞬で人の目を引き、視線をずらすとドラマを感じる空間に入る。生き物の目線には魂が込められ、動きは一瞬を捉えています。セミの足をよく見るとそっと右へ動いているようにも見えます。小さな虫カゴ見ている私たちは、セミの気持ちにもなれそうです。
真剣勝負を支える地面には簡略化された草がありますが、図書館で見た絵本のアイデアを取り入れたそうです。前景と後景はタッチを変えているの? と聞くと、休憩したら偶然そうなっただけだと言っていました。

ーーすごい! 幼い頃からお嬢さんは絵を描くのが好きだったのですか?

光嶋さん はい、大好きでした。幼い頃からほぼ全ての娘の作品をファイリングしていますが、現在特大サイズのファイルで4冊目になります。
娘は7歳ですが、すでに10カ国で生活を経験していて、ルーブル美術館をはじめ国内外の様々な美術館や博物館などを訪れて「本物の芸術」を数多く見て学んでいます。家族にクリエイターや芸術家が多いので、日常的に家族が物作りやアイデア出しをしている環境で育っていることも、制作意欲につながっているのだと思います。

ーー別のツイートも拝見しましたが、YouTube動画を制作したり、一緒にケーキを焼いたり竹灯篭を作ったりと、親子でクリエイティブなことをたくさんされているんですね。

光嶋さん アクアリウム、ガーデニング、レゴ、オリジナルのスゴロクやカードゲームをゼロから考えたりするのは楽しいですね。動物園も植物園も水族館もプラネタリウムも、子どもの目線で何にでも興味を持って暮らしていれば、どんなことでも楽しいです。
娘とリカちゃん人形で遊ぶとき、僕はリカちゃん以外の十人くらいの役を同時に演じきれるようになりました(笑)。私の趣味のスケボーやラジコンなど男の子っぽい領域にも付き合ってもらいます。子どもたちの可能性は無限です。


現在、お嬢さんの許可を得て「セミとり」の絵はNFTで販売を開始したそう。お嬢さんは収益の一部を戦争で困っている子どもたちに寄付する意向だそうです。

▼NFTはこちら
光嶋華乃「セミとり」
  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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