赤ちゃんの枕っていつから？ 選び方と人気の売れ筋枕８選

子供用枕とひとくちにいっても、サイズはまちまちです。大人用枕に比べたら小さいですが、たとえば3歳の子と7歳の子にふさわしい枕の大きさは違うもの。子供の頭や肩幅などに見合ったサイズの枕を選んであげましょう。枕によっては、対象となる年齢や身長が示されているのでチェックしてみてください。よくわからなければ、売り場のスタッフなどに確認するといいでしょう。

熟睡を妨げる問題点は子供によって違います。寝相の悪い子もいれば、寝汗がひどい子もいるでしょう。どのような悩みを解決してあげたいのかも枕選びのポイントにしてください。

成長段階の子供は体の歪みを調整するために寝返りが多くなりがちです。眠りが浅くならないように、スムーズに寝返りをできるような枕を選びましょう。

子供は新陳代謝が活発なので、たくさんの汗をかきます。通気性がよく吸湿性にすぐれた素材の枕で心地よく眠れるようにしてあげましょう。

ジュニア向けの枕のなかで人気のあるものをご紹介します。

詰め物の量を調節して、子供の身長に合わせて枕の高さを変えることができます。枕の中央と両端の3か所ごとに高さを決められるようになっています。

NASAに公式認定されている寝具メーカーの子供用枕は、頭から首筋にフィットするようにカーブしているのが特徴です。背骨を伸ばし、首や肩まわりの筋肉をゆるめてくれます。

小学校低学年から高学年まで、成長に合わせて3サイズから選べます。寝返りをしても枕から落ちないように90cmの幅を確保してあり、スムーズに寝返りをうてるよう高さも調節できる仕組みです。肩幅に沿うようカーブしています。

老舗のまくらメーカーがつくる子供用枕は、専用パッドをつけて高さを調節します。波型のカーブにより、スムーズな寝返りができるよう工夫されています。

特徴である「三次元エアスリープ素材」は90％以上が空気でできているので湿気がこもりません。汗をたくさんかく子供でも快適な眠りにつけるでしょう。耐久性にもすぐれているので、長く使い続けられます。

5歳くらいまでを対象とした子供用枕で、「ジェルトロン」というプニプニとした素材が子供の頭をやさしく包み込んでくれます。向きグセを治すのに有効と評判です。

首に負担がかからないように、枕の中心部がくぼんでいます。頭と首が安定するうえに心地よい感触があるので落ち着いて眠れるでしょう。

子供を抱くようにアーチ型をした「抱かれ枕」です。ママに添い寝をしてもらっているような安心感を得られるので、ひとりで寝るようになった子にもおすすめです。

新生児期の赤ちゃんは、折りたたんだタオルを枕代わりにする程度で十分です。寝返りのできない時期に枕を使うと、窒息するおそれがあります。特に子供用枕ではふかふかとして柔らかすぎるので、ベビー用枕を使ってください。ベビー用枕を使い始めるのは、3か月を過ぎて寝返りができるようになってからでも遅くありません。

同じ方ばかり向いて寝ていると、赤ちゃんの頭の形が変形することがあります。成長するにしたがって向き癖も頭の形もなおっていくはずですが、枕を使って寝る向きを変えてあげてもいいでしょう。

授乳する際に赤ちゃんの体を支える「授乳クッション」に赤ちゃんを寝かせてしまうという技があります。授乳クッションのくぼんだ部分に赤ちゃんを寝かせてあげると、背中が自然に丸まってママのおなかの中にいた状態に近くなるのです。

ママが楽な姿勢で添い寝できるように、授乳クッションを利用できます。授乳クッションの切れ目をママに向けて赤ちゃんをくぼんでいるほうに寝かせると赤ちゃんとママが近くなるので、楽に寝かしつけできるでしょう。

枕カバーを手作りするときには、肌触りのいい生地を選びましょう。ガーゼ生地は触り心地もよく、汗をよく吸い取ってくれるのでおすすめです。

面倒なファスナー付けをすることなく、枕カバーはつくれます。生地を袋状に縫い、片側を15cmほど被らせるようにすると枕をすっぽりと包める形になるでしょう。意外と簡単にできるので、ミシンが苦手なママも挑戦してみてくださいね。

寝具メーカーの西川は、子供を対象にした枕の手作りキットを販売しています。小学校3年生（身長120cm）以上が対象となりますが、子供が自分の体に適した高さの枕をつくれるのです。
専用のスケールで頭と首の高さを測り、付属の表で算出した量のパイプを枕に入れていきます。余ったパイプを残しておけば、身長が伸びたときにパイプの量を調整できるでしょう。

子供用枕は、たくさんの種類が出回っています。それぞれに違った特徴があるので、子供の年齢や寝るときのクセなどに適したタイプを選んでください。枕ひとつ変えるだけで、睡眠の質は大きく変わります。快適にぐっすりと眠れるように、子供にぴったりの枕を探してみてはいかがでしょうか。