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2022年03月22日 12:02 更新

にんじんの保存方法と賞味期限|常温・冷蔵・冷凍別に詳しく解説

にんじんを長持ちさせるために適した保存方法を知っていれば、お買い得品をまとめ買いしても、大量に頂き物をもらっても大丈夫。本記事では常温・冷蔵・冷凍での正しい保存方法を詳しく解説。調理時間の短縮にも繋がる冷凍方法も併せてご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。



こんな方に読んでほしい

■にんじんの保存に適した方法と保存場所を知りたい

■にんじんの常温・冷蔵・冷凍別の賞味期限を知りたい

■にんじんの常温・冷蔵・冷凍別の保存方法を知りたい

にんじんの保存に適した方法と保存場所

長持ちさせる保存方法 

にんじんを長持ちさせるには、まず、乾燥しないように新聞紙に包みましょう。さらにポリ袋などに入れ、立てて保存することが望ましいです。乾燥も大敵ですが、にんじんは水気にも弱いため、水滴が付いていると傷みが早くなります。水滴の付いている部分をよく拭いてから新聞紙に包むようにしてください。

にんじんの保存に適した場所とは?

にんじんの保存に適した場所は、夏場なら冷蔵庫の野菜室か冷凍庫、冬場は冷暗所であれば常温でOKです。にんじんは高温多湿に弱いため、温度は0~5℃が適しています。

にんじんの葉は取る

葉付きのにんじんですが、スーパーで売られているものにはほとんど付いていませんよね。葉がそのまま付いていると、葉が栄養を吸い上げてしまい、早くしなびてしまう原因になるため、切り取られていることが多いのです。
しかし、頂き物のにんじんには葉が付いている状態のものあるかと思います。できるだけ早めに切り取ってしまいましょう。

にんじんの保存方法による賞味期限

常温保存の場合

常温でも冬場の冷暗所で保存状態が良ければ、1週間は持ちます。使い切れなかった場合、常温での保存は止め、ラップで包み冷蔵庫で保存するようにしましょう。

冷蔵保存の場合

あとの章「にんじんを冷蔵で保存する場合の方法」で詳しく解説しますが、冷蔵保存に適した方法を行えば、賞味期限は約2週間です。

冷凍保存の場合

冷凍保存に適した方法ならば、約1カ月を目安としてください。大量ににんじんを入手したときや、日々の調理時間の短縮には冷凍保存が便利なので、1カ月ごとに冷凍保存用のにんじんを切っておくことは時短テクニックに繋がるでしょう。

根菜類のにんじんは冬場は常温で保存OK

1.洗ってしっかり水気を取る

にんじんは水気を嫌います。水洗いしたにんじんはキッチンペーパーなどでしっかりと拭いてください。

2.新聞紙で包む

湿気や乾燥からにんじんを守るため、一本ずつ新聞紙で包みます。水気が出ると傷みが早くなり、乾燥するとしなびてしまいます。

3.立てた状態で冷暗所に置く

新聞紙で包んだにんじんは、カゴなどに立てた状態で冷暗所に置きましょう。にんじんは土の中で縦に成長していく根菜類なので、横で置いたままにしてしまうと、ストレスがかかってしなびてしまいます。

にんじんを冷蔵で保存する場合の方法

1.洗ってしっかり水気を取る

にんじんを冷蔵保存する場合も、常温保存と同様です。まずは洗って汚れを取り、キッチンペーパーなどでしっかりと水分を拭き取ります。にんじんは水気が苦手なので、十分に行ってください。

2.新聞紙にくるむ

しっかり水気を取った後は、一本ずつ新聞紙で包みます。

3.密封できる袋に入れる

新聞紙で包んだにんじんを密封できる袋に入れましょう。冷蔵庫内は温度が一定なので湿気はありませんが、にんじん自体から水分が出る場合があります。ある程度は新聞紙が吸い取りますが、密封できる袋に入れておけばなお湿気と乾燥から守ってくれるでしょう。

4.立てた状態で冷蔵庫に入れる

冷蔵庫内でもにんじんが立つ状態で保存するようにしてください。

にんじんを冷凍で保存する場合の方法

調理するときのことを考えてカットする

調理するときのことを考えてカットしましょう。イチョウ切り、乱切り、千切りなど、切り方で袋を分類しておくとなお良いです。

密封できる袋に入れる

切ったにんじんは、乾燥や湿気を防ぐために、ジップロックなどの密封できる袋に入れて冷凍庫で保存してください。袋には冷凍保存開始日を明記しておくといいですね。

固めに下茹でしておくと時短に繋がる

切ったにんじんを固めに茹で、冷ましたのちに、密封できる袋に入れて保存しましょう。常温保存や、冷蔵保存しておいたにんじんは、火が通りにくいので、あらかじめ固ゆでの冷凍にんじんを使うと調理時間の短縮になります。

おいしく食べるには解凍方法にコツがある

凍ったままの状態でも調理は可ですが、水っぽい食感となり風味は落ちます。できれば、調理する前日に冷蔵庫に移しておきましょう。冷凍保存しておいたにんじんを使う場合は「ゆっくり解凍」が適しています。もし、急ぎで使いたい場合は、電子レンジで加熱すると良いです。

まとめ

■にんじんは水気・高温多湿に弱いため、夏場は冷蔵・冷凍保存がおすすめ

■常温保存での最適温度は0~5℃(冬場の冷暗所ならOK)

■新聞紙で包む・密封できる袋に入れる・立てて置くことが長持ちさせるポイント

■解凍は「ゆっくり」がポイント ⇒ できれば前日に冷蔵庫へ移動

■解答を急ぎ場合は電子レンジで温めてから使うと良い

にんじんは豊富なビタミンが含まれる食材であり、料理の彩りをよくしてくれます。正しい保存方法を知っていれば、長期間保存することもでき、さらに調理時間の短縮にも繋がります。冷凍保存する場合は、カットするときに調理しやすい形にしたり、型抜きで星やハートにしたりすると、お弁当の彩りにもなるでしょう。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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