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2021年12月17日 16:26 更新

【年齢別】こども靴のサイズと選び方|こどもの発達を促す靴選びを

成長途中のこどもの足を守るため、靴を選ぶ際はサイズをしっかりはかって歩きやすいものを選んであげたいですね。歩きやすいよい靴を選べば、土踏まずが発達し、活動能力も上がります。歩きはじめた乳幼児から、ジャンプしたり走ったりと、元気にあそぶ小学校低学年までのこども靴のサイズと選び方をご紹介します。

【年齢別】こども靴のサイズ

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年齢別に、こどもの靴のサイズのめやすをご紹介します。

ただし、こどもの成長には、個人差があります。また、身長、体重の増加率と足のサイズの成長率は、必ずしも一致しません。こども靴のサイズ選びは、身体の見た目にまどわされず、定期的に足の様子を見てあげるようにしましょう。

子どもの月齢・年齢と靴のサイズのめやす

おおよその目安となるこども靴のサイズを表にまとめましたので、参考にしてください。ただし、同じサイズの靴でも、メーカーやアイテムによって大きさが異なりますので、あくまで目安と考えてください。

月齢・年齢別こどもの靴のサイズ

こちらは海外のこども靴のサイズです。メーカーにより違いがありますので、くわしくは各メーカーの対応表をご確認ください。

こどもの靴のサイズを見直すタイミング

乳幼児は成長がはやいので、3か月ごとにサイズを見直しましょう。3歳を過ぎたら、最低でも1年に1回はサイズの見直しをしてあげてください。こどもは服や靴のサイズには無頓着で、自分から「靴が小さくなった」とはなかなか言いません。

小さいサイズの靴を履き続けていると、足の成長が阻害されます。つま先を丸めて無理に靴を履いていると、爪が変形することもあります。靴を履くのに時間がかかる、すぐに靴を脱ぎたがる、歩くのを嫌がるなど、気になる様子があれば靴のサイズアウトを疑ってみましょう。

足のサイズの測り方

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こどもの靴を選ぶ際は、試し履きをするのがベストです。家でサイズを測って、実店舗で何足か試してみましょう。ECサイトで買う場合は、返品・交換ができるサイトで購入することをおすすめします。

こどもの足は、立った状態で測りましょう。

「長さ・幅・足囲」を測る

サイズを正確に把握するため、「長さ・幅・足囲」を測ります。長さは、かかとからつま先まで。幅は、親指の横の骨から小指の横の骨までの長さ。足囲は、足指のつけ根の部分で足をぐるりとメジャーで巻いて測ります。

紙に足形を書き写すと測りやすい

くすぐったがってじっとしていてくれないときは、紙に足形を書き写すと測りやすいです。固めの画用紙の上に立たせて、ペンで輪郭をサッとなぞりましょう。長さを測るためには、かかとの中心と、足の人差し指の中心を線で結び、中心線を引きます。その後、つま先と中心線を垂直に結びます。かかとから、2線が交わった点までが、足の長さです。

フットメジャーを利用しても

こども靴の専門店や、こども靴を多く扱っているお店では、フットメジャーが利用できるところもあります。プラスチック製のフットメジャーも販売されているので、購入してみてもよいでしょう。じっとしていない幼児には有効です。

こどもの足を写真に撮ってサイズを測るアプリもあります。スマホでかんたんに計測できるので便利です。

こども靴の選び方ポイント

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こども靴を選ぶ際は、サイズ以外にも次のポイントに着目しましょう。

つま先にゆとりがある

こども靴は、つま先にゆとりがあるものを選びましょう。具体的には、測った足の長さサイズに0.5~1㎝のゆとりが必要です。ゆとりは、3歳までは0.5~0.7㎝、4歳以上は0.7~1㎝を目安にしてみてください。靴のなかで親指がすこし動かせるものがよいでしょう。

サイズにゆとりが確保できているかわかりにくい場合は、靴から中敷きを取り出して足に合わせて確認するとわかりやすいですよ。

やわらかく靴底が曲がる

靴底が固いと、歩く際にしっかりと足を蹴りだすことができません。靴底がやわらかく、指のつけ根でしっかり曲がるものを選びましょう。ジャングルジムなどの遊具に登ったり、不安定な場所でバランスをとったりするときも、靴底がやわらかく曲がるほうが安定して動けます。

甲の高さを調節できる

小さいこどもの足は甲高の場合が多いです。足の長さや幅に合わせると、甲の部分がきついこともあります。甲の部分が調節できるタイプの靴であれば、きゅうくつさを感じさせずにしっかりホールドできるのでおすすめです。

かかとをしっかり固定できる

かかと部分がしっかりしている靴は、なかで足が動くことがなく、安定した歩行を助けてくれます。やわらかすぎないものを選びましょう。ループがついているタイプは、こども自身が靴を履くときに役立ちます。

こども靴のお手入れ方法

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こども靴は汚れます。水たまりに入ったり、泥汚れがかかったりした靴はもちろん、きれいに見える靴でも、中は汗や皮脂で汚れています。こまめに洗うと靴の寿命も伸びますよ。

こまめに洗濯しましょう

こども靴は、ふだん使いを2足用意してこまめに洗濯しましょう。予備の靴があれば、靴が汚れるようなあそびにも寛大になれます。洗濯ネットに入れて、弱水流で丸洗いも可能です。面倒な場合は、中敷きだけを取り出してネットに入れて洗っても。吊るして干すと、水がきれやすく乾きもはやいです。靴専用の洗濯機があるコインランドリーもあります。

まとめ

こども靴は、サイズアウトしていないか定期的にチェックしましょう。おさがりの靴を履かせるときは、フィット感を確認してください。かかとがやわらかくなっていたり、足幅が広がってゆるくなっていたりするものは、残念ですがあきらめましょう。靴のよしあしは、こどもの運動機能の発達や姿勢にも影響します。こどものためによい靴を選んであげてください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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