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2021年12月10日 16:09 更新

【冬生まれ】新生児が退院するときの服はどうする? おくるみは?

冬に生まれた赤ちゃんが退院するときは、どのような服を用意してあげればよいのでしょう。おくるみの素材や防寒に必要な衣類など、これから準備をするママのための情報をまとめました。

冬生まれ新生児のための配慮

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冬生まれの赤ちゃんにとっての退院は、多くの場合、生まれて初めての外出。寒さ対策としての衣類は、じゅうぶんに配慮をして選んであげる必要があります。

暖かい服装がマスト

産院内は暖房がきいていて暖かく過ごせますが、冬の外気は冷たく、赤ちゃんの肌や呼吸器には負担がかかります。自家用車やタクシーを利用するにしても、乗り込むまでの時間が心配ですので、暖かい服装がマストです。赤ちゃんの手足をしっかりくるむことはもちろん、顔のまわりの暖かい空気を保ったままにできるような、大判のおくるみやフードのある防寒着を準備しましょう。帽子を被らせてあげるのもおすすめです。

重ね着で温度調節できるように

車に乗り込んだあとは、暖房がきいています。赤ちゃんの身体は小さく、冷えやすく温まりやすいので、あまり暖かいところに長くいると、汗をかいてしまいます。脱ぎ着できる重ね着で対応しましょう。

赤ちゃんを抱っこして車に乗り、ドアを閉めて車内が暖かい状態になったら、上着をはずしたり、おくるみをはずしたりして、ベビーシートに寝かせてあげましょう。ベルトをしめたら上から軽くおくるみをかけてあげてください。赤ちゃんは大人より暑がりですので、室温調節には注意が必要です。

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退院時におすすめのアイテム

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冬生まれの新生児が退院するときに、おすすめのアイテムをご紹介します。

肌着は短肌着と長肌着またはコンビ肌着を重ね着するのが一般的。その上から、カバーオールやおくるみを着せましょう。

関連記事▶新生児の肌着はどう選ぶ? 種類と必要な枚数、選び方・着せ方のポイント

カバーオール

カバーオールは、上下の衣類がつながっている状態のつなぎ服です。ロンパースと呼ばれたり、上下つなぎの肌着のことを指すこともあり、メーカーによって表記の違いがあるので注意して。一般的には、ロンパースより生地が厚く、しっかりしたものをカバーオールと呼んでいます。

カバーオールは、新生児用の下着を着せたあと、赤ちゃんに着せてあげます。薄手のロンパースの上から厚手のカバーオールを着せてもよいでしょう。冬用のフリース素材や、キルティング生地を使ったものがおすすめです。

新生児サイズよりすこし大きめの70~80くらいのものを選ぶと、赤ちゃんの手足が出ることもなく暖かです。カバーオールは新生児期よりも少し後、外出するようになってから使うことが多いので、そのためにも、少し大きめを用意しておくといいですね。

フードのついたものを選ぶと、頭部も暖かく保てます。

おくるみ

おくるみは、赤ちゃんをくるむための正方形の布です。赤ちゃんを布の対角線上に寝かせ、足元から折りあげ、左右をたたむようにしてくるみます。頭の部分に三角のポケットがついているものだと、帽子をかぶせるように赤ちゃんの頭部を守ることができます。冬用には、キルト生地やボアが暖かくてよいでしょう。

昔ながらの一枚布のおくるみは、おむつ替えシートの代わりにもなるなど汎用性が高いのですが、最近では変形おくるみも人気です。ベビーシートに固定しやすいよう、背中にスリットがついているものや、袋状の本体に赤ちゃんを入れて布製のアームをクロスして包んであげるものもあります。こうしたおくるみは、赤ちゃんを抱っこしたときに着崩れしにくいので便利です。

お悩みQ&A

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冬に出産予定のママたちのお悩みにお答えします。

ベビードレス(セレモニードレス)でも寒くない?

赤ちゃんが産まれたお祝いに、ベビードレスをいただいたり、用意したりしているママも多いのではないでしょうか。赤ちゃんが退院してはじめて自宅へ戻る日に、セレモニードレスを着せてあげたいという気持ちはよくわかります。お家で待っている家族にも、かわいい赤ちゃんの姿をお披露目してあげたいですね。

ベビードレスだけを着せて移動すれば、もちろん寒いです。ただ、ベビードレスを着せてあげたうえにおくるみでくるむか、重ね着できる暖かい衣類を着せてあげれば問題はありません。

ママの服装は?

退院時は、ママの身体も本調子ではないでしょう。ゆったりした暖かい洋服を選んでください。赤ちゃんを抱っこして移動することを考えると、妊娠中に着ていた、おなかまわりのゆったりしたパンツスタイルがおすすめです。スカートを選ぶ場合でも、動きやすさと温かさにはじゅうぶん注意して。

抱っこ紐を利用する場合は、ケープを準備してもよいでしょう。赤ちゃんが息苦しくないよう、気をつけてあげてください。

まとめ

冬生まれの新生児が退院する際は、とにかく暖かい服装をこころがけてください。赤ちゃんにとって、冷えは大敵です。冷たい空気を吸うことで鼻水やせきの症状が出ることもあります。外気にさらされる時間を短くするよう、お迎えの段取りもよく確認しておきましょう。

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