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2022年02月05日 18:44 更新

子どもの勉強を一切見ない夫「計算苦手でやっていけるの?」夫婦間で揉めた子どもの教育についてのエピソード

「夫婦でよく話し合って決めたい」と思うことのひとつに挙げられるのが、子どもの教育について。しかし、お互いに意見が合わず、ついイラっとする原因にもなりがちです。では、ママたちが子どもの教育方針について夫と意見が合わず、イラっとしてしまったことについて聞いてみました。

まったく無関心

●1歳の娘はまだひとりでご飯を食べられないので、休日に食事の介助を頼むと、夫はスマホやテレビを見てばかりで娘を放置していた。挙げ句、「全然食べないな? お腹すいてなかったみたい」と娘のせいにしていた。(35歳/専業主婦)

●夫はまったく関わっていない。(39歳/情報・IT/技術職)

●放任主義と言って、ただ何もしないこと。(35歳/小売店/販売・サービス系)

●とにかく面倒を見てくれないことが一番腹が立った。(39歳以上/人材派遣・人材紹介/技術職)

世間では、積極的に子育てをする男性を「イクメン」と呼んでモテはやしていますが、実際には未だに「子育ては母親がするもの」という考え方の男性もいるようです。こんなことでは、将来存在感のない父親になってしまいそうですね。

塾・習い事について

●早いうちから英語教育を受けさせるかどうかで意見の食い違いがある、と話題になったことがあります。(31歳/医療・福祉/事務系専門職)

●わたしは野球をさせたいのにサッカーをさせろと揉めます。子供は野球好きなのに!(28歳/自動車関連/秘書・アシスタント職)

●習い事を増やしたいと言ったら、ひとつとじっくり向き合う方がいいと言われた。(37歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)

●英語に慣れてほしくて高い教材を買った。(37歳/商社・卸/事務系専門職)


なんのために子どもに勉強をさせたり、習い事をさせたりするのかがハッキリとしていない家庭では、親のエゴが優先されてしまって、子どもの気持ちは置いてけぼりになってしまうこともあります。まずは夫婦、そして子どもともしっかり話し合うことが重要でしょう。

お受験問題

●お受験は必要ないと決めつけている。(38歳/金融・証券/事務系専門職)

●私立の学校に入れたがるわりには、計画性がない。(28歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)

●受験をさせるか揉めている夫婦がいました。(34歳/小売店/販売・サービス系)


「お友だちみんなが受験するから」と周囲に流されてしまうのが一番よくないことです。まずは自分の子どもに合っている学校を夫婦で探すことが大事。また、受験と切っても切れないのがお金の問題です。それを踏まえたうえで、なお「受験をがんばろう」と思えるのであれば、家族一丸となって受験に向かうのも一案です。

価値観の押し付け

●「学校は絶対に休まず行け!」という主人、私はいじめられたり、どうしても行けなかったりするときもあると思うので、登校は本人の気持ちに寄り添いつつ決めれば良いタイプで考え方が合いません。今は楽しく通っていますが、いずれ登校を渋ったりしたら、夫婦でまた話し合わないとなあと思います。(38歳/専業主婦)

●私は褒めて伸ばしたいのに、主人はダメ出しばっかり。(29歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)

●私は子どもの考えを尊重させたいが、あちらは自分の価値感を押し付けてくる。(37歳/医療・福祉/専門職)

●よさそうなことをいろいろやらせようとしすぎて、負担をかけ過ぎ。(39歳/医療・福祉/専門職)


子どもを取り巻く環境は、日々変化しています。まず、自分たちが育った当時とはかなり様変わりしていることを自覚する必要があるでしょう。その上で、子どもにとってもっとも大切なことを考え、導いてあげるのが親の務めなのではないでしょうか。

そのほか

●「こんなに計算苦手でやっていけるの?」と子どものテストでの計算ミスについて嫌味。勉強を一切見ないくせにえらそう。(39歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

●気分で言うことが変わるから、子どもも私もイライラ。最近は、もう言っても無駄なので、「いやー、お天気が変わりやすいんだね」と思うようにしてる。(36歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

●昭和な考え方で、「元気ならそれでいい」的な考え。それは基本中の基本であって、本人に能力があって学びたいのなら上を目指させるべき。(40歳以上/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)


一切子育てには参加しないのに、口だけ出されては妻はイライラするのは当然です。ましてやその日によって言うことが変わるのは、子どもが混乱する原因に。そのうち、子どもから完全に無視される、なんてことにならないといいのですが……。

まとめ

子育てに終わりはない、とよく言われます。ひとりの人間を育てることは、それくらい大変で重要ないこと。そのためには、やはり夫婦が揃って知恵を出し合い、子どもの将来をしっかりと考える必要があります。もし「お金だけ稼いでくれば父親の役割を果たしている」と思っているパパがいるなら、あとから手痛いしっぺ返しを食らうかもしれません。

マイナビ子育て調べ
調査日時:2021年7月16日~21日
調査人数:148人(22歳~40代までのママ)

(マイナビ子育て編集部)

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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