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2021年12月25日 07:52 更新

命名式のこと、ぜんぶ教えます! お七夜との関連性もわかりやすく解説

赤ちゃんの名前をお披露目する「命名式」。どんなことをするのでしょう。また、調べると、必ず一緒に出てくる「お七夜」とは何か?命名式との関連性についてわかりやすく解説します。さらに、命名式に必要な命名書の書き方や、先輩ママから人気の高い命名書をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

命名式とは? お七夜・命名式って何? 目的と由来

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命名式の目的と由来

「命名式」とは、お七夜のなかで行われる式のこと。赤ちゃんの名前を披露し、家族の一員に迎え入れるという意味があります。

ひと昔前は、赤ちゃんとママが退院してくる7日を目安に行われることが多かったのですが、現代では赤ちゃんとママの体調を重視して、7日目にこだわらず行われることが多いようです。

お七夜の目的と由来

昔は赤ちゃんの生存率が大変低く、無事に生まれることや成長することが難しかったため、生後7日を無事に迎えられた夜にお祝いすることを慣わしとしていました。この、生後7日目の夜のことを「お七夜」といいます。生後7日に家族や親戚が集まり、お膳を囲んでお祝いをしたのです。

お七夜の歴史は非常に古く、平安時代までさかのぼり、貴族が行っていたことが、庶民にも広まったと言われています。赤ちゃんの誕生と成長を願う気持ちはいつの時代も同じなのですね。

命名式はいつ行う?

現代では、生後7日に正式な形でお七夜(命名式)を行う家庭は少なくなっています。生後7日と言えば、赤ちゃんとママが退院してくる時期。そのような時期にお客さんを招いての行事は、赤ちゃんとママの体調に負担がかかります。

今は、昔のように生後7日にこだわることもなくなり、親戚など招くことも少なくなりました。時期としては赤ちゃんとママの体調が落ち着いてから行う家庭が多いです。また、ママとパパだけだったり、招待するにしてもママパパの親(赤ちゃんの祖父母)だけだったりと、小規模で行うことが多いようです。

命名式はどんなことを行う?

「命名式」とは、赤ちゃんの名前をお披露目する儀式のこと。お七夜の行事のなかで執り行われることが多いです。

命名書という紙の中心に赤ちゃんの名前を大きく書き、余白にはママパパの名前、生まれた日付などを記して、目立つところに貼り付けます。昨今では、このときの赤ちゃんの手形や足型を取ったり、記念撮影をすることも。

命名式に必須!『命名書』を用意しよう

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どんな紙でもいいの?

命名式を正式に行う場合は、「奉書紙」と呼ばれる和紙を使います。簡略な式で行う場合や、ただ飾るだけの場合には半紙や市販の命名書で問題ありません。

誰が書くべきもの?

昔は、パパ方の祖父や、名付け親が書くのが正式とされていました。現代では誰が書いても問題はありません。身近にいる達筆な人にお願いしたり、自身の思いを込めて、ママやパパが書くことも。

また、正式には毛筆で書きますが、昨今ではパソコンやアプリを用いて作成し、プリンターで印刷をするご家庭が多いです。一方で、命名書をネットで注文するご家庭も増えてきています。

書き方の決まりはあるの?

正式な命名書には、決まった書き方があります。下記の画像を参考にしてくださいね。

【正式な命名書の書き方】

まずは、奉書紙を横に2つに折る。そして次に、縦に3つ折りにして折り目をつける。これで書く位置を決めたことになります。

【右側部分】
大きく「命名」と書く。

【中央部分】
右に「パパの名前と、赤ちゃんの続柄」、真ん中に大きく「赤ちゃんの名前(名字は書かない)」、左に「赤ちゃんの生年月日」を書く。

【左側部分】
「命名した日付」と「パパ、ママの名前」を書く。

この書き方にならって書くと、下記の画像のようになります。

【半紙または台紙への書き方】

紙の真ん中部分の上部に「命名」と書き、その下に大きく「赤ちゃんの名前」を書きます。

名前の右側には、「赤ちゃんの生年月日」
名前の左側には、「名字」の下に「パパの名前」「ママの名前」

半紙や台紙に書く場合は、下記の画像を参考にしてみてくださいね。

正式な命名書のように折り目を付けたりはしませんが、きれいな配置になるように気をつけてくださいね。

半紙または台紙への書き方にならって書くと、以下のようになります。

半紙または台紙へは、他にも「続柄」「赤ちゃんの名前への読み仮名」「出産時の身長・体重」を書くママパパもいます。どんなことを記すかについては、ママとパパでよく話し合って決めてくださいね。

命名式が済んだら命名書はどうすればいい?

もしご家庭に神棚や床の間があれば、そちらの高い位置に貼ると目立ちます。なければ、リビングの壁などに貼っておくと良いでしょう。赤ちゃんを見に来るお客さんにお披露目できますよね。

一般的には「床上げ」と呼ばれる出産後3週あたりや、お宮参りの時期までは貼っておくことが多いです。保管するときは、へその緒と一緒にしておくと良いですよ。

命名書のおすすめ! 先輩ママに人気の命名書3選

先輩ママから人気の高かった命名書を3点ご紹介します。購入する際の参考にしてみてはいかがでしょうか?

筆耕屋さん『ラミネート命名書 』

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注文してから最短1日で仕上げてくれるA4サイズの命名書。驚くべきことに、こちらの商品は書道家の直筆なのです。さらに、出生時間、身長、体重などのリクエストにも応じてくれるそうなので、相談してみてください。ラミネート加工が施されているので、いつまでもきれいな状態を保てるのもポイントが高いです。直筆ならではの味わい深さと、見た目の美しさが光ります。

萌舟『毛筆代書付き命名書』

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27種類もある台紙は、季節や色など様々な種類があり、文字の邪魔をしない淡い色使いが素敵なんです。毛筆師範による丁寧に代書された命名書がヒノキの額に入っておて、飾れば見栄えすること間違いありません。台紙だけを購入することもできます。達筆なママパパが腕を振るえば、命名式がさらに思い出深くなりそうですね。

クラウンハート『【まり 紺「命名」ゴールド箔 L版セット】』

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こちらの商品は、命名だけではなく、手形や足形、写真を一冊に収めることのできるものです。ゴールド文字の表紙が高級感があります。100日の記念にふさわしく、先輩ママに人気! ただし、こちらは代書サービスはないので、ご自身で手書きで書くか、パソコンで印刷する形式になります。また、手形と足型のインクは付属していないので、別途購入が必要です。

まとめ

命名式とは、お七夜の行事のなかで行われる赤ちゃんのお名前のお披露目のことです。赤ちゃんとママの体調や、コロナ禍の状況によっては簡易的にしても問題はありません。命名書を飾り、赤ちゃんとママパパの写真を撮るだけでも良いのです。それを赤ちゃんの祖父母に送信してあげると良いでしょう。くれぐれも無理をすることのないようにしてくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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