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2019年02月08日 11:00 更新

片づけが苦手な方必見! 置きっぱなしグセから脱出する5つのポイント

日々の片づけが面倒……。ついついちょい置きしたものが溜まっていく……。そんな片づけが面倒に感じる方必見! 日々の片づけのハードルを上げている5つの要素についてご紹介します。

Lazy dummy

こんにちは、4人の子どもと暮らす、名古屋在住ライフオーガナイザー®︎中矢くみこです。

収納する場所があるにもかかわらず、ついつい使ったものをその辺にポイっとしてしまって、収納場所じゃないところに物が積み重なってしまうことってありませんか?

そんな方必見! 自宅の収納が戻しやすい状況になっているかを判断するため、5つのチェックポイントをまとめてみました。

<チェック1> 収納場所は決まってる?

Lazy dummy

片づける場所が割り当てられていないと、そもそも、物を片づけることはできないですよね。

片づけとは、使ったら元に戻すことが基本!

そもそも物を持ったときに「どこに収納するのか?」「どこに置くのか?」のイメージがパッと浮かばないとしたら、まずは収納場所を意識して作ってあげるところからスタートしてみてください。

Lazy dummy

収納場所は決まっているはずなのに、どこにしまったのか忘れやすい……というお悩みの場合は、ラベリングがオススメです。マスキングテープに手書きで文字を書くだけでも、収納する場所を示すのに十分有効ですよ。

<チェック2> 収納場所は使う場所から近い?

ついつい、物が溜まりがちな方は「片づける場所はあるけど、わざわざ向こうまで片づけに行くのが面倒で、ついつい置きっぱなしに……」というパターンに陥っていませんか?

Lazy dummy

使う場所から離れた場所にわざわざ片づけるとなった場合、「面倒さが増してしまうタイプの方」もいれば、「別の部屋でも片づけに行くのは全然平気!」というタイプの方もいらっしゃいます。

「1歩でも面倒!」「10歩くらいまでなら面倒じゃない」など、自分の行動パターンを思い浮かべて、面倒に感じない範囲に収納場所を設定してみてください。

写真:中矢くみこ

キッチンで薬を飲むわが家では、日々服用する薬に関してはキッチンに収納しています。

本来は、別の場所の薬箱に一緒に保管するのが自然に感じるかもしれませんが、こうやって使う場所を優先して収納を設けることで、日々の片づけは随分楽になります。

写真:中矢くみこ

<チェック3> 収納にゆとりはある?

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引き出しの中がパンパンだったら、物を入れたくても、ぎゅーっと押し込まないと入れられませんよね。その時点で片づけにくさがググっ! と上がってしまいます。

例えば、クローゼットの洋服。

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衣装ケースやタンスがパンパンでしまいにくい状態だと、しまいにくさのあまり、ついついその付近に置いてしまったり……という状況になりがちです。

やはり、ゆとりを作るためにも、定期的に中のものを「別の場所に置けないのか?」「不要なものはないのか?」見直すことも大切なんです。

<チェック4> 片手でしまえる?

片手でしまえる収納というのは、入れるだけ・置くだけの収納です。

入れるだけ・置くだけで収納できるかどうかは、収納ボックスの上に隙間空間があるかどうかも関係しています。

写真:中矢くみこ

写真のように、タオルや洋服などのボリュームのある物の場合は、腕が入るくらいの隙間を空けておくと使いやすくなります。ボックスをあまり引き出さずに、そのまま中に収納できるので、しまいにくくてついつい前にちょい置き……ということを防ぐことができますよ。

写真:中矢くみこ

筆記用具やお手紙など、ボリュームの小さいものは、指が入る程度の隙間でも十分!

隙間から放り込める収納なら、ちょい置き感覚でしまうことができるはずです。

<チェック5> 扉があるかないか?

片づける時に、扉がある場所にしまうのか? それとも、オープンスペースにしまうのか? という点でも、片づけやすさは変わります。

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片手でしまえるか? というポイントとも通じるところはありますが、

・ものをしまう時に扉を開けるのがついつい面倒で扉の前に置いたまま……
・扉をよく閉め忘れて、後で気がつくと扉が開きっぱなし……

というクセがある時には、扉があることが片づけにくい原因になっていることもあります。

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例えば、お皿をしまうのに、両手で食器棚まで持って行ったとします。

扉がある場合は
「食器棚まで食器を持っていく」→「どこかに一度置く」→「扉を開ける」→「食器を持ち上げる」→「しまう」→「扉をしめる」
という流れになります。

しまうまでのアクションがたくさんありますよね。このアクションの多さで、途端に、食器をしまうのが面倒に感じてしまいます。

でも、もし食器棚に扉がなかったら?

「食器棚の前まで食器を持って行く」→「棚にしまう」

これだけのステップで片づけることができます。

Lazy dummy

もし、扉のせいで物がしまうのが面倒なタイプなら、思い切って扉を外してオープン収納にしてしまう選択肢もあるんですよ。

突っ張り棒に布をかけるなど、目隠しできるようにしておけば、来客時は隠すこともできます。

扉がないぶん、埃など掃除の手間がでてくるので、よく使うものに限定する方が管理しやすいと思いますが、一度扉の存在をチェックしてみてくださいね。

まとめ

ついついものをちょい置きしたまま、物が積み重なってしまう原因、どれか一つでも当てはまったでしょうか?

片づけが苦手……と感じるのであれば、この片づけのハードルを上げるポイントをクリアしていくことで、日々の片づけがスムーズになることも多いです。ぜひこの5つのポイントを、(面倒かもしれませんが 笑)ひとつひとつチェックしてみてくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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