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2018年11月07日 16:30 更新

頑固な汚れを取り除く! 漂白剤で洗濯物や洗濯槽をキレイにする裏技

衣類やタオルを長く使用していると、生乾き臭や黄ばみなどが目立つようになってきます。漂白剤を使えば、ニオイも汚れも取り除くことが可能です。そこで今回は、酸素系漂白剤を使って洗濯物をキレイにする裏技を特集。塩素系漂白剤を使って洗濯機の洗濯槽を効果的に掃除する方法とあわせてご紹介します。

漂白剤を使う前に、表示をチェック

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漂白剤には、塩素系と酸素系の2つがあります。塩素系の漂白剤は、酸素系に比べて漂白する力が強いのが特徴です。白シャツを白くするのは得意なのですが、色柄物には向きません。他方、酸素系の漂白剤は、漂白する力は塩素系には及びませんが、色柄物の漂白に向いています。

漂白剤を使用する際は、まず使おうとしている漂白剤が酸素系・塩素系のどちらなのかを確認します。さらに、衣類にその漂白剤を使ってよいかどうかもチェックする必要があります。衣類の内側に付いている洗濯表示を見て、禁止の指示がある場合は、漂白剤の使用は避けましょう。漂白剤の使い方を間違えると、シミだけでなく色柄まで落としてしまうことや、逆にほとんど効果があらわれないことがあります。

酸素系漂白剤を使った裏技

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洗濯物の生乾き臭を取る

洗濯物から生乾きの嫌なニオイがする原因は、バクテリアなど雑菌が繁殖していることによります。つまり、バクテリアがいる限り、再び洗濯してもニオイがなくなることはありません。ニオイを取り除くためには、きちんと除菌する必要があります。

洗濯物の除菌に最適なのが、酸素系漂白剤です。使い方は以下の通り。

まず、洗面器などにお湯を張ります。お湯の温度は40度から60度とすることで、酸素系漂白剤による殺菌力を最大限に高めることができます。

次に、酸素系漂白剤をお湯に入れてかき混ぜます。商品によって異なりますが、お湯1リットルあたり酸素系漂白剤5グラム程度が適量です。

あとは除菌したいものを2時間ほどつけおきしたあと、よくすすげばOKです。

洗濯物の黄ばみを取る

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洗濯物に付着してしまった黄ばみも酸素系漂白剤で落とすことができます。必要なものと汚れの落とし方は以下の通りです。

・洗濯洗剤
・酸素系漂白剤(液体)
・歯ブラシ
・洗面器

1. 洗濯洗剤を、黄ばんでいる部分にかけます
2. 基ばんでいる部分を歯ブラシでこすり、洗剤を浸透させます
3. 洗面器に40℃のお湯をいれ、漂白剤をいれます
4. その中に、衣類を入れて30分程度つけておきます
5. つけおき後、衣類を出してすすいでください

塩素系漂白剤を使った裏技

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塩素系漂白剤で洗濯槽をキレイにする

洗濯機を長く使っていると、洗濯槽の裏側に洗剤の残りカスや繊維、雑菌やカビなどが蓄積することがあります。洗濯槽の汚れは、洗濯物に付着することがあるため放置できません。しかし、塩素系漂白剤を使えば、強い洗浄力で汚れた洗濯槽を手軽に掃除することができます。洗濯槽掃除の手順は以下の通りです。

1. 洗濯槽に塩素系漂白剤(洗濯槽のもの)を入れます
2. 槽洗浄コースで運転させます
3. 水がいっぱいになった時点で停止します
4. 3時間ほど経過したら運転を再開してください

洗濯槽を丸ごとキレイにするには、水位を高く設定するのがおすすめです。酸性のものを混ぜないよう注意し、必ず換気しながら行ってください。

数カ月に1度のペースで行うと洗濯槽を清潔に維持できます。しばらく掃除していない洗濯槽は、つけおきの時間を長くしてみてください。

まとめ

酸素系・塩素系漂白剤を使えば、洗濯物のニオイや汚れの除去や洗濯槽の掃除を手軽にすることができます。洗浄力が強いものなので、取り扱いには十分注意しながら便利にお使いください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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