換気扇をきれいに使うコツは？　人気の交換フィルター3選

※記事内の商品を購入した場合、売上の一部がマイナビウーマンに還元されることがあります。

換気扇フィルターの汚れは、主にホコリや油です。キッチンで調理をすると、油を含んだ煙を換気扇に集めることになります。換気扇は、油だけでなく空気中のゴミやホコリも集め、油とホコリが混ざり合います。その結果、樹脂のようにねっとりとした油汚れになってしまうのです。

さらに、そんな油とホコリが混ざった汚れが、何層にも重なると頑固化。掃除をするのが大変なレベルになります。

換気扇フィルターに付着した汚れを放置しておくと、いろんなトラブルの原因になってしまいます。なかでもとくに気になるのが、以下の5つの問題です。

・より電気代が必要になる
換気扇フィルターに汚れが蓄積すると、それだけ換気扇の入り口が塞がれてしまうことになります。つまり、汚れのせいで換気扇は正常に換気できなくなるのです。結果的に、汚れた空気を吸い取るのに多くの時間がかかることになり、電気代がかさんでしまいます。

・異臭を放つ
油汚れが蓄積して換気が通常通り行えなくなると、キッチンに不快な臭いがたまりやすくなってしまいます。

・カビが繁殖する
換気がうまくできない場合は、キッチンに湿気がたまりやすくなり、カビの原因になります。キッチンは、調理したり食器などを洗ったりするのに水をよく使う場所です。湿った空気がとどまると、あちこちにカビが発生するリスクがあります。

・換気扇が故障する
換気扇フィルターのお手入れを怠ると、うまく排出できずに、換気扇の内部にも水分がたまってしまうことに。サビなど腐食の原因となり、換気扇が故障してしまうこともあるのです。

・火事を引き起こす
換気扇フィルターの汚れを放置すると、火事を引き起こすこともあります。油汚れは、時間がたつと酸化して引火しやすい状態に。コンロで使用している火がなんからの原因で引火し、火事になる可能性も否定できません。

換気扇フィルターの汚れは、お湯と重曹を使って落とすのがおすすめです。お掃除道具の定番というと重曹水ですが、変性油は高温になると落ちやすくなるという特徴があるため、お湯を使ってください。

まず、換気扇フィルターを入れられる大きさのバケツに、お湯250mlに対して重曹大さじ1の割合で、重曹水を作ります。（バケツがなければ、ポリ袋でも可）

次に、重曹水を入れたバケツに換気扇フィルター入れてください。重曹水がしっかり油汚れに浸透するまでしばらく放置します。重曹水から上げたら、いらなくなった歯ブラシでこすると油汚れがきれいに落ちるはずです。

できれば換気扇の内部も掃除しましょう。シロッコファン（円筒型のファン）の部品も一緒につけておくとまるっと掃除ができますね。元の位置に戻す場合には、しっかりと乾燥させてから再度取りつけてください。

換気扇フィルターに汚れが付着するのを防ぐには、交換フィルターを使うのがおすすめです。交換フィルターには、不織布を使ったものとガラス繊維を使ったものとがあります。

油を吸ったフィルターは、引火しやすい状態です。そのため、汚れたら取り換えるのではなく、汚れる前に定期的に取り換えるのが吉。こまめに取り換えて、きれいな状態をキープしておくのが大切です。

また、汚れてしまうと吸い込みが悪くなり、フィルターとしての役目もあまり意味をなさないことに。汚れてしまったフィルターは、油を含んだ蒸気をキャッチすることができずに、部屋の中に広げてしまうので、そういう意味でもフィルターをきれいな状態で使うようにしましょう。

アルミ箔を折って換気扇フィルターに設置します。フィルターに厚みがあるため、たるまずすっきり設置できるのが特徴です。不織布を使用しています。

換気扇フィルターの大きさに合わせて、広げて使うことができます。磁石でくっつけるだけでOKなので取り付けが簡単です。不織布を使用。

不燃性のガラス繊維を使った交換フィルターです。取付枠にはワンタッチで装着できます。ただし取付枠の大きさが決まっているので、購入前に換気扇フィルターのサイズを確認しましょう。

火事などのトラブルを避けるためにも、換気扇フィルターはこまめにお掃除するのがおすすめです。交換フィルターを使って予防を行い、キッチンを清潔で快適な場所に保ちましょう。

※表示価格は、時期やサイトによって異なる場合がございます。詳細はリンク先のサイトでご確認くださいませ。