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2019年03月12日 18:00 更新

普通に洗っても臭う! 靴下の臭いを簡単スピーディに取る裏技

足はたくさんの汗をかきます。そのため、汗を吸った靴下は、臭いが発生しやすいです。その臭いは、洗濯機で洗っても落とせないことも……。臭いがたまっていく前に、今回はしつこい靴下の臭いを取る裏技を特集。靴下の臭いを防ぐ対策とあわせてご紹介します。

靴下の臭いを取るためには、熱がポイント!

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スチームアイロンで殺菌

足は最も汗をかく部分の一つだといわれています。当然、足を覆う靴下は大量の汗を吸収することになるわけですが、それによって雑菌が繁殖してしまいます。やがてこの雑菌が原因となり、靴下が嫌な臭いを発してしまうのです。

この雑菌は熱に弱い性質を持っているので、熱を加えることで殺菌することができます。おすすめなのが、スチームアイロン。高熱の蒸気を靴下に吹きかけることで、雑菌が死滅し、臭いのもとを断つことが可能です。

ただし、靴下の素材によっては注意が必要。高熱によって繊維がダメージを受けてしまう可能性があるので、お試しになる前に必ず洗濯表示をチェックして、スチームアイロンを使用できるか確認しておきましょう。

熱いお湯に浸けこむ

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同じ理由で、靴下を熱いお湯に浸けこむというのも臭いを取り除くのに有効です。まず、桶に60度ほどのお湯を入れ、靴下をつけます。

1時間くらいしたらお湯から靴下をあげて、いつものように洗濯洗剤を使って洗えばOKです。こちらも、洗濯表示を見てお湯を使用できるか確認してから行うようにしてくださいね。

臭いの原因は、靴下以外にもある? 3つのチェックポイント

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靴をチェック

新しい靴下でも、不快な臭いを感じることがあります。そんなとき、臭いの原因は、靴下ではなく靴にあるかもしれません。とくに、仕事や学校などに出かける際に毎日同じ靴を履いているというケースは注意が必要です。

定期的に休ませたり洗ったりしていないと、靴のなかにも雑菌が繁殖して臭いがこもっている可能性があるのです。すると、せっかく新しい靴下を履いていても、靴のなかの雑菌が靴下に移り、臭いを発してしまう原因に。

靴が洗えるものであれば、定期的に洗濯を。革靴のように水洗いできない靴なら、毎日同じ靴を履かずに何足か用意し、ときどき休ませてあげることがポイントです。履かない日は、風通しのよいところで陰干しして、汗を乾かすようにしてください。

市販されている消臭スプレーを使うのも有効です。ただし、乾かないうちに履きはじめると蒸れの原因となり、かえって雑菌が繁殖してしまうことがあるのでお気を付けください。

足をチェック

靴下の臭いの原因が足にあることもあります。臭いがする足を包み込めば、靴下も臭くなって当然です。臭いの原因として足が疑われる場合は、帰宅したらなるべくはやく足を洗うよう心がけ、指のあいだや、爪と皮膚の隙間などを念入りに洗ってください。足の裏やかかとなどの角質も、軽石や専用の道具を使って落としておきましょう。

足の臭いの原因となりやすい皮脂汚れは、酸性を帯びています。重曹水などアルカリ性を帯びた洗浄液を使うことで足の汚れが中和・分解されて、臭いを落とすことができますよ。

いつもの洗濯方法をチェック

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洗濯機にキャパシティをこえた量の洗濯物を詰め込んでいるなどによって、靴下がしっかりと洗えていないことで臭いがする可能性があります。洗濯物の量を少なくすること、洗剤の量を正しくするなどを心がけてください。靴下を洗う際は、たまった皮脂をしっかり洗い落とせるように、ひっくり返して洗うようにしましょう。

なお、除菌・抗菌機能のある洗剤を使うのがおすすめです。また、洗濯槽から靴下へ臭い移りを防ぐためにも、洗濯機の定期的なお手入れもお忘れなく。

まとめ

靴下の臭いが気になるときは、熱で処理することによって雑菌を死滅させるのが効果的です。それでも臭いが改善されない場合は、靴や足、洗濯の方法に原因があるのかもしれません。原因の所在を明確にして、適切に靴下の臭いを取り除いていきましょう。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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