ベタベタ汚れを卒業! レンジフード掃除の極意【プロの大掃除テク】
年末が近づき、大掃除の季節がやってきました。大掃除で苦戦する場所といえば、レンジフード。内部の汚れに気づきにくく、日ごろなかなかていねいに掃除しない場所だったりしませんか? 今回は、そんな頑固な汚れがたまりがちなレンジフードの掃除法について、専門家にポイントを聞きました。
フィルターの奥まで頑固な汚れがこびりつきがちなレンジフード。大掃除で苦戦する場所でもあるもの。今回は、そんなレンジフードのお掃除テクニックについて、ダスキン広報の橋本恵さんに教えてもらいました。
レンジフードにつきやすい汚れって?
日々料理をするキッチンに設置されたレンジフード(換気扇)には、主に油煙などの油汚れがつきます。この汚れを放っておくと、汚れが固まって落としにくくなったり、吸い込みが悪くなり効率的に排気ができなくなることで、油煙などが室内に広がってしまうことがあります。
自宅のレンジフードの汚れ具合を確認! チェックポイント3つ
まずは、フィルターの汚れを確認してください。見て確認したあと、触ってチェックしましょう。また、レンジフードの吸い込みが悪くなったと思ったら要注意です。
■レンジフードの汚れチェックポイント
1.フィルターが茶色になっている【見てチェック】
2.キッチンの壁に油が垂れてきている【見てチェック】
3.レンジフードの外装、キッチンの壁がベタついている【触ってチェック】
レンジフードのフィルターは定期的に掃除をするのが望ましいです。日ごろからキレイに使うことで、大掃除での負担も減りますよ。
簡単にキレイになる! レンジフードの大掃除のやり方
レンジフードの掃除でおすすめなのは、“つけ置き掃除”です。漂白剤溶液を作ってそれに15~20分ほどつけ置きすると汚れが簡単に取れやすくなりますよ。
自宅でできるレンジフード掃除のやり方を紹介します。
【用意するもの】
・台所用漂白剤(酸素系)
・油汚れ用洗剤
・スポンジ
【レンジフードの大掃除の手順】
1.シンクに雑巾を敷き、フィルターなど取り外せる部品を取り外してシンクの上におく。
4.15~20分間つけ置きした後、シンクの栓を抜いて、「漂白剤溶液」を流す。
5.汚れが残っている場合は、油汚れ用洗剤とスポンジでこすり落とす。
6.水をかけながら、汚れを洗い流す。シンクの内側も洗う。
まとめ
毎日、家族が笑顔で食卓を囲むためには、レンジフードの掃除はマスト! キッチンの快適をキープするため、この機会にしっかり油汚れを落としましょう。「自分ひとりで掃除するのは大変」「大きなフードの扱いが難しい」「ものすごく汚れを溜め込んでしまった……」などと悩んでいる場合は、一度掃除のプロに頼むのも手。隅々までキレイになることで、その後はこまめなお手入れでキレイをキープすることができます。キッチンをピカピカにして、新しい年を気持ちよく迎えたいですね。