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2018年12月22日 16:30 更新

ベタベタ汚れを卒業! レンジフード掃除の極意【プロの大掃除テク】

年末が近づき、大掃除の季節がやってきました。大掃除で苦戦する場所といえば、レンジフード。内部の汚れに気づきにくく、日ごろなかなかていねいに掃除しない場所だったりしませんか? 今回は、そんな頑固な汚れがたまりがちなレンジフードの掃除法について、専門家にポイントを聞きました。

フィルターの奥まで頑固な汚れがこびりつきがちなレンジフード。大掃除で苦戦する場所でもあるもの。今回は、そんなレンジフードのお掃除テクニックについて、ダスキン広報の橋本恵さんに教えてもらいました。

レンジフードにつきやすい汚れって?

Lazy dummy

日々料理をするキッチンに設置されたレンジフード(換気扇)には、主に油煙などの油汚れがつきます。この汚れを放っておくと、汚れが固まって落としにくくなったり、吸い込みが悪くなり効率的に排気ができなくなることで、油煙などが室内に広がってしまうことがあります。

自宅のレンジフードの汚れ具合を確認! チェックポイント3つ

まずは、フィルターの汚れを確認してください。見て確認したあと、触ってチェックしましょう。また、レンジフードの吸い込みが悪くなったと思ったら要注意です。

■レンジフードの汚れチェックポイント
1.フィルターが茶色になっている【見てチェック】
2.キッチンの壁に油が垂れてきている【見てチェック】
3.レンジフードの外装、キッチンの壁がベタついている【触ってチェック】

レンジフードのフィルターは定期的に掃除をするのが望ましいです。日ごろからキレイに使うことで、大掃除での負担も減りますよ。

簡単にキレイになる! レンジフードの大掃除のやり方

レンジフード

レンジフードの掃除でおすすめなのは、“つけ置き掃除”です。漂白剤溶液を作ってそれに15~20分ほどつけ置きすると汚れが簡単に取れやすくなりますよ。

自宅でできるレンジフード掃除のやり方を紹介します。

【用意するもの】

・台所用漂白剤(酸素系)
・油汚れ用洗剤
・スポンジ

【レンジフードの大掃除の手順】

1.シンクに雑巾を敷き、フィルターなど取り外せる部品を取り外してシンクの上におく。

2.スポンジやブラシでこびりついた油汚れを落とす。
※汚れがひどい場合は、ヘラや不要になったポイントカードなどを使ってキズがつかないように注意して落とすのがコツ。
3.シンクに栓をして、外した部品が浸かる程度に40~50℃の湯をため、適量(使用方法に従う)の台所用漂白剤(酸素系)と、ティースプーン1~2杯程度の台所用洗剤を溶かした「漂白剤溶液」をつくり、部品を全て浸す。

4.15~20分間つけ置きした後、シンクの栓を抜いて、「漂白剤溶液」を流す。
5.汚れが残っている場合は、油汚れ用洗剤とスポンジでこすり落とす。
6.水をかけながら、汚れを洗い流す。シンクの内側も洗う。

7.乾いた雑巾で水気を拭き取り、よく乾燥させる。

まとめ

毎日、家族が笑顔で食卓を囲むためには、レンジフードの掃除はマスト! キッチンの快適をキープするため、この機会にしっかり油汚れを落としましょう。「自分ひとりで掃除するのは大変」「大きなフードの扱いが難しい」「ものすごく汚れを溜め込んでしまった……」などと悩んでいる場合は、一度掃除のプロに頼むのも手。隅々までキレイになることで、その後はこまめなお手入れでキレイをキープすることができます。キッチンをピカピカにして、新しい年を気持ちよく迎えたいですね。

■教えてくれた人

橋本恵さん
ダスキン広報。ダスキンに入社して10年以上、広報担当として取材対応を行っている。休みの日も自宅での掃除をライフワークにしており、新しい掃除方法やグッズ探しを楽しみにしている。
●ダスキン「おそうじ大辞典」
https://www.duskin.jp/jiten/
  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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