部屋のアクセントに！　カーテンタッセルの種類と選び方

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フックタイプは、カーテンタッセルの中でも基本の形です。帯状の布の両端に輪がついていて、カーテンをまとめて留め、房掛けにかけておきます。房掛けは、もともと窓の両側についていることもありますが、後から自分でつけなくてはならないこともあります。ご自宅の窓をよく確認してください。房掛けを使わないフックタイプの場合、端がボタンやボール、金具になっていて、片方の輪に通して引っ掛けておくという留め方をします。

片手でサッと扱えて便利なクリップタイプ。女性の髪留めのような形で、カーテンを挟んで留めます。カーテンを開いているときも、飾りのようにつけておけるので置き場所には困りません。ただし、あまりボリュームのあるカーテンは留めきれないことがあるので注意してください。シンプルなステンレス製、カワイイ動物の形をしたものなど、デザインも豊富です。

タッセルの両端がマグネットになっていて、カーテンをしっかりはさんで留めるタイプです。マグネットの強度によって、留められるカーテンの厚さも違います。遮光カーテンは普通のものより分厚くなっていますので、磁気が強いものを選んでください。カチッと留まりますし、外すのも簡単で使いやすいと人気です。

タッセルの中にワイヤーが入っていて、形を自由に変えられます。よく、ぬいぐるみがカーテンを抱っこしているようなデザインの留め具がありますね。このタイプはワイヤーが多いです。分厚いカーテンで、両端が合わずに離れてしまっていても、ワイヤーの力でカーテンを留めておくことができます。

カーテンを買うと、共布でできたフック型のタッセルがついてくることが多いかと思います。無難にまとめるなら問題ありませんが、せっかくならお部屋のインテリアにあったデザインを選んでみては？　大きなものではないので、インパクトのある変わったデザインや、ビーズやクリスタルを使ったキラキラしたデザインでアクセントをつけるものアリです。ナチュラル派なら、ウッディなもの、モダン派なら、シンプルなリングやステンレス素材を使ったものがおすすめ。カーテンと同系色なら、少し濃いめの色を使うとポイントになります。

寝室やリビング、子ども部屋。それぞれの部屋の用途に合わせると選びやすくなります。

寝室のカーテンは遮光性が高く厚手のものが多いので、しっかり留まるタイプが向いています。カーテンと同じ色のほうが、目立たなくてよいでしょう。眠るための部屋ですから、刺激の少ない落ち着いたデザインを選ぶことです。

リビングは、開け閉めが多くなるので、開閉が楽なものを。常に目に入るので、ちょっと凝ったデザインで自己主張したいですね。

子供部屋にはかわいいぬいぐるみやキャラクターのついたものがあるとなごみます。

留め具の部分は、マグネット、ワイヤー、フック、クリップタイプと、いう種類があります。もっともよいのは、自分が扱いやすいものを選ぶことです。外したあとの置き場所に困るようなら、房掛けにかけられるフックタイプを。薄いカーテンでもずれないでしっかり留まるのは、マグネットタイプです。ワイヤータイプは、ある程度のボリュームがないと逆に留めにくいですし、毎回形を整える必要があります。手間をなるべく省きたいなら、取り外しの簡単なクリップタイプをおすすめします。

使っているカーテンに飽きてしまっても、すべて取り換える必要はありません。タッセルを変えるだけで、手軽に雰囲気を変えることができます。とはいえ、たくさんのタッセルを用意するのはお金もかかります。ここは、趣味と節約をかねて手作りしてみましょう。ハンドメイドなら、かかるのは材料費だけ。いろいろな種類を作って楽しむことができます。

シンプルなものは、糸や紐を使ったタッセル。刺繍糸やヘンプ、リボン、レースなど、なんでも作れます。作り方は簡単です。糸や紐を好きな長さに切り、リング（ホームセンターや手芸店で手に入る）に通します。リングの部分でふたつに折り、数センチ下を糸でくくって外れないようにします。あとは、糸や紐を整えて長さを調節してできあがり。一番簡単な房飾りです。

この房飾りをリボンや紐に通してアレンジして、オリジナルタッセルを作ります。

毛糸で編んでつなげたモチーフでカーテンを留めたり、コサージュと幅広のレースを組み合わせたり、無機質な鎖をタッセル代わりに使用するなど、アイディアは無限です。

カーテンをまとめる役割を持つカーテンタッセルに、こんなに種類があることをご存知でしたでしょうか。主役のカーテンに目を奪われがちですが、タッセルはカーテンの必需品です。機能的にも便利なものがたくさん出ています。ぜひ、インテリアの準主役としてお気に入りを選んでくださいね。

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