有孔ボード用のフックの使い分け方! 専用フック以外のひっかけ収納法も
有孔ボードとフックを組み合わせれば、おしゃれで機能的な壁面収納が実現します。大切なのは、種類が豊富なフックを用途に応じて使い分けること。それぞれのフックの特徴と共に、ひっかけ収納のアイデアをご紹介していきます。また、専用フックがなくてもひっかけ収納を作れる方法もチェック。
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有孔ボードの専用フック(L型・U型)
有孔ボードとは、小さな穴を規則的に開けた薄い板のこと。パンチングボードとも呼ばれ、壁穴を開けることなく壁面収納を作ることができると人気を集めています。有孔ボードをうまく使いこなすためには、用途にあったフックを選ぶことがポイントです。
有孔ボード用のフックのなかでも一般的なのが、L型フックとU型フック。それぞれ特徴について順に解説していきます。
L字フック
L型フックとは、掛けておくものが簡単に落下しないよう、先端が上に曲がっているのが特徴。アルファベットのL字型をしていることからL型フックと呼ばれます。フック部分の長さはさまざま。あまり長すぎると有孔ボードに負担をかけてしまうため、長くても10cmぐらいまでのものを使うのがおすすめです。
U型フック
U型フックは、やはりフック部がアルファベットのU字型をしています。フック1つだけでも使えますが、2つ並べて使用することで、柄の長いものをかけておくこともできます。
どう使い分ける? L字フック・U字フック
U型フックとL字フックには、アイテムによって使いやすさが変わります。
U型フックの場合、その文字のようにくぼみがあります。しっかりものをかけておくのには、適していますが、かけたものを取り出すときには、下から上に向かってすくい上げるようにUの半形を描くようにしてはずすという動作が必要です。
一方、L型の場合はサイズによって、複数のアイテムをかけておくことにも適しています。お店で商品がかけてあるフックから見てもわかるように、U型よりは取りやすさがあるといえるでしょう。
それらを使いわけるのは、ものの形に合わせると◎。例えば、ネックレスを複数かける場合、U型だと同じくぼみにたまってしまうので、ネックレス同士が絡まりやすくなりますね。その点L型だと、1つのフックに等間隔に並べてかけておけるので、絡まりにくくなります。
しかし、ほうきを横置きすることを考えたときには、U型の方が適しています。ほうきの柄のまるみと、U型のまるみが合いやすいからです。U型フックをふたつ使ってかけるとよいでしょう。
逆に底辺が水平である、本やノートはL型フックが◎。L型フックをふたつ有孔ボードにかけて、表紙を見せるようにして飾ると、おしゃれになります。
かけるものの幅によって、L型だとすぐに外れてしまう、U型だとうまくかからないということも。それぞれ、どんなものをかけるかによって、フックを選ぶようにしてください。
専用フックがなくてもできる! 有孔ボードのひっかけ収納
アクセサリーなど、小物類をかけるときは、専用のフックがなくても有孔ボードに引っかけ収納をつくることができます。
最も手軽なのが押しピン(画鋲)を使って作る方法です。まず、押しピンを有孔ボードの穴に通します。そのままだと針が飛び出て危険なので、有孔ボードの裏側にダンボールなどをあてがいます。さらにテープを貼って固定すれば完成。とても手軽ですが、市販のフックに比べて強度が劣るので、あまり重いものを掛けないようにしましょう。
木製ピンを使うと、有孔ボードと色味がマッチして、統一感があるように仕上げることができます。
画鋲でも引っかけやすい形状をしているものもあり。先端が上を向いているので、小さなものなら滑り落ちてしまう心配もありません。
カラフルな画鋲で、有孔ボードを彩ってみるのも◎。
いずれにしても、押しピンの場合は耐荷重がないので、軽いものをかけるようにしてください。
まとめ
有孔ボードとフックがあれば、壁に穴を開けることなく、手軽に機能的ですっきりした壁面収納を作ることができます。用途にあわせてフックをうまく使い分けて、収納の悩みを解決してみてください。
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