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2018年09月09日 07:00 更新

有孔ボードとフックを組み合わせたおしゃれ壁収納の作り方

有孔ボードにフックを組み合わせることで、ディスプレイを兼ねたおしゃれな壁収納が叶います。壁に大きな穴を開ける必要がないからとっても手軽で、小物を置いたりバッグを掛けたりと、使い方は自由。今回は、そんな有孔ボードやフックの選び方や設置方法、おしゃれに楽しむためのアイデアをご紹介します。

※記事内の商品を購入した場合、売上の一部がマイナビウーマンに還元されることがあります。

有孔ボード&フックの選び方

有孔ボード&フックはどこに売ってる?

Lazy dummy

有孔ボードとは、小さな穴が規則正しく開けられた薄い板のこと。ペグボードやパンチングボードなどとも呼ばれます。大きなものは、DIYの材料が売っているようなお店、例えばホームセンターで購入することができます。Amazonなど通販でも買うこともできますし、最近はインテリア雑貨店での取り扱いも増えてきました。また、小さいタイプのものであれば、ダイソーやセリアといった100均でも見つけることができます。

ボードの値段は?

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有孔ボードのサイズはさまざまで、大きさによってお値段の相場はかわってきます。例えば、本格的な壁面収納に使える幅90cm×高さ180cmほどのものであれば、標準的な5.5mm厚で2,000円ぐらいから。メイプルやウォールナット材など、本物の木材を使用し、美しい木目が楽しめるものだと、4,000円前後が相場です。また、厚みによっても値段がかわってきます。例えば、ヒノキの合板の場合、5.5mm厚だと2,800円なのが、9mmになると4,150円、12mmになると4,750円という具合です。

ディスプレイ壁収納に向いている比較的小さなもの(幅45cm×高さ60cm)であれば、天然木を使用したものでも、2,500円程度で購入できます。そのほか、高級なオーク材を使用し、頑丈な作りで、しかも画鋲をさすだけで設置できるような手軽なものもあります。その場合は、幅45cm×高さ45cmぐらいの大きさのものでも、お値段は5,000円ほど。

いろんな大きさ、種類の有孔ボードが出回っていますので、ライフスタイルや用途に合わせて選ぶとよいでしょう。

フックの値段は?

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有孔ボードと組み合わせて使用するフックもいろんな種類があります。最も一般的なのが、L型フックと呼ばれるもの。その名の通り、アルファベットのL字の形をしています。例えば、フック部分が5cmほどあるものだと、1つあたり70円ぐらいで購入できます。

U型フックは、やはりUの字の形をしています。2つ組み合わせて使うことで、ホウキやカナヅチなど、収納物を両側から挟んで引っ掛けられるので安定感があるのが特徴です。こちらのお値段は、1つあたり100円弱。

雑誌などを立て掛けておけるようなワイドタイプのフックもあります。こちらは1つあたり100円強といったところ。観葉植物などを置いておくのに便利なかご棚タイプは、600円ぐらいからあるようです。

フックは100均でも購入できます。ただし、有孔ボードの穴は25mmのものと30mmのものとがあって、100均アイテムは25mm穴専用。お手持ちの有孔ボードをよく確かめてからご購入くださいね。

有孔ボード&フックの設置方法

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有孔ボードは、専用の留め具を使うと比較的簡単に設置することができます。大きな穴を開けずに取り付けられるので、賃貸の方にもおすすめです。設置手順は以下の通りです。

1. 有孔ボードを設置したい場所を決め、留め具を取り付ける場所に印を付けておきます。仕上がりをよくするためにも、できれば水平器を使うのがおすすめ。
2. 印を付けたところに留め具をセットします。およそ60cmに1カ所の割合で設置してください。重いものを収納したい場合は、さらに留め具の間隔を狭くします。
3. 留め具と有孔ボードを固定します。ネジを取り付けるときに、電動ドライバーがあると力を入れなくても楽にできますよ。

専用の留め具を使っても、小さい穴はどうしても開いてしまいます。気になる場合は、収納するものにもよりますが、有孔ボードを壁に立て掛けるだけでもOKです。

フックは飾るもののサイズに合わせて選ぼう

フックは、有孔ボードに収納したいもの、飾りたいもののサイズや重さに合わせて選ぶとよいでしょう。バッグの収納に使う場合は、L型やU型フックが便利。ただし、フック部があまり長すぎると、ボードに負担がかかりすぎる恐れがあります。長くても10cmまでのものがよいでしょう。また、比較的重いものに使う場合は、留めピン付きのフックの購入がおすすめ。留めピンなしだと、フックから収納物を取り外すときに、フックごと外れてしまって不便です。

また、ポストカードや写真など、軽いものを飾るのであれば、L型やU型フックを使うのはサイズが合わないかもしれません。おすすめなのが、100均の「カーテンフック(クリップ付きフック)」をリメイクする方法です。ペンチでフック部分の輪っかを広げてあげると、有孔ボードの穴に引っ掛けることができます。クリップで挟んで、ポストカードや写真をおしゃれに飾ることができますよ。しかも、5個で100円なのでリーズナブルです。

有孔ボード&フック収納で部屋をおしゃれに

インテリアオブジェとして楽しむ

Photo by Paulette Wooten on Unsplash

有孔ボードとフックがあれば、壁面オブジェを気軽に楽しむことができます。例えば、小型の有孔ボードを壁に立て掛け、エアプランツやアンティークの糸巻きなどを飾るだけで、おしゃれなインテリアに。

黒い有孔ボードなら、男前風のインテリアが楽しめます。好みの小物やリース、オーナメントなどをちりばめれば、黒板風のディスプレイを素敵に演出できそうです。

大判有孔ボードでおしゃれに収納力アップ

Lazy dummy

大判の有孔ボードなら、収納力がアップして、おまけに部屋もおしゃれに見違えます。例えばキッチンなら、ステンレス製のザルやおたま、おろし金など、同じ色のキッチンツールを掛けておくのがおすすめ。色のトーンが整っていれば、たくさん収納してあってもごちゃごちゃした印象になりません。色が違うものを掛ける場合でも、道具を色別にまとめておくと統一感が出ておしゃれさをキープできますよ。

手芸を楽しむ方なら、ミシン糸の収納に有孔ボードが便利。壁一面の有孔ボードに色のトーン別にミシン糸を掛けておけば、迷子になる心配がなく作業もはかどりそう。

キャビネット内で使うのもおすすめ。引き出しの底に大判の有孔ボードを敷いて、穴に棒を差し込んで仕切りとします。こうすることで、ディッシュラックのようになったり、お皿と合う大きさに仕切ることができたりするので、食器の整理がしやすくなります。しかも無駄なスペースが減って、見た目も美しく改善。大皿やフライパンなどを立てて収納するのにも便利ですよ。

まとめ

収納力がアップするだけでなく、おしゃれなディスプレイにもなる有孔ボード。生活スタイルや家族構成に合わせて、いろんな使い方や楽しみ方ができます。

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  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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