グレープフルーツとポメロのいいとこ取り！ コストコ「メロゴールド」

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

コストコは、国内ではあまり見かけない食材を知ることができるのも楽しみのひとつ。味わったことのない調味料や料理、飲み物などがたくさん輸入されています。今回ご紹介する「メロゴールド」もそんな輸入果物です。売り場で見かけて、「なにこれ？」と思わず手に取ってしまいましたが、思った以上に大好きな味でした♪

店内のポップには「カリフォルニア産の美味しい柑橘。ポメロ × ホワイトグレープフルーツを掛け合わせた比較的新しい品種です。グレープフルーツの爽やかさとポメロの上品な甘さを持ち合わせたいいとこ取りの柑橘です。」と記載されていました。

実は私、グレープフルーツが大好きなんです！ ほろ苦なグレープフルーツですが、砂糖などはかけずに皮をむいてそのまま食べ、そのほろ苦さも堪能してしまうくらい大好きなのですが……苦みがある食べ物全般が苦手な次男がいつも立ちはだかり、食べる機会がめっきり減っていました。

調べてみたところ、メロゴールドはグレープフルーツ特有の苦みが控えめで、甘みがもっと感じられる果物のようです。これはもしかして次男でも楽しめるグレープフルーツ!? ということで試してみることに。

色は明るいグリーン～イエロー。季節や熟し具合によって黄色みが強くなるようです。旬は冬～春にかけてなので、コストコでもこの時期に登場します。栽培はほぼアメリカでされていて、国内で流通しているメロゴールドはアメリカから輸入されたもの。

コストコの売り場では、掛け合わせに使用されているポメロも並んで販売されていました。ポメロは大きな柑橘類で有名な文旦の一種なのですが、文旦よりもびっくりするくらい大きくて重たいです。それに比べるとメロゴールドは小ぶりに見えてしまうというコストコマジックですが、実際はなかなかのサイズ。グレープフルーツよりもかなり大きめ。中くらいの玉ねぎと並べるとこの差。

2.5kgで5個入りだったので1個500g。ずっしりとしています。価格はこの時は1,180円（税込）だったので1個236円となります。実はコストコで購入した数日後に、近隣スーパーでもメロゴールドを発見。見切り品で同じくらいか、もう少し高いお値段になっていました。ネットショップなどで調べてみても、この価格はかなり安いようです。

まん丸というよりは少しいびつな形をしているのもメロゴールドの特長。頭がとがり気味の形のものが多いようです。

実の色は明るめの黄色。種は少なく、とってもみずみずしいです。内皮もしっかりしており、白い綿部分もグレープフルーツより厚みがあります。

綿部分はふわっと柔らかく、指を差し込んでみると無理なく入ります。

手で簡単にきれいに取り外すことができました。ただし、この白い綿はかなり苦いので注意。食べるときはきれいに取り除くのをオススメします。

先ほどは半分にカットした状態から皮をむいてみましたが、実際むくときは丸ごとの状態からですよね。皮は厚みの割に柔らかくて手でむけますが、頭の先のヘタの部分は固いので、その付近だけはナイフで十文字に切り込みを入れるとむきやすくなります。

みかんのようにむけました。輸入果物は輸送に時間がかかるので、カビ防止の薬剤が使われています。メロゴールドも使用の記載があるので、薬剤がついている表面の皮を触った手は、一度洗ってきれいにしてから内側の薄皮むきをすると安心です。

まずは半分にパカッと割ってみましょう。これも手でできます。

実と皮の離れ具合はかなり良いので、きれいにむけます。とても水分量の多いフルーツなので、手を拭く用の布巾をあらかじめ用意しておくといいですよ。

むけました～♪

見るからにみずみずしいですよね！ そして大粒です。ひと房だけでも食べ応えがあるサイズです。

一粒一粒がしっかりしていてきれいです。水分量が多いので、破れるとびしゃびしゃになります。ホロホロッと崩れやすいので、形をきれいに残したい場合は特に優しく扱ってください。

注目のその味は……グレープフルーツの爽やかな香りと味はしっかり存在を感じるのですが、ほろ苦さはとても控えめ。甘さは優しく、とってもみずみずしいです。

これならわが家の次男でも絶対に食べられるはず。こわごわ食べた次男は「……食べられる、おいしい」との嬉しいリアクション！ さすがにみかんの方がやっぱり好きとはいっていたものの、グレープフルーツとは距離を置きたいといっていたのを考えるとかなりの歩み寄り。

ほかの家族はもともとグレープフルーツが好きだったので、メロゴールドは大絶賛。お値段のことを考えなくていいのなら、ひとりで1個でも2個でも私は食べたいです～～～♡

むいておくと、食べたいときにすぐ食べられていいですよね。房が大きいので、お子さん用にはひと房を2つか3つに割いておくとちょうどよさそうです。

とっても食べやすいおいしさのメロゴールドですが、せっかくなので、そのまま食べる以外の楽しみ方もご紹介します。あっという間に食べ切ってしまい、こんな食べ方をしてる間もないかもしれませんが（笑）、どれもおいしいので試してみてくださいね。

甘いケーキにはフルーツのみずみずしさと爽やかな味が加わるとおいしいですよね！ 苦みのあるグレープフルーツの場合は甘いクリームにあわせると苦みを強く感じてしまうかもしれませんが、メロゴールドなら大丈夫。

フレッシュな柑橘類はサラダと合わせてもおいしいです。特に甘みが上品なメロゴールドは、葉物野菜や肉などと合わせてもよく馴染みます。

個人的にはシーザードレッシングとあわせるのが好きです。フレッシュな香りと味は、食べると気分も明るくしてくれます♪

そのままでもおいしいメロゴールドですが、香りと甘みをはちみつでプラスしてみるのもオススメです。

【材料】
・メロゴールド…1個
・はちみつ…大さじ3～4

※はちみつを使用するので、1歳未満のお子さまには食べさせないようにしてください。

皮をむいたメロゴールドにはちみつをかけてひと晩馴染ませるだけ♪

ひと晩経つと水分が出てきますが、これがまたおいしいんです。水分が出てしまうと、実の方がスカスカになってしまうのでは？ と思いますが、粒もしっかりしたままのフレッシュさは健在。

厚切りの食パンにはちみつを練り込んだバターをたっぷり塗って、メロゴールドを乗せて焼いてみて♪ メロゴールドをはちみつマリネにしたものでもOKです。

焼くと少しキュッと実が締まり、より一層香りが立ちます。ハニーバターとメロゴールドの相性がまた抜群で、厚みのある実はとってもジューシー。ちょっと笑いが出るくらいこの組み合わせが好きです。

クリームチーズもあうので、お好みで塗ってみてください。このほかにもカスタードクリームを塗って、メロゴールドをのせてトーストしてもあいます。

ちょっとヘルシーなメロゴールドとヨーグルトのパフェ。朝食やおやつにもオススメです。爽やかさをさらにUPする組み合わせなので、疲れているときや食欲のないときも食べやすく、心も体もリフレッシュさせてくれます。

入れるものはお好みでいいのですが、今回はフルーツグラノーラ → プレーンヨーグルト → メロゴールドの順に重ねてみました

とっても爽やかなゼリーにしてみました。シンプルな材料で作るので、メロゴールドのおいしさを堪能できます。

【材料　4人分】
・メロゴールド…1個
・絞り汁＋水…300ml
・ゼラチン…5g
・水…大さじ2
・砂糖…40g
(デコ用)
・メロゴールドのはちみつマリネ…4房程度
・キウイ…1/2個
・生クリーム…適量

甘さは個体差もあるので、お好みで調整してください。

①メロゴールドの半分は皮をむいて実を取り出し、残り半分は絞って水と合わせて300mlにする。
②①に砂糖を加えて溶かす。溶けないようなら少し温める。
③ゼラチンに水をかけてふやかし、電子レンジで温めて溶かす。（固まりにくくなるので沸騰はさせない）
④②に溶かしたゼラチンを少しずつ加えてよく混ぜる。
⑤器に実とゼリー液を入れて冷蔵庫で冷やし固める。

固まったらメロゴールドのはちみつマリネ、キウイ、生クリームでデコレーション♪

プルプルの柔らかめのゼリー。雑味のない自然なおいしさです。グレープフルーツが苦手な次男が、このゼリーを食べて「…おいしい」と複雑そうな顔をしました（笑）。 距離を置きたかったはずのグレープフルーツが、メロゴールドになったらおいしくなったと素直に喜べばいいのに～と思いつつ、心の中でガッツポーズ。これで一緒に楽しめます♪

高級フルーツのメロゴールドはホワイトグレープフルーツとポメロを掛け合わせた比較的新しい果物です。グレープフルーツの爽やかな香りと味を残しつつ、苦みは控えめ、そしてポメロの上品な甘さを兼ね備えた、まさにいいとこ取り！ グレープフルーツが好きな方はもちろん、苦手な方でも食べやすい味でおいしいです。コストコではかなりお手頃な価格となって販売されています。まだ味わったことがない方は、発見したら1度試してみてはどうでしょうか。