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2019年06月25日 17:00 更新

「だいすき」はどんな味? 絵本『たべることば』のお披露目試食会に親子10組を招待

フレーベル館は7月13日、絵本『たべることば』のお披露目試食会を、フレーベルこどもプラザ(東京都文京区)で開催します。時間は14:00〜15:00。同社ではこのお披露目試食会に、親子10組を招待します。

絵本『たべることば』

「たべることば」とは、「ことばの意味を味わってみよう」をコンセプトに開発した「食べて味わう絵本」。

現在は、ことばが軽々しく扱われる時代と言われています。特にSNSなどの普及により子どもたちを取り巻く言語環境は変化。それらを使ったいじめも増加しています。そこで改めて子どもたちにことばのもつ意味や重みを感じるきっかけをつくりたいと、絵本の既存概念にとらわれない体験できる絵本が企画されました。

教育学者、言語学者、保育学者、保育者、パティシエなど、さまざまな分野の専門家による指導・協力のもと「ことばを食べものにしたらどんな味になるのか」が考えられました。「すき」「きらい」「バカ」「ごめんね」など、さまざまな色・味・においのする全7種類のことばのお菓子が入っています。

「すき」のお菓子は、サックリとした食感が楽しいパイ生地。ピンク色のアイシングでぬくもりが表現されています。噛(か)むたびやさしく広がる粉糖のほんのりとした甘さが特徴です。

パイ生地でできた「すき」

「だいすき」のお菓子も、「すき」と同じパイ生地を使用してあります。より甘みを引き立てるよう、アイシングにはレモン果汁がプラスされています。「きらい」のお菓子は、芯のある渋みと苦い味わいのクッキー。練りこまれた苦味のある野菜パウダーの効果で、顔をしかめたくはるほど後味が苦くなっています。

パイ生地でできた「だいすき」

「バカ」のお菓子は、まんべんなく一味唐辛子が振りかけられたせんべい。かみ砕くと辛さが押し寄せ、飲み込んでも鈍い刺激が残ります。「キモい」は、薬草を煮詰めたような嫌な風味のするお菓子で、言われた側の暗い心の中を表しているかのような深く沈んだ色合いをしています。

一味唐辛子が振りかけられた「バカ」

「ごめんね」のお菓子は、ホロホロとした食感で、スッと口の中でほどけるブルーのラムネ。嫌な気持ちを洗い流すさわやかな清涼感と甘みのお菓子です。「ありがとう」は、フレッシュなライチ風味のゼリー。カラフルなデコレーションで仕上げました。だれもが喜ぶ王道のおいしさです。

だれもが喜ぶ王道のおいしさ「ありがとう」

同書のお披露目試食会では、「ことば」についてのワークショップと、お菓子「たべることば」の試食を行います。対象は、6歳(年長)〜12歳(小6)の子どもと保護者。

申し込みは「たべることば」特設ページの応募フォームから受け付け中です。応募期間は、6月30日の23:59まで。7月5日に当選者にのみ招待の連絡をいたします。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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