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2019年05月28日 21:00 更新

【簡単DIY】壁を使って収納力をUPさせる裏技

使いたい時にサッと取れるようにしたい、家族にも分かりやすい場所に収納したい……。そうは思っていても、備え付けの収納スペースには限りがありますよね。そんなときは、壁を使って「ここにあったらいいな」を実現してみませんか? 我が家は壁にプチDIYをして、より便利な暮らしを実現。写真で事例を紹介しているので参考にしてください。

クローゼットの壁に、突っ張り棒とワイヤーネットを取り付け

こんにちは。ライフオーガナイザー®の佐藤美香です。

皆さんのご自宅にもあるであろう、備え付けのクローゼット。折れ戸・開き戸・引違い戸と扉の違いはあるものの、どの扉の場合でも共通していえるのは、左右の壁がデッドスペースになりがちであるということ。たった数センチでも、このスペースを使わないのはもったいないですよね。

そこでわが家では、突っ張り棒とネットを使って、細かなものを管理するスペースにしています。

クローゼットの左右にできるデッドスペースを突っ張り棒とネットを使って細かなものの収納に利用

ワイヤーネットに、さらにフックを取り付けて、絡まってしまうネックレスやベルトをかけて収納しています。ついあちこちに置いて、絡まっていたネックレス類も、絡まずに済むようになりました。

一カ所にまとめられたことによって、身支度が一気に終わるのが楽チンです。

キッチンの壁に、フックを取り付け

調理中に使ったエプロン、「まだ洗濯する必要はないけれど、どこにしまっておこう……」と迷うことはありませんか? ちょい置きできるスペースがあると良いのですが、毎回畳むのもイヤという方には、壁に透明のフックを貼るのがオススメです。

透明フックで、まだ洗濯しないエプロンのちょい置きスペースを作る

透明なので、エプロンがかかっていないときも悪目立ちすることもなく気になりません。剥がせるタイプのものもあるので、気軽に試すことができます。エプロン以外に、鍋敷きや鍋掴みなどをかけておくのもいいですね。

寝室の壁に、ネジを取り付け

エアコンをつけたいのに、リモコンが見つからない……。なんて経験はありませんか? 手に持ったままゆっくりくつろいでしまい、元の場所にリモコンを戻すのを忘れてしまうなんてこと、よくありますよね。それならば、最初から持ち出さないで壁に取り付けて操作する、というのもひとつです。

メーカーにもよりますが、ネジなどでリモコンを引っかけることができます。見た目が気になる場合は、カーテンの横など、死角になる場所に取り付けてもいいですね。

壁にネジを取り付けて、リモコンを引っかける収納

また、リモコンのケースを壁に取り付けておくこともできます。家具が少ない部屋など、置くスペースを確保できないときにも有効です。

わが家では、寝室のベッド横に照明とエアコンのリモコンケースを設置。ベッドに横になりながらでも手が届く位置に設置しているので、寝ながら操作することも可能です。

寝室のベッド横にリモコンケースを取り付ければ、寝ながら操作が可能

洗面台の壁に、突っ張り棒を取り付け

狭いスペースでは、ほんの数センチのスペースでも有効に使いたいもの。特に朝の身支度や、洗濯、お風呂上りのあれこれを行う洗面所では、家の中からいろいろなアイテムが集まります。たとえ狭くても、使う場所の近くに置いて、動線を短くしたい!

奥行数センチに突っ張り棒を使って、洗面所で使うアイテムを集約

写真は、お風呂場のドア横の奥行数センチのスペースを使って、収納スペースをDIYしたもの。奥行き数センチでも突っ張り棒を使えば、洗濯用のハンガーをかけたり、小物を入れるためのカゴを取り付けることもできます。

また、細い板をL字になるように取り付ければ、お風呂上りにすぐ塗りたい乳液などを収納するのに便利! 我が家ではタオルを収納する場所もなかったので、クルクルと巻いて差し込むことができるようにしました。

巾木とL字金具で、奥行き数センチの空間もタオルや乳液が置けるスペースになる

高い場所の壁に、L字金具を取り付け

高い場所も使い方次第で便利に!

L字金具を取り付ければ、かさばる洗濯アイテムの収納などに使えます。

高い位置にL字金具を取り付け、長めの洗濯ピンチなどの収納に使う

吊戸棚の側面だって、無駄にしません。意外とかさばる洗濯ピンチをかけるのに便利です。

吊戸棚の側面にL字金具を取り付けて、洗濯ピンチの収納場所に

まとめ

備え付けの収納スペースが少ない・狭いなど、不便に感じる空間も、少しだけ手をかけることで、使いやすく・手を伸ばせばすぐに取れる便利な空間に変えることができます。「ここにあったらいいな」そんな視点で、家を観察してみるのもいいかもしれません。ご紹介した方法がお役に立てば嬉しいです。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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