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2018年11月26日 16:30 更新

コスパ大! コストコの豚肉の活用方法や保存方法は?

コストコといえば大きなお肉! と思い浮かべる方もいるでしょう。しかしあまりの大きさに手が出ない……なんて思っていませんか? 何か特別なイベントで大人数が集まるときしか使えない、そんなことはありません。もちろん大容量で、一気に消費は難しいので、上手に保存しつつ美味しくいろいろなものに活用していきましょう♪

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

人気がますます高まるコストコですが、どの商品もアメリカンサイズ! こんなにたくさん消費できるかわからないし、本当にお得? と思うことは多いですよね。実際にすごくお得なものと、そうでもないものもたくさんあるのが実情。皆さんはどんな基準で購入するものを選ばれていますか?

我が家がコストコに通い始めてかれこれ6年目。初めはあれもこれもついつい試してしまい失敗もありましたが、だんだん、いつも購入する定番のものが定まっていきました。その中でも毎回購入するものは、ストックがなくなったらそろそろコストコに行かなくちゃ! と思うくらい。そんな商品がいくつかあるのですが、今回はほぼ毎回購入するくらい、我が家には必須となっている豚肉についてご紹介します。

コストコの豚肉

コストコにはたくさんの種類のお肉が販売されています。牛肉、鶏肉、ラム肉などもとってもお得で美味しいのですが、我が家では特に豚肉を必ず購入しています。どうしてかというと、

■価格が安い
■美味しい
■品質がいい
■使い勝手が幅広い
といったことが主な理由です。

近隣スーパーも企業努力をしているので、価格は同じくらいの時もあります。おそらく、コストコの豚肉の価格は他スーパーでの底値と同じか、大して変わらないくらい。底値は、特別なセール時にしかなりませんが、コストコでは変動はもちろんありますが、価格の差は小さく安定しています。なのでいつ行っても安く購入することができる安心感があります。

種類

2018年11月現在の豚肉のラインナップはこうなっていました。

【国産】
・小間切れ 89円/100g
・ロースとんかつ 160円/100g
・ロース薄切り 160円/100g
・バラ薄切り 158円/100g
・バラかたまり 138円/100g
・肩ロース薄切り 148円/100g
・肩ロースかたまり 146円/100g

【カナダ産三元豚】
・ロース 99円/100g しょうが焼き、ソテーなど
・バラ 107円/100g やや厚みのあるスライス
・スペアリブセントルイスカット 108円/100g
・肩ロース 108円/100g 焼き肉用

【カナダ産三元豚真空パック】
・バラ 82円/100g
・肩ロース 85円/100g
・ヒレ 99円/100g
・ロース 72円/100g
・スペアリブ 99円/100g

【挽肉】
・赤身80% 69円/100g  アメリカ・国産・カナダ

この他に冷凍の豚肉もありますが、個人的には一度試してリピートしていません。

小間切れ、薄切り肉はどれも薄くありません(笑)。日本の一般的なスーパーでの薄切り肉を想像していたら、その厚みの違いに戸惑うかもしれません。しゃぶしゃぶなどには全く向かないので、そういった使い方をする際には一般的なスーパーで購入した方が良いと思います。コストコの薄切り肉は、一般スーパーでのしょうが焼き用くらいの厚みでしょうか。噛みごたえがあるので、お肉を食べてる! という満足感があるかも。

国産の豚肉はお値段もそこそこ安く品質も良いので間違いありませんが、なんといってもカナダ産豚肉のコスパの良さがすごいんです。国産にこだわる方にはすすめませんが、そうでないなら他スーパーで同じ価格のものと比べてみて欲しい! と思うくらい、カナダ産の豚肉の品質がなかなかのものなんです。

品質

カナダは、100カ国以上の国々に豚肉製品を輸出している世界第3位の輸出国だそうです。その中でも日本は、輸出金額でトップを誇る国。確かに豚肉はカナダ産のものを最近近隣スーパーでもよく見かけますが、それだけ輸出ができるのには理由がありました。

コストコのカナダ産豚肉にはこんなロゴがついています。左はカナダの食品生産メーカーのもの。塊の豚肉だけではなく、ハムなどの加工肉の生産販売もしています。豚肉の美味しさや新鮮さを保つために真空パックにしています。

右のものは「カナダポーク品質保証マーク」といって、カナダの伝統的な養豚と世界最高水準の食品安全システム下で生産される、プレミアム品質のカナダポークを提供するプログラムに参加する生産者と加工業者が有する、商標登録ブランドのロゴです。

カナダでは官民一体になって豚肉の品質向上に取り組んでいます。そのため、高品質と価格の安定が保たれているというわけです。

おすすめ豚肉の保存方法と活用法

豚挽肉

コストコの豚挽肉はアメリカ・国産・カナダ産を合わせたものです。その最大の魅力は69円/100gという価格の安さ。この価格は我が家がコストコに通いだした当初から変わっていません。

とても安いのですが、実は近隣スーパーでの豚挽肉の底値と同じなんです。コストコのようにこんな大容量ではないので使いやすいのですが、私はコストコで購入します。どうしてかというと、断然こちらの方が美味しいのです。

一般のスーパーでの安い挽肉はとにかく白っぽい色をしています。脂身がとても多いんです。火を通すと油が溶けて油まみれ……なんてことも。ですが、コストコの挽肉は赤身80%なので脂身は少なく美味しいので、同じ値段ならば大容量であってもこちらを選びます。

もちろん一気に消費はできないので小分けにして冷凍保存必須です。もともと解凍品の表示があるので再冷凍だと味が落ちてしまうんじゃ……と思われるかもしれませんが、個人的にはあまり劣化を感じないので冷凍してしまっています。

我が家の場合は使いやすいように200gずつに分けてラップしてジップロックに入れて冷凍庫へ。使いたいときに自然解凍か、電子レンジの解凍コースで解凍しています。

挽肉料理ってたくさんありますよね!

ロールキャベツ、タコライス、餃子に春まき、麻婆豆腐に麻婆春雨、ハンバーグ、肉団子、焼売など、コストコで豚ひき肉を購入するようになって、我が家の挽肉料理は、ほぼこの豚挽肉を使うようになりました。たまにストックがなくなって近くのスーパーで購入することもありますが、本来なら牛挽肉や合い挽肉を使うものまで豚挽肉でも美味しい! と変わってしまいました。

ただし、餃子などで肉汁がじゅわっと~を期待している方は、脂身が少ないので控えめになります。物足りない方は脂身増量するなどした方がいいかもしれません。

挽肉は「和洋中」問わず使うので、ストックがたくさんあっても意外となくなります。我が家では料理によって1回で400~600g使うので、1パック2㎏くらいだと週1回使ったら1カ月で消費完了。頑張って使わなくちゃ! と思うほどではありません。1人暮らしの方にはちょっと多すぎるのでシェアした方がいいかもしれませんが、家族3~4人でも使い切れる量ではないでしょうか。

三元豚 真空パック

挽肉と同じくほぼ毎回購入するのが三元豚の真空パックの塊肉です。三元豚(さんげんとん)とは三種類の品種の豚を掛け合わせた一代雑種の豚をさしています。各品種の良いところを引き出して品質を上げるのだそうです。

こちらも価格の安さにびっくりしますよね。ただし、大きいので購入をためらう方が多いと思います。以前はもう少しコンパクトなサイズ(とはいっても2㎏くらい?)でしたが、ここ最近大きいので、私自身も購入を躊躇したことがあります。特に一番価格の安いロースが大きなサイズになってしまいました。肩ロースやヒレはもう少し小さくて使いやすいサイズなので、そちらを選ばれてもいいかと思います。私もその時によってどの部位を選ぶか考え変えています。

そして一番気になるのは味。いくら安くても美味しくないお肉はリピートしませんよね。このお肉は一度も冷凍せずに真空パックされているので、味が劣化していないのが特徴。変な臭みもなく、豚肉の旨みもあって美味しいんです♪

挽肉と違って真空パックの塊肉はカットしなくてはいけません。面倒な場合はパック詰めにされているほうを選ばれるといいと思いますが、少々コスパは下がります。お肉自体は同じものでも手間がかかる分だけ割高になるのは仕方ないので、使い勝手の良い方を選んでくださいね。

真空パックのものは、カット済みのパック入りの物に比べ賞味期限が長いのもメリットです。カット済みの方は購入日入れて2日程、真空パックは未開封なら6日程となっています。コストコに行くときは大容量のものをいくつも購入するので、冷凍庫がすぐにいっぱいになってしまいがち。すぐにスぺースが空かないときは、真空パックのものは空くまで冷蔵庫で1週間ほど待つことができるので、その間にスペースを調整できて、意外と助かるんです。

すぐに消費できない分は冷凍保存しましょう。塊肉の良いところは、使う用途で大きさを変えられるところ。我が家の場合は、とんかつやソテー用に厚みのあるスライスしたものと、茹で豚用の塊とにカットしています。普通のパック詰めの物ならば、別々に購入しなくてはいけないと思いますが、この大きな塊肉なら使い勝手に合わせたものへと臨機応変に対応することができます。

この段階で下味や漬け汁に付けて冷凍すれば、そのまますぐに調理できて時短にもつながります。

塊肉を下茹ですることもありますが、この時には副産物が生まれます。

茹で汁を冷まして固まった脂身を捨てたらこんなにキレイな旨みたっぷりの茹で汁が! スープやみそ汁、ソースのベースにしたりと、さまざまな用途に使うことができるので捨てないでくださいね♪

焼いたり、煮込んだり、茹でたりと、塊肉は自由自在。料理のレパートリーが増えるかもしれませんよ♪

真空パックの塊肉は種類も多いので、その時の気分で選んでもいいかもしれません。ただし、薄くスライスにするのは難しいので、薄切り肉を使いたいときはカット済みを購入した方が安心です。

こちらの塊肉も挽肉同様2~3㎏と大きいので消費できるか心配になるかもしれませんが、形を変えて使えるので、同じものばかり消費しなくちゃ! といった印象はそこまで感じないのではないでしょうか?

ちなみに、煮込み料理の時には茹で豚用に塊にカットしたものでも、とんかつ用にカットしたものでも使えるので、在庫チェックをしてあるものを活用しています。また、小間切れにカットするのは難しいのですが、冷凍したものを半解凍の時にカットすると薄く切ることも可能です。炒め物にちょっと加えたいときにはとんかつ用にカットしてあったものを1~2枚出して使うこともあります。

まとめ

コストコのお肉の中でも豚肉のコスパの良さはかなりのものです。価格はびっくりするくらい安いのに品質は高く美味しいのでぜひ味を確かめてみてください。特にコスパが高くおすすめなのは、豚挽肉と真空パックの塊肉。大容量なので冷凍保存必須ですが、どちらも使い方によって形も味付けも変えられるので、いろいろな料理に使いまわせます。ストックしておくと使い勝手も良く、そこまで無理をしなくても消費できるので、大容量で手が出せない~! と思っていた方もそこまで心配いらないかもしれませんよ♪

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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