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2019年02月14日 20:30 更新

【洗濯の裏技】血液のシミをキレイに落とすコツは?

料理をしているときに指先を傷つけたり、子どもが転んでケガをしたりして、血液のシミが衣類に付着してしまうことがあります。血液は洗濯しても取れにくい汚れの代表格。けれども、諦めるのはまだ早いです。今回は血液のシミをキレイに落とす裏技を特集。応急処置の方法や注意点などについてご紹介します。

血液のシミをキレイに落とすコツ

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すぐに水洗いする

血液のシミは、できるだけ早く水洗いすることが大切。なぜなら、血液に含まれるたんぱく質は、時間が経過するにしたがって酸化して、だんだん落としにくくなってしまうのです。逆のいい方をすれば、早く対処することができれば、血液のシミを落とすことができます。

ただし、衣類のなかには水洗いできない素材もあります。まずは洗濯表示を確認して、洗濯桶のマーク、もしくは桶にはられた水に手を入れているマークが付いてるかどうかをチェックしてください。両方ないしはどちらかが付いていれば、水洗いしてOKです。

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こちらの洗濯桶のマークは、水温30℃を限度に、洗濯機で洗えるという意味。

水洗いするときの注意点

汚れの種類によっては、洗濯する際のお湯の温度が高いほうが洗浄効果が高くなり、落ちやすい場合があります。ところが、血液によるシミの場合は例外。シミを衣類の繊維に沈着させてしまう恐れがあります。よかれと思ってお湯を使うと、かえって逆効果になってしまうので注意が必要です。

血液の汚れを水洗いする際は、30度に満たないぬるま湯もしくは水を使うようにしてください。血液に含まれるたんぱく質は、高い温度のお湯に触れると凝固してしまう性質があります。

外出先ではすぐに応急処置をする

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外出している場合など、すぐに水洗いできないときは、以下の手順で応急処置を行ってください。

1.乾燥したタオルもしくはティッシュペーパーを使って血液の水分を吸収させます。
2.その後、水で湿らせたタオルやハンカチを用意し、血液のシミが付着した箇所を軽くトントンとたたき洗いします。

タオルやハンカチに血液の汚れが移ったのを確認したら、たたく場所をかえて同じようにたたき洗いを続けてください。血液が付着しなくなるまで繰り返します。

たたき洗いする際は、シミの外側から内側にかけて行ってください。内側から始めると、最終的に輪ジミとなる恐れがあります。

水では取れない血液のシミを落とす裏技

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中性洗剤×歯ブラシ

水洗いしただけでは、血液のシミを落とすことができなかった場合は、次の手順でのシミ抜きをお試しください。

1.血液のシミに中性洗剤を直接塗布してください。
2.そのうえで、歯ブラシを使って軽くたたき洗いします。
3.水でしっかりすすいでください。
4.洗濯機に入れていつもと同じように洗います。

汚れがひどい場合は、中性洗剤をシミに直接塗布したあと、しばらくつけおきしてください。水に溶けやすい液状の洗剤を使うのがおすすめです。

やはり、お湯ではなく水かぬるま湯を使ってください。

漂白剤につけ置き

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それでも取ることができないしつこい血液のシミの場合は、酸素系の液体漂白剤を使って落とすのがおすすめです(塩素系や還元系の漂白剤はおすすめしません)。とくに応急処置が遅れてしまったときなど、シミが付着してから時間が経過している場合は、中性洗剤を使っても取り除けない可能性があります。

漂白剤を使ったシミ抜きの手順は、以下の通りです。

1.たたき洗いやもみ洗いをして、できるだけシミを落としておきます。
2.血液汚れに漂白剤をなじませます。
3.しばらくつけおきしたあと、しっかり水ですすいでください。
4.洗濯機に入れていつもと同じように洗います。

漂白剤を使う際の注意点

使用されている素材次第では、漂白剤が原因で色落ちする可能性もあります。必ず前もって洗濯表示を確認し、使用可能かどうかをチェックしておきましょう。

白抜きの三角マークがある場合は、塩素系・酸素系いずれの漂白剤を使用してもOKです。三角マークのなかに斜めのラインが2本入っている場合は、酸素系漂白剤を使用することができますが、塩素系漂白剤は使用できないことを意味しています。

注意したいのは、白抜きの三角マークに「×」印が付いている場合です。これは漂白処理ができないことを意味しています。

こちらの三角に×印がついているマークは、漂白できないという意味。

なお、漂白可となっている衣類でも、まれに色落ちしてしまう場合があります。漂白剤を使用する前に、必ず目立たない箇所を使ってテストしておくのがおすすめです。

まとめ

落とせないと思いがちな血液のシミですが、正しく対応すれば、高い確率でキレイに落とすことができます。大切なのは、汚れが付いてからすぐに処理すること。その場で、汚れをしっかり落とせない場合でも、応急処置でシミを沈着させないようにしましょう。

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