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2018年10月27日 16:30 更新

台所仕事が楽になる! キッチンの仕組み【忙しいママの時短家事テクvol.4】

一番時間がかかっている家事といえば、料理ではないでしょうか? キッチンに立っている時間が長いママこそ、片付けることによって、日々の調理にかかる時間を大幅に短縮できます。1日5分の時短でも、1年では約30時間もの時間を生み出せます。ぜひキッチンに着目して、楽を手に入れてくださいね。

こんにちは! 福岡でお片付けアドバイスとお片付け講師をしている、ライフオーガナイザーⓇの甲斐祐子です。

小学生と幼稚園児の2児の母ですが、ズボラで家事も得意ではなく料理にも時間がかかり、毎日バタバタしていました。

そんな私がお片付けしてキッチンの仕組みを整え、普段の料理時間を短縮することに成功! 時短ができたポイントを5つまとめてみたので、参考にしていただけると幸いです。

レシピ・献立の整理をして時短

集中できる料理環境を作るため、あえて「紙」のレシピ

Photo by William on Unsplash

スマホが普及している今でも、私は基本、紙でレシピを整理しています。

スマートフォンを見ると、ついつい「インスタ映えするようなおしゃれな料理を作らなきゃ!」なんて思ってしまったり、調理中でもメールの着信音が気になってしまうので、調理中は情報を遮断し、集中して短時間で料理をしています。

定番料理をつくって、ローテーション

「家族に何食べたい?」と聞いても、帰ってくる言葉は、だいたいいつも一緒。「目指せ! お袋の味」ということで、わが家の定番料理を手早く美味しく繰り返し作ることを念頭に置き、レシピも整理しています。

自分や家族を軸にして「私はどうしたいのか?」をしっかり考えてみると、夫や子ども達が好きな料理や、おいしく健康的な食事をローテーションして作るのが、家族も喜び、短時間で作れて、一番効率がいいと思うようになりました。

料理が得意でも好きでもないのだから、自分に対して欲張らないことにしたのです。

【レシピの管理方法】素材別にファイリング

私はファイルボックスを利用し、家族も喜んでくれてよく作る定番レシピを印刷し、「鶏肉」「豚肉」「牛肉」「魚」など素材別に分けて保管しています。

この時、定番レシピ以外にも「作ってみたい」フォルダも準備しています。

あまりレシピの数は増やしたいとは思っていませんが、雑誌を読んでると「食べてみたい! 作ってみたい!」と思う料理を見つけ、切り抜いたりすること、ありませんか? その切り抜いたレシピがバラバラに散らかってしまわないために、一時置きとして「作ってみたい」フォルダを準備し、週末など余裕のある時に新しい料理にチャレンジしています。

家族の協力で後片付けを時短

家事の時短は、自分だけが頑張るのではなく家族に協力してもらうことも心がけています。子どもの成長とともに、自分の食器を運ぶだけではなく、家族の分も運べたり、盛り付けをしてもらったりと、子どももしっかり戦力に!

しかし、ただただ「やって!」とお願いするのはNG。家族の誰が見てもどこにあるかわかることや、スムーズに手伝いができる仕組みを整えておくことが大切です。

例えば、わが家の場合、お箸やお茶の準備は子ども達にしてもらいたいので、キッチンの入り口付近の低い位置に置いています。自分で取れる位置にないと、お手伝いにならないので物の配置・仕組みは大事なんです。

毎日使うものは出しっぱなしで時短

毎日使う、キッチンスツールや塩・醤油などの調味料は、手の届きやすい場所に、片手でスッと取れるように出しっぱなしにしています。ぎっしり入れず、ゆったり7割くらいにしておくと、引っかかることも少ないです。

出しっぱなしの収納用品を買うときに私が気をつけていることは、色味を統一すること。いつも見える物なので、見た目のごちゃつきがストレスになってしまう可能性が高いです。そのため、色や素材は、白・黒・ステンレス・ウッドの中から選ぶようにしています。

「蓋なし」で取り出すときの時短

爪楊枝や竹串・お弁当で使うアルミカップやピック、輪ゴムなど、買った時は蓋付きのケースに入っていましたが、使う時に蓋を開けたり閉めたりするのが面倒なので、蓋は処分しています。浅めの引出しに保管しているので、引出しを開けるだけで取れますし、ホコリなども気になりません。

子ども達も、自分で爪楊枝やピックをお弁当のおかずに刺してみたり、輪ゴムなども工作に使う時には、自分でここから取っていきます。

食器の量を制限して、選ぶ時間を時短

お鍋やキッチンスツールなどの調理器具もそうですが、食器も少ないと楽だと感じています。よく使う食器を少しゆったり置くだけで、探しやすくなり、取り出しやすくなります。

こだわりがあったり、季節によってマメに入れ替えて楽しみたい方は良いと思いますが、たくさんあっても、結局はいつも同じ食器を使っているという方は、量を見直してみましょう。

あまり使わないけれど捨てたくない食器は、別の場所に分けて保管してもおくと、日常使いの食器が取りやすく、選びやすくなります。

まとめ

物の量を調整したり置き場や置き方を整えて、スムーズに動きやすい空間を作ることも大切ですが、ご自身の負担が少なくなる献立・レシピの考え方や、家族にも協力してもらえる工夫も取り入れてくださいね。

あなたに合うものを1つでも取り入れて頂けると嬉しいです! ぜひ、ご自身とご家族の毎日が楽になるお片付け、試してみてくださいね♪

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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