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2018年08月31日 11:00 更新

【専門家コーディネート実例集】忙しくても「お花がある暮らし」を実践するコツ

仕事に育児にと、忙しい毎日を送っているけれど、本当はお家のお気に入りスペースに季節のお花を飾って時間を過ごす……。そんな暮らしを実現してみたい! なんて思っている方は多いのではないでしょうか? 今回はそんな忙しい方でも実現できる「お花をお部屋に取り入れる方法」を、お花とお部屋のコーディネート実例と合わせてご紹介します。

憧れるのは、部屋に「お花」がある暮らし

Photo by Alexandra Gorn on Unsplash

リビングのダイニングテーブルに、寝室のベッドサイドテーブルに、ドレッサーの横脇に、季節の花を、花瓶にひと挿し。そんな「お花がある暮らし」に憧れるけれど、仕事に家事に育児にと、忙しい日々の合間を縫って、花屋に足を運んでお花を選ぶのはなかなか難しい……。

けれど、季節を感じる鮮やかな花々に触れて、ほっと安らぐひとときを一日の終わりに感じたい。手間がかからず、お花のある暮らしを実現するにはどうしたらいい?

そこで今回は、忙しく働くママでも実現できる、お花を生活の中に取り入れるコツと、ぜひ参考になればと、暮らしの専門家たちのお花とお部屋のコーディネート実例を合わせてご紹介します。

【コーディネート実例】ライフオーガナイザー:片元友紀さん

築30年のダイニングも、お花とグリーンを効かせて明るい印象に

最初にご紹介するのは、ライフオーガナイザー®の片元友紀さんのお部屋。

築30年オーバーのわが家のダイニング。狭いながらも、大きなダイニングテーブルのあるこの場所は、小学生男子二人と夫と食卓を囲む大事な場所です。

使い込んだダイニングにお花を添えると、それだけでお部屋全体の表情がパッと明るく、柔らかに。

ご飯を食べている時も、ふと横を見ると心が癒されるし、子どもたちもすぐお花を飾っていることに気が付いて「これなんの花だろうね?」と話すことも。

食卓にお皿をたくさん置いても、色も大きさも邪魔にならないお花の存在は、目で見て食べる、もう一つのお料理のような存在です。

このお花のグリーンが、私の大好きなカリモクのチェアーとの相性もよく、スッキリめなダイニングに彩りを足してくれています。

そしてこの風景は、キッチンで料理を作る私が後ろを振り返ると広がっていて、『また今日も、美味しいご飯を作ろう』と思わず口角が上がり、元気になるのです。

【コーディネート実例】ライフオーガナイザー:木原ことのさん

一日の始まりに訪れるキッチンに、お花を一差し

次にご紹介するのは、ライフオーガナイザー®の木原ことのさんのコーディネート実例。木原ことのさんは、一日のはじまりに必ず使うキッチンに、お花を活けているそう。

朝日の差し込むキッチンに、何気なく飾った小さなお花が彩りを添えてくれます。

「小さなお花を眺めながら淹れるコーヒーと朝食の用意は、いつもよりほんの少し、段取りがうまくいくような気がします」

ブーケにするには少ないお花なら、こんな風に一種類ずつ、違うフラワーベースに飾ってみるのも素敵ですね。

キッチン側から見たお花も、リビングを彩るアクセントとなってくれますよ。

一日の始まりにママが必ず足を踏み入れるキッチンを【ただの作業場】にするのではなく、花で彩りを添えてあげることで、日常の時間がワンランクアップされそうです。

プラントスタンドを設置して、癒しスポットを作る

スペースが許すなら、プラントスタンドを作って、インテリア小物をスタイリングするのも素敵です。

置いているイケアのプラントスタンドは、わが家のパワースポット! 北欧生まれのリサラーソンのアニマルたちの側に、透明感のあるガラスのフラワーベースにお花をぎゅっと活けてみると、まるでブーケのような鮮やかさ。

こちらはフラワーベースを変えたバージョン。黒いグラスなのでピリッと引き締まります。少しカッコいいイメージで、自然と気持ちも引き締まるよう! 他のグリーンに囲まれて、自然の色が映えますね。

フラワーベースが変わるだけで、がらりと印象が変わります。

小さなサイズのお花なら、フラワーベースを変えることも簡単にできますし、好きな場所に移動させて、いつでも眺めることができます。

普段はグリーンがメインのわが家ですが、お花があると一日のスタートからパワーをもらえて嬉しくなります。

私のルール(と言うほどでもありませんが)では、悲しいことがあった日は、お花を買って帰ります。瑞々しい花の持つ力はインテリアの雰囲気を簡単に変えてくれる魔法も持っていますが、それだけでなく、私たちの心にも良い影響を与えてくれますよ。

【コーディネート実例】ライフオーガナイザー:中矢くみこさん

殺風景になりがちなキッチンカウンターに、花々をプラス

次にご紹介するのは、ライフオーガナイザー® の中矢くみこさんのお部屋。

吹き抜けのリビングは、背の高いグリーンを置いて、自然を感じられる心地いい空間になるよう心がけています。ただ、グリーンが元気に育つように、夏の間は光を充分に浴びさせようと外に出しっ放しにしているので、この期間はリビングのグリーンが少なめになりがち……。

そこで、リビングの中心でもあるキッチンカウンターに、お花やグリーンを飾って楽しんでいます。

剪定がてら、カットしたグリーン(写真手前のものはゼラニウムの葉っぱ)を飾ったり、スーパーに行ったときに娘にねだられたお花を飾ったりと、テーマなどは決めずに、そのときどきで飾るものは変えています。

植物に囲まれた生活は憧れますが、実は、グリーンを枯らしがちなタイプの私。あまり手のかからないグリーンを選ぶようにしていますが、キッチンカウンターに飾ることで、気がついたタイミングにその場で水を交換でき、手間が最小限! 私のように(!?)ズボラな人にはおすすめな場所です。

時間を気にしながら立つことが多いキッチン。ふと目に入る植物は、慌ただしい気持ちを落ち着かせてくれ、パワーの源になっています。

【コーディネート実例】テーブルウェアスタイリスト:吉川純子さん

お花のチカラで、お部屋のように居心地の良いトイレに

次にご紹介するのは、テーブルウェアスタイリストの吉川純子さん。

自宅でサロンを開催しているので、毎日のように生徒様やお客様が来るとのこと。そのため「トイレもできるだけ居心地の良い空間にしたい」と、ちょっとしたお花を飾っているそうです。

狭い空間ですので、分量は少なめに。飾り始めは少し低めに、ラフにまとめて「投げ入れスタイル」で飾りました。

ハンドメイドで作った低めのグラスをフラワーベース代わりにして、100均で購入したフォトスタンドに乗せて、ちょっとニュアンスが変わるのを楽しんでいます。

生徒様やお客様は女性が多いので、ちょっとお花があると気分転換にもなるようで、とても喜ばれました。

数日後、お花が少なくなってきたら、切り戻して小さなガラスに小分けにして再度、表情を変えて楽しんだりします。

トイレの中ですので、お花などを飾る場所はコーナーラックを使って、邪魔にならず、なおかつ目につきやすいところにしています。

このお花コーナーには、一緒にボトルがオシャレなハンドクリームも置いて、手を洗ったあとに自由に使っていただけるようにしました。

清潔感の中に気軽に季節感を取り入れられるお花は、大事なインテリアの一つです!

【コーディネート実例】整理収納アドバイザー:あきやま なおこさん

お花はリビングの「お気に入りスペース」に置くのがこだわり!

最後にご紹介するのは、整理収納アドバイザーのあきやま なおこさんのお部屋。

夫婦の好みが異なるため、それぞれお気に入りのモノを飾る場所をリビングのテレビボードの両サイドに作り、お互いの定位置がお気に入りの場所になるようにしているんだそう。

写真は、あきやまさんのお気に入りスポット!

「フォトフレームとお花やグリーンを飾る場所に決めている」というお気に入りスポット。

そして、必ずそばにお気に入りのシュライヒのキリンを置き、日常忘れがちな「自然」を思い出せる空間にしています。

この光景が見える場所に座れば、夫婦の時間がはじまる、というのがあきやま家のルール。

多忙な日々でもお花を気軽に楽しむには?

Photo by Alexandra Gorn on Unsplash

以上、暮らしの専門家たちのお花とお部屋のインテリアコーディネートをご紹介してきましたが、「こんなふうに素敵にお花を飾ってみたいとは思うけれど、お花を買いに行く時間も選ぶ余裕もないし……」なんて、毎日何かと多忙な日々を過ごしていると、つい思ってしまいますよね。

けれど、そんな忙殺されている渦中であっても(!?)お花を気軽に楽しめるコツがあるんです!

それは、お花の定期便を利用すること♪

500円プランから始められる「お花の定期便」を活用!

今回ご紹介した専門家の方々が利用していたのが、この「Bloomee LIFE」というお花が定期的に届くサービス。忙しいママの間で、お花のある暮らしができると話題になっています。

その理由は
・お花を買い行く必要がない
・ポスト投函で届くから、受け取りの必要なし
(※500円・800円プランのみ)
・センスのいいお花をセレクトしてもらえる

週に1回、または2週に1回の頻度で、季節のお花やおすすめのお花がお家に届きます。もちろん旅行や出張など、長期不在の場合はスキップすることも可能です。

1回あたり500円から始めることができ、一番ボリュームがあるプランでもたった1,200円という、お財布にも優しい料金設定もうれしいところ。

< Bloomee LIFEプラン >
・500円プラン (送料別途:250円)
・800円プラン (送料別途:350円)
・1200円プラン (送料別途:500円)

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Bloomee LIFEからkurasso読者様へ特別なクーポンをプレゼント!

サービスお申し込み時にご入力いただくと、
初回のお届けが無料になり、おトクに始められるクーポンです!
■使用方法:初回申し込み時、クーポンコード欄に「kurasso」とご入力ください。

※全てのプラン(500円・800円・1200円プラン)が対象となります。
※送料は別途かかります。
※2019年2月28日まで有効です。
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まとめ

お花屋さんに足を運んで、自分で花を選んでブーケを買わなくとも、こんな便利なサービスを活用すれば、スマホからボタンひとつで「お花がある暮らし」が叶います。さらにお花屋さんが選んでくれるので、選んだ花の色合いがちぐはぐでいまいちになってしまった……なんてこともありません。

ダイニングテーブル、キッチン、トイレ、フラワースペース……。

暮らしの専門家たちが実践している花とお部屋のコーディネート実例を参考に、ぜひあなたも「お花がある暮らし」を試してみてはいかがでしょう?

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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