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2020年10月28日 19:13 更新

家庭菜園で育てやすい果物は?初心者にオススメなものはこれ!

朝の食卓にフルーツが添えてあると、それだけでテンションが上がり、一日を充実した気分で過ごせそうですよね。家庭菜園で果物を栽培すれば、毎日もぎたての新鮮フルーツを楽しむことができちゃいます。しかし、実は果物の栽培は、野菜の栽培に比べて少々難易度がお高め。そこで、家庭菜園で果物を育てるコツや初心者におすすめの果物をご紹介!

ガーデニング・家庭菜園で果物はOK?

Photo by Alex Kotomanov on Unsplash

野菜と比べて、値段もお高めな果物。ビタミンをたっぷり含み、美容にもいいと言われている果物は、毎日摂取することが望ましいとされていますが、野菜や肉、魚など食事に必要なものが優先され、お家ではどうしても果物は後回しに。

家庭菜園で果物を育てれば、家計も助かりますし、毎日新鮮な果物を低コストで楽しめて一石二鳥! 「これは始めない手はない」と思うかもしれませんが、果物の家庭菜園には、実は注意が必要なんです。

果物の家庭菜園が難しい理由

Photo by Naomi Koelemans on Unsplash

ひとつは植え付けから収穫までの生育スピード。家庭菜園でも人気の高い、トマト・きゅうり、茄子は3カ月程度で収穫できますし、レタスやベビーリーフ、小松菜といった葉物野菜などは1カ月弱で収穫できるのに比べ、多くの果物は収穫までにかなり長い時間を必要とします。もちろん、植え付けた後はそのまま放置というわけにもいかず、その間さまざまなお世話が必要となります。

さらに、果物が甘くおいしい実を実らせるのには、たっぷりの養分が必要。果物は実をつければそれらがすべて甘く美味しく育つというわけではなく、ひとつの実により多くの量の養分を届けるため、良い実だけ残し、他を摘み取る必要があります。そうすることで、養分がひとつの実に集中しやすくなり、甘みが増すのです。そのため、品種にもよりますが、ひとつの苗からはたくさんの果物が収穫できないので、ベランダで育てようと思うと、たくさんの土とスペースが必要になってきてしまうんです。

家庭菜園で果物を育てるときの注意点

また、甘くておいしい果物は、人間だけでなく虫や鳥にとっても大好物。長い期間かけて栽培したのに、実をつけたとたん食べられてしまったら……。かなりショックですよね。果物が収穫できるその直前まで、害虫や鳥対策には気を抜けません。ネットでカバーをかけるなどして、せっかくついた実が食べられてしまわないよう注意を払う必要があります。

果物初心者にもおすすめ! ベリーを育てよう

Photo by Brooke Lark on Unsplash

「じゃあ、家庭菜園で果物を育てるのは難しいの?」……いえいえ、そんなことはありません。鉢やプランターでも栽培できるベリー類の果物は、初心者でも育てやすいと人気の果物。ホームセンターに行けば苗を購入することができますし、「ストロベリーポット」と呼ばれる専用の植木鉢やイチゴ栽培専用の培養土も販売されています。他にも、レモンやすだちなど糖度を気にしなくて良い柑橘系も育てやすい果物。しかし、柑橘類の栽培にはある程度の気温が必要なので、冷寒地には不向きです。

家庭菜園できるベリーの種類

・ストロベリー

Photo by Alexander Mils on Unsplash

人気なのはやっぱり「ストロベリー」。秋口に植えれば、翌年の4月〜5月には収穫が見込めます。実を甘くするためには前出の通り、実がなる花や枝を摘み取るなど摘芯・摘花の作業が必要になりますが、もともと甘みの強い品種を選ぶと甘くておいしいいちごに育ちやすいです。初心者には「カランベリー」「あまおう」「夏姫」などが人気のよう!

・ブラックベリー

Photo by Nick Sarro on Unsplash

実は幼少期、庭で栽培していたのが「ブラックベリー」。酸味が強いので子どものころは生の実はそんなに好きではなかったのですが、これを砂糖で煮込んだジャムが好きで、よくアイスにかけて食べていました。

収穫時期は6月下旬〜7月ごろで、害虫や病気にも強く育てやすいです。小さな苗でも一年で3メートル近く伸びるので、夏のグリーンカーテンとしても活用できますよ!

・ブルーベリー

Photo by Joanna Kosinska on Unsplash

ベリー類の中でも、一番育てやすいといわれているのが「ブルーベリー」。ジャムなど活用の幅も広いですよね。プランターでも育てやすく、苗一本でもたくさんの実をつけてくれます。植え付けのタイミングは3月〜4月ごろか秋口がおすすめ!

ガーデニング・家庭菜園をもっと楽しもう

Photo by Natalie Rhea Riggs on Unsplash

収穫できた果実はもちろんそのまま食べてもおいしいですが、マンネリ化してきたら、アレンジしてみましょう。ジャムにしてトーストやヨーグルト、アイスクリームにかけてもいいですし、パンケーキと合わせて、カフェ顔負けのスイーツを作ってみても◎。スコーンやマフィンにアレンジしてもいいですね。同じく家庭菜園で作ったハーブが手元にあれば、水と一緒に数時間漬け込むと最近トレンドのデトックスウォーターだって作れちゃいます。

まとめ

「フルーツは難しそうだし」と最初から敬遠していてはもったいない。野菜よりも確かに難易度は高めですが、その中でも育てやすい果物を選べば、初めての方でもベランダで育てることができます。果物いっぱいの食卓を目指し、チャレンジしてみてください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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