窓サッシ掃除の秘策とは? ペットボトル専用グッズでらくらくお掃除!
窓のサッシが汚れていることに気がついたとしても、面倒だから、目立たないからとついつい見て見ぬふりをしてしまっていませんか? ところが、ホコリがたまったところに結露して水分が加わると、たちまちカビのすみかに。そこで、簡単なお掃除の仕方や、ペットボトル専用グッズを使った手軽なお掃除の方法をご紹介します。
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窓のサッシ掃除、サボっていませんか?
窓のサッシはカビの生えやすい場所
窓のサッシは、お家のなかでもお掃除がしづらい場所の一つです。ところが、ホコリがたまりやすく、結露による水滴によってカビが生えやすい場所。そのため、放置はしておけないですよね。
中でも、窓サッシの汚れで特に気をつけたいのがカビ。ほとんどのカビは湿度が65%以上になると活動を始め、80%以上になると活発になるのだとか。湿度が高くなる梅雨や結露ができやすい冬はとくに注意が必要です。部屋全体の湿度が低い場合でも、窓に水滴がついていれば、カビが育つのには十分。カビの発生を防ぐには、窓の結露対策が重要といえます。
窓サッシの掃除手順
窓サッシのお掃除は、乾いた状態でするのがポイントです。まず上から……と、ガラス面の掃除からしてしまいがちですが、洗浄水がサッシに流れ込むことでホコリが水濡れし、掃除しづらい状態になってしまいます。窓まわりのお掃除は、サッシから始めるのがおすすめです。
はじめに掃除機を使って、サッシにたまったホコリやゴミをおおかた吸いとってしまいます。サッシの隅っこに固まった汚れがある場合は、あらかじめ使い古した歯ブラシなどで、ほぐしてから掃除機をかけるとよいでしょう。歯ブラシが届かない小さな隙間の汚れは、爪楊枝など、先が細いものでかき出しておきます。なお、掃除機を使用する際は、カーペット用のアタッチメントではなく、面倒でも細口なノズルに付け替えるとうまく吸いとることができますよ。
ペットボトルを使ったグッズで簡単サッシ掃除
ペットボトル専用加圧式スプレー
窓のサッシのお掃除には、高圧の水を噴射して洗浄する高圧洗浄機が有効ですが、他のもので代用することもできます。それがペットボトル(500ミリリットルもしくは1リットル)に装着して使用するタイプの加圧式スプレーです。
空になったペットボトルに水を入れ(八分目くらい)、ブラシの付いた水圧式のポンプをキャップの代わりに取り付ければ準備完了。あとはポンプの先を引っ張っては押すという作業を何度か繰り返すと、タンクに水が充填(じゅうてん)される仕組みです。
あとは窓のサッシに向けてボタンを押すと、勢いよく水が噴射。ペットボトルに取り付けた簡易的な道具とは思えないぐらいの圧力で、たまったホコリや汚れを落としてくれます。高圧洗浄機も顔負けのペットボトル専用加圧式スプレー、要チェックです。
100均で手に入る! ペットボトルブラシ
やはり空になったペットボトルに水を入れて、キャップの代わりに取り付けます。頭を下のほうに向けるとちょうどいい具合に水が出続け、水を供給しながらブラシでお掃除できるというわけ。ブラシもほどよくコシがあり、たまったホコリやゴミをきちんとキレイにしてくれます。
使ったあとは、汚れをきちんと落としておくと、繰り返し使うことが可能。腐食の原因となりますので、なかに水を入れたまま放置するのは避けましょう。
ペットボトルに取り付ける結露取りワイパー
サッシのお掃除をしたら、窓もキレイにしておきたいところ。カビの原因となる結露による水滴を除去するのに便利なのが、ペットボトルに取り付けて使用する結露取りワイパーです。やはりキャップ部分に取り付けることで、窓に付着した結露を素早く掃除できます。サッと窓ガラスの表面を滑らせるだけで、水分をペットボトルのなかに集めてくれるという優れものです。広い範囲で結露している場合や、水滴の量が多い場合は、雑巾で拭き取るよりも手早く済みそう。
ペットボトル不織布クリーナー
こちらもペットボトルに取り付けて使うアイテムです。ブラシではなく、不織布になっていて、サッシやフレームなどの掃除に活用できます。厚手で、密着させてなぞることによって汚れがしっかり取れそう。
まとめ
放置するのはよくないとわかっていても、面倒だから、目立たないからなどの理由で、つい後回しにしてしまいがちな窓のサッシのお掃除。劇的に手間を減らしてくれる便利アイテムがあれば、ずいぶんと前向きに取り組めるはずです。100均で手に入るものがほとんどなので、まずは気軽に取り入れてみてください。