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2018年05月03日 15:00 更新

天然の木製家具を長持ちさせるコツは? 正しい掃除・手入れ方法を紹介

手頃に買えて、気軽に模様替えできるプチプラ家具もいいけれど、やっぱり触り心地なめらかな天然の木製家具はあこがれもの。大切に使えば一生使えるものですから、正しいお手入れ方法や長持ちさせるコツを事前に知っておきたいですよね。今回はそんな木製家具の扱い方についてご紹介!

木製家具の魅力とは

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家具を扱っているお店や通販サイトを見ると、木製の家具は一見たくさんあるように見えますが、実は天然の木を使っているものと、科学的に合成されたものなどいくつか種類があること、ご存知でしたか?

木製家具は大きく分けて、原木をそのまま板状にカットして作った天然の「無垢材」、ブロック状の木材をつなぎ合わせて作った「集成材」、ベースの台材に木目を施した化粧材を貼り付けた「化粧板」の三種類があります。

基本的にプチプラ家具でよく見る、木製風の家具はこの「化粧板」で作られていることが多いです。要はぱっと見は木に見えるけれども、プラスチック素材なんですね。

インテリアとしての魅力

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無垢材は、天然の木特有のなめらかな肌触りが魅力。自然のものなので、使い続けるごとにツヤが生まれ、年を重ねるごとに風合いが変化していきます。お家の中での家族の思い出が増えるのと重なるように、いい味を出しながらどんどん深みを増していく木製家具はとっても素敵ですよね。天然の木製家具は重厚感があるので、お部屋に置いた時もチープな印象にならず、プチプラな収納アイテムやインアリアを組み合わせても、全体が高見えしやすいのもメリットです。木の種類によって色も風合いも異なってくるので、仕上げたいお部屋のイメージやテイストに合わせて選ぶと◎。

一生使う事も可能

天然の木製家具は、たとえ傷がついたりしても補修や塗り直しをすることができ、きちんと状態にあったお手入れ・メンテナンスをすれば、一生使えるもの。木製家具を購入する時は、10年、20年先のことを考えて、長く使え飽きのこないデザインのものを選ぶことが大切です。

天然木製家具の掃除・お手入れ方法

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高価なものだからこそ、長く大切に使いたい木製家具。一見面倒そうですが、ポイントを押さえれば、簡単に掃除・お手入れをすることができますよ。

コーティング家具のお手入れ方法

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木製家具の中でも、ウレタン塗装や鏡面仕上げなどコーティングがされているものは、無塗装のものに比べて比較的汚れを落としやすく、お手入れも簡単です。汚れがついた場合は柔らかい布で乾拭きするか、それでも落ちない場合は水拭きをしましょう。

水拭きでも落ちない頑固な汚れの場合は、中性洗剤を1対100ぐらいの割合ほど、うすーく薄めたもので吹きとりましょう。拭き取った後は洗剤が残らないようしっかり乾拭きするのを忘れずに。

無塗装家具のお手入れ方法

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コーティング塗装されたものよりも、木本来の風合いが楽しめ、高級感ある雰囲気が美しい無塗装の木製家具。しかしその分、コーティング済みの木製家具よりも扱いは少々複雑です。

コーディング塗装されていない分、汚れには弱いので、汚れができたらすぐ乾拭きするのが基本。乾拭きで汚れが取れない場合、中性洗剤を使うよりも酢水がおすすめです。吹いた後は後が残らないようしっかり水拭きしましょう。仕上げに乾拭きを行いきっちり乾燥させるのがポイントです。

手入れの注意点とは

木製家具、特に無塗装の木製家具は非常に繊細。水分にも弱く、不必要に水分を与えすぎると、場合によっては変形してしまうこともあるので、水拭きをした後は必ず乾拭きし、水分を放置しないようにしましょう。可能な限り、毎日乾拭きするのがベターです。

木製家具を長持ちさせるためには?

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一度家具を購入すると、面倒くさがってついついお手入れをサボってしまいがち。ですが、家具を長期間、きれいな状態を保ちつつ使い続けるには、日頃のお手入れがキーポイント。特に高価な木製家具は、デイリーのお手入れをきちんとすることが大切です。

といっても、手間がかかる特別なお手入れは必要なし。木製家具を長持ちさせるためのお手入れ方法をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

汚れたらすぐに掃除

特にダイニングテーブルやカフェテーブルの場合、毎日の食事でどうしても汚れがち。基本的には食事の後や使った後は柔らかい布で乾拭きするか、固く絞った布で水拭きをするようにしましょう。

また、埃の放置も禁物。そのまま放置しておくと、カビの原因になってしまう可能性が……。こまめに拭き取り、きれいな状態をキープしておきましょう。柔らかい自然素材のハンディモップを近くに置いておくと掃除もしやすいですね。

壁と隙間を作る

天然の木製家具は、木が呼吸する、まさに生き物。壁と木をぴったり隙間なく置いてしまうと、その部分に湿気がたまりやすくなってしまいカビの温床地帯になってしまう可能性が!

木製家具を置く際は、季節を問わず、常に壁と5cmほどの隙間をつくるのが鉄則です。窓際も同じく湿気がたまりやすいので避けるのがベター。

直射日光を避ける

木製家具にとって、強い直射日光は宿敵。頻繁に直射日光にさらされると、変形やひび割れなど劣化を起こしてしまうことも。直射日光があたる位置は避けるか、どうしても間取りの問題で当たってしまう場合は、カーテンなどをつけて直射日光が当たらないように工夫をしましょう。

まとめ

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お手入れや使い方次第で一生モノにもなる天然の木製家具。今まで少しハードルが高いなと感じていた方も、お手入れのコツをつかめば、木製家具の魅力がぐっとさらに深まったかも!? お部屋の印象をグレードアップしてくれるので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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