人気のエアーサキュレーター３種と効果的な使い方とは？

そもそもエアーサーキュレーターという時短家電を知らない方もいるでしょう。まずはどんな家電製品なのか、その特徴を紹介します。

エアーサーキュレーターとは、一般的にサーキュレーターと呼ばれる家電製品のことです。小型の扇風機のような形をしており、風を送るために使います。軽量で持ち運びしやすいのが特徴です。

扇風機は、風を起こすことによって涼しくさせます。エアーサーキュレーターとは、強い風により室内の空気を循環させる目的があります。扇風機は人が涼むための道具ですが、エアーサーキュレーターは室内の冷気や暖かい空気を循環させ、冷房や暖房の効率をよくするための道具です。風量はとても強く、近くの物が飛ぶくらいの勢いですから、そよ風で涼むためには適していません。

では、エアーサーキュレーターは、どのような使い方ができるのでしょうか？ 知ると買いたくなる!? そのメリットを紹介します。エアサーキュレーターの「空気を循環させる」という機能をふまえて、見ていきましょう。

エアーサーキュレーターは、冷房や暖房と組み合わせて使うと、より効果的に使用できます。エアーサーキュレーターのパワフルな風を利用し、室内の空気を循環させれば、部屋全体に冷房・暖房効果をアップさせることが可能。たとえば、離れている部屋に冷たい空気や暖かい空気を送り届ける使い方や、室内の上下に溜まった空気を循環させ室内の気温を一定にさせる使い方ができます。

エアーサーキュレーターは省エネ家電!! 2つの部屋を同時に冷やす、または暖める使い方をした場合、1台のエアコンにエアーサーキュレーターだけでOK。2つの部屋にある、エアコンをそれぞれ稼働させなくとも、部屋を冷やしたり、温めたりすることができます。そのため、1年を通して活用でき、夏のエアコン代・冬の暖房代が節約することができるのです。電気代を20％カットできるものもあり、長く使えば使うほどお得になりますね。

エアーサーキュレーターの強い風は、洗濯物をはやく乾かすためにも活用できます。洗濯物をはやく乾かす場合は、直接風を洗濯物に向かって当てましょう。こうすることで洗濯物の水分がはやく蒸発するため、洗濯物が乾きにくい梅雨時や室温が低い日の活用がおすすめです。

エアーサーキュレーターを使う場合は、いくつかの注意点があります。設置場所に注意が必要です。

パワフルな風が特徴のため、周りに物を置かないようにしましょう。とくに紙やティッシュペーパーのように飛びやすい物は、近くに置くと部屋中に飛び散ってしまいます。暖房器具と一緒に使う場合は危険ですから、飛びやすい物が周りにないか確認しましょう。

エアーサーキュレーターは季節によって置き方が変わってきます。エアコンで冷やした空気を部屋中に広げるには、部屋の真ん中に置いて風を横向きにしましょう。春や秋の換気目的では、風を上に向けてください。冬の暖房使用時には風を斜め上に向けると、エアコンの暖かい空気が室内に循環しやすくなります。エアコンの下にサーキュレーターを設置できる家庭では、壁に向かって風を当ててみてください。エアコンから出た暖かい空気が部屋中に拡散され、短時間で部屋の温度が上がります。

これから時短家電としてエアーサーキュレーターを選ぶなら、次のような商品を比較してみましょう。それぞれの商品の特徴を紹介します。

アイリスオーヤマは、コスパでも選ばれている商品で、静音サーキュレーター PCF-HD15Nは音が静かなのが魅力です。最大でも35dBですから、音が気になる方はこのモデルを選んでみましょう。風量は3段階に切り替えが可能で、冷房や暖房効率を良くするためや、洗濯物をはやく乾かすためにも活用できます。

山善のサーキュレーターには、扇風機としてもサーキュレーターとしても使える商品があります。YHCX-BD302は扇風機と似たような外観で、風量を4段階まで調節できる商品です。リモコンやタイマーも付けられていますから、出かけるときに洗濯物に向けてつけておき、自動的にスイッチが切れる使い方もできます。

ボルネードはアメリカの家電メーカーです。Air Circulator Classic VFAN-JPはクラッシックな外観がおしゃれで、インテイリア性も兼ね備えています。1年中ずっと出しっぱなしにする家庭では、見た目にもこだわってみましょう。空気力学に基づいたつくりで、効率の良い風が出るのも特徴です。

エアサーキュレーターは、扇風機や暖房器具と違い、1年中活用できるのがポイント。そのため、リビングやダイニングなどに出しっぱなしOKな家電です。効果的な使い方をすれば、とっても役立つもので、購入した人もその性能に魅了されているのだとか。値段も手ごろなものも売られているので、まずは購入して性能を確かめてみるのがおすすめです。