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2024年06月20日 11:38 更新

【マタハラの実態調査】マタハラ相手、6割以上が女性から!「仕事量を増やされた」「陰口」など、心身ともに悪影響が

HiClubが提供する、やさしいSNS 「GRAVITY(グラビティ)」(iOS、Android版)はこのほど、「マタニティハラスメント(マタハラ)」に関するアンケート調査を実施しました。

マタハラに関するアンケート調査を実施

自身の子ども、知り合いの子ども……新たな命の誕生はとてもめでたい、人生における一大イベントです。

しかし、職場や親戚からの攻撃的な言葉や理不尽な対応により、精神的な負担を受け、日常生活が送りづらくなる問題が発生しています。

そこで実施された今回の調査。マタハラの、どのような実態が明らかとなったでしょうか。

これまでにマタニティハラスメントを受けたことがある人は約2割

提供:GRAVITY(グラビティ)
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これまでにマタニティハラスメントを受けたことが「ある」と回答した人が16.4%。そのうち17.0%が「16回以上」受けたことがあると回答しました。

マタニティハラスメントのきっかけは「妊娠」が約5割に

提供:GRAVITY(グラビティ)
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マタニティハラスメントのきっかけは「妊娠」が48.2%で最多に。

マタハラによって受けた影響は「意思や能力の否定」が36.7%と最も多く、その他としては「仕事量を増やされた」「陰口」との声が寄せられました。

マタハラをされた相手は「女性」からが約7割、関係性は「職場」が半数に

提供:GRAVITY(グラビティ)
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マタニティハラスメントをされた相手は「女性」からが67.2%、関係性は「職場」が48.5%と最も多く、「見知らぬ人」も5.9%いました。直接的な関係性がない人からもマタハラを受ける可能性を秘めていることがうかがえます。

職場からは「妊娠」、親や親戚、夫からは「妊娠」「出産」「育児」についてのハラスメントを受ける傾向があります。また、8割以上が自分よりも年上の人からのハラスメントであることがわかりました。

マタハラの悩みは「誰にも相談しない」が約4割、同僚への相談はわずか8%

提供:GRAVITY(グラビティ)
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「マタニティハラスメントの悩みはどこで相談しますか」という質問では「相談しなかった」が36.1%と最も多く、「同僚・人事など職場の人」は8.3%と少ない結果に。職場に相談することでの問題解決を求めていない・求められない状況であることがうかがえます。

職場に相談した結果、職場からの対応が「なかった」が95.0%と、「対応されない」ことがほとんど。対応があった内容としては、「その方と会わないよう配慮してくれた」との声が寄せられました。

また、「会社のトップやリーダーからだったため何もできない」など、ハラスメントを行った相手の立場が自分よりも上だったために行動できなかった人もいるようです。

職場からの対応が「なかった」と回答した人が求める職場の対応としては、下記が寄せられました。

<職場に対して求める対応>
・「幹部だけではなくマタニティハラスメントの学習会を設けること、悪気がない発言で追い詰めれてしまう人がいるので自分の行動が正しいことなのか再確認してほしい」
・「録音したり裁判したり」
・「上司から厳重注意。そして本人からの謝罪」
・「対象者への確認と減給や配置換え状況により解雇」
・「警察へ報告」

調査概要

調査方法:アプリ「GRAVITY(グラビティ)」内でのアンケート調査
調査期間:2025年5月17日(金)〜5月20日(月)
調査対象:20歳〜39歳、女性
有効回答数:335名
提供: GRAVITY(https://gravity.place/


HiClub
https://www.hiclub.jp/

(マイナビ子育て編集部)

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