丸い氷がおうちで作れる！【ダイソー】「アイスボールメーカー」の使い方

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

冷たい飲み物や食材を冷やしたりするのに欠かせないのが氷。冷蔵庫に製氷機能があったりすると、手軽にたくさん作ることができますし、この機能がなくても製氷皿に水を入れて、冷凍庫で凍らせて作るのが一般的ですよね。

通常の四角い氷が作れる製氷皿は効率よく氷が作れますが、今回注目したいのは丸い氷が作れるアイスボールメーカー。100均のダイソーでもサイズが揃っていて、手軽に試すことができるんです。

ダイソーにあるアイスボールメーカーは、シリコーン製のものとプラスチック製のものとあるようですが、たくさん作れるプラスチック製のもので丸い氷ができるか試してみました。

商品詳細
■商品名：アイスボールメーカー（大：5.7cm／中：4.5cm／小3.2cm）
■価格：各110円
■材質：ポリプロピレン
■耐冷・耐熱温度：－20℃～100℃（中サイズのものは80℃）
■冷凍庫での使用可
■食器洗い機の使用不可

アイスボールメーカーは大中小の3サイズがあります。用途によって使いやすい大きさもあると思うので、選べるのはイイですよね。

大きな丸氷
直径約5.7cmの氷が3個作ることができます。口の広いグラスにぴったりの大きさで、大きいだけに溶けにくく、長い時間冷やすことができます。

中くらいの丸氷
直径約4.5cmの氷を4個作ることができます。普通のグラスでも入り、使いやすい大きさです。大きな丸氷ほどではありませんが、丸い形は四角よりも表面積が小さく、溶けにくいのが特徴。

小さな丸氷
直径約3.2cmの氷が1度に10個も作ることができます。可愛い小ぶりのまん丸氷がたくさん作れるので、使う用途が広がりそうです。

それではさっそく、本当に丸い氷が作れるのか検証してみましょう！

まずは袋に記載されている使用方法を確認し、実際に作ってみました。

パーツは上下に分かれています。この2つを使って丸い形にして氷を作ります。

水を注ぐのは上下の容器の下のほう。上の容器には小さな穴が開いているので、区別は簡単です。下の容器を水平な場所に置いて、あふれるくらいの水を注ぎ入れます。

次に上の容器を被せていきます。静かにゆっくりとはめ込んでいくと、余分な水があふれていきます。

水圧なのか締めたと思っても浮いてきたりしますが、ここはできるだけ隙間を作らないようにしっかり押さえて、上部の容器が浮かないようにします。

けっこうたくさんの水あふれてくるので、被せるときには濡れても大丈夫なところでおこなってください。 キッチンのシンクの中や、バットの上に容器を置いて被せるのがオススメです。

どうせこぼれるんだから……と、少なめに水を入れると、きれいに丸くできないこともあるので、こぼれるものと思って対策して作業しましょう。

あとは静か～に傾けないようにして、冷凍庫に移動して凍らせてください。このときも水平に保てる場所に置くことが大切です。サイズによって凍るのにかかる時間は変わってくるので、様子を見て調整してください。

ちなみに容器についている水滴も凍るので、側面や上部に水滴が残らないように、布巾などで水分を拭き取ってあげると◎。冷凍庫内に水滴の氷が散らばるのを防ぐことができます。

ひと晩置いてしっかり凍った丸氷。穴から水があふれて固まっていました。水の膨張のせいですかね。

冷凍庫から出してそのまま取り出そうとしても、固くてなかなかうまくいきません。無理に力を入れると、容器ごと割れてしまう危険もあるので、取り出しやすくするためにひと工夫。

容器に水をかけると、「ミシミシ」「パキパキッ」と音がして、固くなった容器が浮いて緩む感触がわかります。

あとは軽くひねりながら外すと……まん丸の氷がちゃんとできているのを確認！

上下の容器のわずかな隙間に入った水が凍って、羽根つき状態になっていたら、水を軽く掛けてあげると、溶けてきれいな丸になります。

割と簡単・きれいに取り出すことができ、形もしっかり丸い!! 中心線がくっきりついてしまいましたが、これも鈴みたいで可愛いですよね♪

水を凍らせただけの氷も、丸い形にしただけでおしゃれな印象に。いつもの四角い氷も悪くはないですが、こんなまん丸氷を使えば気分も変わってイイですよね♪

グラスに入れて飲み物を注げば、なんだかお店のドリンクのような雰囲気に。丸い氷は口当たりもやわらかくて◎

しっかり冷やしてくれ、飲み終わってもまだ溶けずに大きいまま。ムダに氷をたくさん入れなくても、1個でしっかり冷やしてくれました♪

アイスボールメーカーは、この形を活かした活用方法もたくさんあります。ちょっと変わった丸氷にしたり、まん丸の形だけでなく、半分だけ使って半円の形を利用してもOK！ どんな使い方をするかはアイデア次第です。

氷を作るときにハーブを一緒に閉じ込めたハーブアイス。まん丸の形で作ると、可愛さも増します。

小ぶりな葉のものを数種類選んで入れてみてください。花を入れてもステキです。

下の容器に水をたっぷり入れるので、ハーブを入れても浮遊してしまい、狙い通りの場所に収まってはくれません。そこで上部の丸い部分に入れて、それをそ～っと被せるようにして閉じてみてください。

このまま水や炭酸水に入れれば、ハーブウォーターやハーブソーダが楽しめます。ほのかに香るハーブが爽やか。

緑がキレイなビジュアルは、ガラスの器に入れるだけで涼し気な演出ができます。グラスや食材を冷やしつつ、見た目的にもおしゃれで◎。

ハーブをフルーツに変えれば、溶けたらひんやりフルーツを食べることもできます。

小さな丸氷はパクっと口に入れられる大きさ。ジュースなどを凍らせれば、ひと口サイズのシャーベットができます。子どものおやつや、ちょっとだけ食べたいときにぴったりです。今回はピンクで可愛いイチゴミルク味を作ってみました。かき氷シロップが余っていたら作ってみて♪

材料
・牛乳……250ml
・かき氷シロップ（イチゴ）……大さじ2
・生クリーム……大さじ2
・砂糖……小さじ2

※小さい丸氷10個作るのにちょうどいい量です。容器を閉じてあふれた分は、別容器で凍らせてシャーベットにしてください。

作り方
① 材料を全部よく混ぜる。
② 小さな丸氷の容器に注いでしっかり閉じ、冷凍庫で凍らせる。

砂糖の代わりに練乳を使うと、よりミルキーな味に。シャリッとしているけれど、生クリームでまろやかさもあります。お好みの味で作ってみてくださいね♪

氷を作る以外にも、丸い型として使用すれば、活用方法は広がります。耐冷・耐熱温度内であれば問題なく使うことができるので、大きな丸氷の容器の下だけ使ってドーム型のゼリーを作ってみました。ドーム型だと、プルンとした感じにより見えるような気がします♪

今回は手ごろな桃があったので、桃のコンポートをゼリーにしました。桃の缶詰を使ってもイイですね。

桃のコンポート
【材料（作りやすい量）】
・桃……4～5個
・砂糖……240g
・レモン汁……大さじ2
・水……1000ml

【作り方】
① 桃を縦半分に切り、タネをスプーンで取り除く。
② 鍋に水とレモン汁、砂糖を入れて沸かし、桃を皮のほうを下に向けて入れて落とし蓋をする。
③ 弱火で10分程度煮る。途中で桃の向きを反対にする。
④ 皮を剥がし、そのまま冷ます。

※桃は皮ごと煮ると煮汁がピンク色になります。煮ると皮がペロンと剥きやすくなるので、煮てから剥がすように皮を取ります。

ドーム型ゼリー
【材料（大きな丸氷の容器使用で5～6個分）】
・シロップ……250ml
・ゼラチン……5g
・桃コンポート……1/2個
※シロップはコンポートを作ったときの煮汁です。缶詰を使う場合は、シロップの甘さを調整してください。

【作り方】
① シロップの50mlだけを温めてゼラチンを溶かす。
② 残りのシロップも加えてよく混ぜる。
③ 丸氷の容器に食べやすく切ったコンポートを入れ、ゼリー液を流し入れる。
④ 冷蔵庫に入れて冷やし固める。

プリン容器などで作るのも可愛いですが、ドーム型だとまた違って見えますよね。ミニタルトにのせてみたり、ムースの中に入れてみたりしてもイイかも！

同じ大きさに揃えて作るのが、なかなか難しいおにぎりや手毬寿司。

アイスボールメーカーを使えば大きさを均一にするのも簡単です。彩りよく、ごはんの上に炒り卵やそぼろなどをのせるのも、容器に詰めるときに一緒に詰めてしまえば崩れず仕上がりもキレイ。

材料
炒り卵、そぼろ、鮭フレーク、ごはん、大葉、ごまなど。

※彩り食材はごはんに合うものなら何でもOK！ ごはんを酢飯にして、刺身などを使えば手毬寿司が作れます。

作り方
① 容器にラップを敷く。
② 炒り卵、そぼろ、鮭フレークをそれぞれ入れ、側面に広げるようにする。
③ ごはんをしっかり詰める。
④ お皿の上にひっくり返す。
⑤ ラップを剥がし、千切りにした大葉、ごまをのせる。

※ラップをあらかじめ敷いておくと、あとで取り出すのも失敗なし。効率よく作ることができるので、大量生産しやすいです。

ダイソーで販売している「アイスボールメーカー」。3つのサイズ展開で、簡単に可愛い丸い氷が作れてしまいます。普段のドリンクに入れるだけでカフェ気分♪ パーティで丸い氷を使えば、一気に華やかさがアップします。

氷を作る以外にも型として活用しても楽しいので、いろいろ試してみてくださいね♪