おのののかさん、夫・塩浦慎理さんとの初デートは「個室で2時間爆睡」……夫婦の馴れ初め

おのののかさんと塩浦慎理さんは2020年9月に結婚。2021年に第一子の女の子が誕生しています。

出会いはキックボクシングのLINEグループで、おのさんは本名の「宮田真理愛」でLINE登録しているため、みんなでの会食に現れたおのさんに塩浦さんはビックリしたそう。

そのときは大勢で焼肉を食べ、「一番美味しい状態で食べてほしい」と肉の焼き加減にこだわる焼肉奉行の塩浦さんに、「美味しかったけどめんどくささのほうが上回る」と思ったというおのさん。しかし後日、塩浦さんが出場する水泳の競技会を応援に行き、「水上バイクみたい」なスピードで泳ぐ姿と、水泳選手ならではの筋肉……特に鼠径部のラインに驚いたといいます。「このヒヨコみたいな（モヒカンの）髪型と筋肉のギャップ」にグッときてしまったよう。

当時おのさんはラジオパーソナリティーの仕事を任されたものの、生放送の番組で嚙みまくってしまい、落ち込む日々。そんなおのさんを塩浦さんは親身に励まし、「じゃあ一緒にごはんいくか」と初デートの約束をします。

ところがデート当日、飲食店の個室に入るや否や、疲労困憊だった塩浦さんは爆睡！　そのまま2時間も寝てしまいます。すでに塩浦さんを意識していたおのさんは、「もしかしたら脈あるのかな？」と期待してごはんに行ったのに、「2時間寝ちゃったので女性として見られてないのかなと思った」とがっかり。しかも2時間後に目覚めた塩浦さんから出た言葉は「ごめん、よし、帰るかー」でした！

ただ塩浦さんもさすがに反省し、あらためて食事に誘って2人きりのデートを数回重ねます。ただ、関係は進展せず……業を煮やしたおのさんは「私から詰めました。どうする？　わかってると思うけど、好きだけどどうする？　って」と真剣に迫ったのだそう。

そのときおのさんは28歳。20代で結婚したいと考えており、「YESかNOかどっちかにして、と詰めちゃいました」。詰められた塩浦さんは「あ、もう一刻の猶予も許されない。今決めるしかないんだな」と理解して交際がスタートしたのです。

とはいえその頃、塩浦さんは翌年に控えた東京オリンピックに向けて猛特訓の日々を送っており、そのことで頭がいっぱいだった時期。しかし突然訪れたコロナ禍で、東京オリンピックは延期になり、他の大会もトレーニングもキャンセルでステイホームを余儀なくされました。

塩浦さんは「ありがたかったですね。一人じゃなくて良かったなと」と、おのさんが一緒にいてくれたことで救われたと振り返ります。おのさんも彼をサポートすべく、アスリートフードマイスターの勉強をして資格を取得。食事面でもアスリートの彼を支えていきます。

そして4ヶ月の交際を経て塩浦さんがプロポーズし、結婚。最初から結婚を意識した真剣交際だったからか、スピード婚ですが違和感はなかったのかもしれません。

ただ一緒に生活していて困ることもあるそう。夫と同じ寝室で寝ているとおのさんはなぜか翌朝、頭痛がして「酸欠みたいになっちゃう」のです。その原因を2人で考えたところ、塩浦さんの肺活量がすごすぎるせいだという結論に。そんなことが本当にあるのか不明ですが、さすが水泳選手といったところでしょうか。

ちなみに、塩浦さんといえば、おのさんが「ヒヨコみたい」と形容したモヒカンヘアがトレードマークですが、長女は「パパ＝モヒカン」と認識していて、麦茶のパッケージの笑福亭鶴瓶さんを指さして「パパ、パパ」と喜ぶのだそう。可愛すぎる長女の反応に、夫婦そろってデレデレの様子を明かしていました。