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2023年01月18日 11:16 更新

知られていない「マイナンバーカード」の活用法、実は子育てに嬉しい便利な機能あり

ネオマーケティングは、マイナンバーカードを取得している全国の20代~60代の男女を対象に「マイナンバーカード及びマイナポイントに関する調査」を実施しました。

マイナンバーカードの申請、どうしてる?

マイナンバーカードを取得した上で、各種申し込み・登録とマイナポイントの申し込みをすることでマイナポイントがもらえる「マイナポイント第2弾」。

マイナポイントの対象となるマイナンバーカードの申請期限が、2022年12月末から2023年2月末に延長されました。このことを受け、マイナンバーカードの取得を考える人も多いかもしれませんね。

そこで今回は「マイナンバーカード」と「マイナポイント」をテーマにインターネットリサーチを実施。どんな結果が得られたでしょうか。

マイナンバーカードを取得した理由は「マイナポイントがもらえるから」

マイナンバーカードを取得した理由は「マイナポイントがもらえるから」70.0%が最も多く、次いで、「本人確認書類(身分証明書)として使えるから」42.9%、「住民票、印鑑証明書などの各種証明書をコンビニで取得できるから」27.4%と続く結果となっています。

マイナポイントは多くの人にとって、マイナンバーカード取得を促す魅力になっているようです。

マイナポータルの子育て関連の便利な機能は認知が低い傾向に

実際にマイナンバーカードを使用したシーンを聞くと、「本人確認書類(身分証明書)として使用する」が最も多く43.2%が回答。とくに、20代は54.3%と半数以上が使用したことがあると答えています。次いで多かったのが「各種証明書のコンビニでの取得」28.3%でした。

また、マイナンバーカードの活用方法として知らなかったものは「子どもの予防接種や検診歴をオンラインで確認する」「子どもの予防接種や乳幼児健診のお知らせをオンラインで受け取る」「児童手当の手続・保育所の入所申請など子育て関連の行政手続をオンラインで行なう」など、子ども関連の項目が上位となっています。

マイナポータルの子育て関連の便利な機能は、まだ認知があまり高くないようですね。

確定申告もマイナンバーカード活用で平均26.9分短縮

マイナンバーカードを確定申告のオンライン申請に使ったことのある人に、作業時間がどの程度短縮されたかを尋ねました。「10分以上30分未満」との回答が最も多く、平均では26.9分短縮されています。

マイナンバーカードがあれば24時間「e-Tax」での申請が可能になり、利用者識別番号の取得・電子証明書の取得がカードの読み取りと暗証番号で済みます。また、マイナポータルとの連携でふるさと納税や地震保険料及び医療費等の自動入力もでき、時短化につながっているかもしれません。

半数以上がマイナンバーカードを取得して良かった、約7割が第2弾に申し込み

マイナンバーカードに関して、取得して良かったと回答した人は計51.1%と、半数以上となりました。まだ認知度があまり高くない機能が多いマイナンバーカードですが、一定の支持は集めているようです。

また、2022年1月1日から開始されたマイナポイント第2弾ですが、申し込んだ・申込み予定の人は68.5%となりました。

マイナポイント第2弾は3つの施策があり、マイナポイントの申し込み後、選択した決済サービスでチャージまたは買い物をした人、マイナンバーカードを健康保険証としての利用申し込みをした人、公金受取口座の登録をした人に対し、キャッシュレス決済サービスを通じて最大20,000円分付与されるポイントの総称です。

そのお得さから、マイナンバーカード取得を肯定的に感じている人が多いのかもしれません。

平均24.5分でマイナポイント申し込み完了

約7割が申し込んだマイナポイント第2弾。申し込みにはどれくらいの時間を要するのでしょうか。

実際に申し込みにかかった時間を聞したところ、最も多い回答は「10分以上20分未満」で33.8%が回答。平均は24.5分で、多くの人が30分未満でマイナポイントを申し込みできていることがわかりました。

マイナポイントの申し込みの難易度について聞くと、計78.3%が「簡単だった」と回答しました。60代も計73.8%が簡単だったと回答しており、年代を問わず簡単に感じる人が多いようです。

マイナポイントの申し込みは、自身の端末にマイナポイントアプリをインストールまたは手続スポットに行く等の申込開始~申込完了まで1箇所で完結します。

本人確認書類の準備も、マイナンバーカードと暗証番号、キャッシュレス決済サービスの「決済サービスID」と「セキュリティコード」以外は不要なため、簡単と感じる人が多いのかもしれません。

マイナポイントの使い道としては、生活費、教育費などに使ったとの回答が約半数となりました。また、旅行費や娯楽費など自分へのご褒美に使ったという人もいるようです。

【調査概要】

1.調査の方法:ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
2.調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、マイナンバーカードを取得している全国の20歳~69歳の男女
3.有効回答数:2,000名
4.調査実施日:2022年11月8日(火)~11月9日(水)


ネオマーケティング
https://neo-m.jp/

(マイナビ子育て編集部)

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