ライフスタイル ライフスタイル
2022年11月10日 12:20 更新

赤ちゃんとシンガポール移住した鈴木ちなみさん「子育てしやすい」子連れ移住の先輩・福田萌さんと

昨年9月に第一子を出産した女優の鈴木ちなみさんが、ともにシンガポール在住のタレント福田萌さんと、シンガポールでの子育てで実感していることを語り合いました。

「移住したての頃は病んでた」

出典: https://ameblo.jp
鈴木ちなみさんオフィシャルブログより

鈴木ちなみさんは今年、家族でシンガポールへ移住。移住が決まってから、2021年の3月にシンガポールに来た「先輩ママ」の福田萌さんにマネージャーを介して連絡を取り、以来すっかり親しくしているそうです。

今回は福田さんと鈴木さんの双方のYouTubeチャンネルで、前後編に分けて動画を公開。シンガポール移住生活について語っています。

鈴木さんが「移住したての頃、私、病んでたよね? 絶対」と聞くと、福田さんは間髪入れずに「病んでた」と頷き、「生後半年くらいだったよね。私なら絶対無理だったと思う」と、鈴木さんの行動力を称えました。

移住理由は「夫の仕事の関係」だという鈴木さん。当初はシンガポールかインドのどちらかを候補地にしていたといい、最終的にシンガポールに来て「本当にシンガポールで良かった」と実感しているそう。

「シンガポールで子育てしてみてどう?」と福田さんが水を向けると、鈴木さんは「子育てしやすいと思う!」と、現地で日々感じていることを明かしました。

子連れで外出していると、たとえばエレベーターのドアを開けて待っていてくれたり、バスに乗っていても「なんとなく近くに乗ってる人が気にかけてくれることもスゴイ多い」と、周囲の人々が子育てに温かい気配りをしてくれるといいます。

また、保育園にも違いが。日本ではオムツも含め子どもの持ち物ひとつひとつに名前を書くことが必須となっている保育園が多く、鈴木さんも「そういうものだと思っていた」そうですが、シンガポールで鈴木さんのお子さんが通う保育園では、「まったくやらなくていいの」。これは、個人のボックスが用意されており、個人の私物が徹底的に管理されているためだそう。また、朝7時から夜7時まで保育園にお子さんを預けることができ、「早いときは朝ごはんも食べさせてくれる。なんなら寝たまま連れてってもまったく問題ない(笑)」と、驚いたといいます。

保育施設の数も多く、習い事のスクールも非常にたくさんあるというシンガポール。習い事について聞かれた福田さんは、「ショッピングモールの1階と2階は店舗だけど、3・4・5階が全部習い事だった。それぐらい子どもの教育に熱心な国」と、シンガポールに来て驚いたことを明かしました。

福田さんの長女はアート教室と新体操を習っており、長男はサッカー教室に通っているそうですが、新体操ではロシアのコーチ、サッカーではポルトガルのコーチが教えてくれるそう。ただ、一番大事なことは「家から近いこと」だといいます。なぜなら、12歳前後までは子どもの一人歩きをさせないことが一般的なため、大人の送迎が必要なので、家から遠いところになるとしんどいのだとか。

最後に福田さんは、子どもたちがシンガポールで英語と中国語を学んでいることについて、「世界の扉を開けるのに絶対必要だと感じた」と話しました。「当たり前に時間やルールを守る日本人。でも世界に出るとそれってハードルが高い、できないひとはとても多い」と、海外に住んで気づいたという福田さん。そのため、英語でコミュニケーションを取ることさえできれば、当たり前にルールを守る習慣のある日本人は世界で非常に優れた働き方をできるのではないか、と力説していました。

シンガポールの子育て支援

シンガポールでは様々な子育て支援策を実施しています。特に特徴的なのは2001年に導入され段階的にアップデートされてきた「ベビーボーナス制度」で、出産に伴う現金給付と、子ども用の口座積立があります。

現金は第一子・第二子の誕生で8000シンガポールドル(約83万円)、第三子以降には10000シンガポールドル(約104万円)が支給されます。後者は、親が子ども専用の銀行口座(児童発達口座)を開設し、子どもが6歳になるまでの間に親が同口座に積み立てた額と同額を政府が上乗せする制度。口座からの引き出しには制限があり、子供の保育料や学費、医療費といった用途に限定されています。

そのほか、扶養控除はもちろん、祖父母に子どもの面倒を見てもらうと保育支援補父母控除、保育料の助成、住み込みメイドを利用しやすくなる外国人家事労働者関税の優遇など、様々な支援があります。

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-