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2022年12月19日 12:50 更新

梅の花言葉|春の訪れを告げる梅の名前の由来も解説

春の訪れを告げる梅の花は、早春(花期は1月~3月)、芳香のある花を咲かせます。「松竹梅」として縁起がよいお花としても有名ですよね。ここでは、梅の概要や特徴、花言葉、名前の由来などを詳しく解説します。

梅の花言葉

梅の花全般の花言葉には「忠実」「高潔」「忍耐」という意味があります。

「忠実」の花言葉は、大宰府へ左遷された菅原道真の後を追って空を飛んだというウメの伝説にちなむといわれます。道真が太宰府に左遷されたとき、大切に育てていた庭の梅の木が主人を思うばかりに、ひとりでに太宰府まで飛んでいったという伝説です。そのことから、梅の花には「忠実」という花言葉がつけられたといわれています。

そのほかにも、まだ春も来ない寒い時期に花を咲かせることから「忍耐」「高潔」という花言葉がつきました。

また、梅の花には諸外国でつけられた「fidelity(忠実)」「Keep your promise(約束を守る)」「beauty and longevity(美と長寿)」という英語の花言葉もあります。

梅の色別、種類別の花言葉

紅梅の花言葉「優美」「艶やか」

赤やピンクの花を咲かせる「紅梅」の花言葉には「優美」「艶やか」という意味がついています。これは平安時代に清少納言がこれを愛したことが由来とされています。

白梅の花言葉「気品」「上品」

白の花を咲かせる「白梅」の花言葉には「気品」「上品」という意味がついています。これは紅梅よりも白梅のほうが気品あふれる姿をしていることに由来したといわれています。

梅の花言葉に怖いものはある?

梅の花言葉に怖い意味はありません。なぜ怖い意味があると言われるようになったのかというと、梅の開花時期が早春で、ちょうど別れの時期に重なるからだと言われています。

実際には怖い意味もなく、ポジティブで良い意味の花言葉が多いので、とくに贈りものとして渡しても、喜ばれると思います。

梅の特徴

梅は中国からかなり古い時代に薬用として渡来しました。梅の樹高は10mに達しますが、3~5m程度で栽培され、古くから花、香り、果実の3拍子揃った春を告げる落葉花木として全国各地で植栽され広く親しまれています。梅の枝は広く張り、葉は長さ5~8cm程度で二重鋸歯があります。花は2年枝の細く短い枝に2.5cm程度の花をつけます。梅は品種によって開花期の差が大きい花木です。果樹としては各地に産地があり、観賞樹としては庭や公園に春を告げる木として好んで植えられます。また花もの盆栽の代表格です。

梅といえば、「松竹梅」としておめでたいもののイメージがあり、慶事などに使われます。松・竹・梅の順番ですが、日本ではまず平安時代に常緑樹の松が不老長寿を思わせるおめでたいものとされ、その後室町時代に、節目にそって真っ直ぐ伸びる竹が縁起のいいものとされました。
さらに江戸時代になると、冬に花を咲かす梅が新春を彩るめでたい花として定着しました。つまり、縁起のいいおめでたいものとして、その時系列が「松竹梅」となったため、本来の意味ではこの3つに序列はありません。

梅の基礎知識

・分類…バラ科サクラ属
・原産地…中国
・別名…春告草(ハルツゲグサ)、好文木(コウブンボク)、風待草(カゼマチグサ)、匂草(ニオイグサ)、香散見草(カザミグサ)、風待草(カゼマチグサ)、香栄草(コウバエグサ)、初名草(ハツナグサ)
・開花期…1〜4月
・出回り期…1〜4月

梅の名前の由来

梅の名前の由来には諸説ありますが、一般的に有力とされているのは、中国語の発音を由来とするものです。

もともと梅は薬用の燻し梅「烏梅(ウバイ)」として中国から伝来してきました。中国語ではこの烏梅を「ムエイ」という発音で読んでいたため、日本では梅のことを「ムメ」と呼ぶようになったのです。さらに時代とともに発音が変わっていき、現在の「ウメ」という発音になったとされています。

ちなみに梅の学名であるPrunus mumeの「mume」はこれを語源としています。

梅の誕生花

誕生花とは、生年月日にちなんだ花のこと。ギリシア・ローマの神話に由来するとされています。
梅が誕生花となる生年月日は以下のとおりです。

1月3日、1月11日(白)、2月1日、2月7日、10月24日

梅の贈り方

アレンジメントや花束で使うことはもちろん、お正月のイラストや髪飾りのモチーフにもなっている、梅の花。
お正月に梅を飾る理由は、梅の開花時期に関係があるとされています。
梅の花が開花するのは、地域で差はありますが2月~3月とされ、早春の時期にお花を咲かせます。
そのため、どのお花よりも早く花を咲かせることから、「出世」や「開運」の象徴とされているのです。
梅は、他のお花がまだ咲かない時期に、美しいお花を楽しませてくれるのですね。
花言葉の意味も良い意味合いのものが多いので、人に贈っても喜ばれるかと思います。
開運の象徴とされる梅のお花を飾って、素敵な1年の始まりにしたいですね。

まとめ

美しい花言葉にぴったりな花姿をしているだけでなく、香りや実を食用として楽しむこともできるため、昔から愛されてきた「梅」。

みなさんも梅の花を楽しんだあとは、梅の実で自家製梅酒や梅干しなどをつくって、梅と一緒に春を楽しんでみませんか?

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