【2023年版】2月21日 今日はなんの日？ ～366日、毎日がとくべつな日！～

2月21日はなんの日？ この日がどんなふうにとくべつなのかを見てみましょう。

2月21日は、東京での日刊新聞創刊の日です。

1872年（明治5年）のこの日、東京で初めての日刊新聞『東京日日新聞』（現在の『毎日新聞』）が創刊されました。

日刊新聞としては1871年1月28日（明治3年12月8日）創刊の『横浜毎日新聞』の方が先行していて、こちらは「日本初の日刊新聞」となります。

ですが、同紙は1940年（昭和15年）に他社に吸収されたため、現存する日刊紙としては『東京日日新聞』が最古の存在です。ちなみに『横浜毎日新聞』が創刊された12月8日も、「日刊新聞創刊日」となっています。

『東京日日新聞』の創刊者は、戯作者の条野採菊（じょうの さいぎく）や、浮世絵師の落合芳幾（おちあい よしいく）など。創刊号は紙1枚のみで、それも片面だけの印刷だったそうですよ。

記念日の今日は、新聞でじっくり、ニュースを読んこんででみてはいかがでしょう？

2月21日は1,000円紙幣にもなった文豪、漱石の日でもあります。

夏目漱石と言えば、『こころ』『坊ちゃん』『吾輩は猫である』など、数々の名作を残した文豪として有名です。国語の教科書で初めて漱石の作品に触れたという人も多いのではないでしょうか。

本名は「夏目金之助（なつめきんのすけ）」で、じつは「漱石」というペンネームは、俳人・歌人として有名な友人の正岡子規から譲り受けたものです。

正岡子規はたくさんのペンネームを使ったことでも有名で、「漱石」もそのひとつでした。この「漱石」という言葉は、「漱石枕流（そうせきちんりゅう）」という「負け惜しみを言うこと・頑固者」を意味する四字熟語がもとになっています。

自分のことを相当な変わり者・頑固者だと自覚していた金之助は、「漱石」という言葉がとても気に入って、自身のペンネームにしたと言われています。

ちなみに、なぜ2月21日が「漱石の日」になったかといえば、文部省が文学博士の称号を贈ると伝えたことに対して、夏目漱石が「自分には肩書きは必要ない」と辞退する手紙を1911年（明治44年）のこの日に送ったことに由来しているそうです。

いかにも「頑固者」をペンネームとして選んだ文豪らしいエピソードですね。

2月21日は、こんな日でもあります。

食糧管理法公布記念日
ファザー・リニ・ディ（バヌアツ）
泰忌
国際母語デー

この日にあったとくべつなできごとを紹介します。

1431年2月21日 ジャンヌ・ダルクの異端審問が開始
1482年2月21日 慈照寺の造営を足利義政が開始
1743年2月21日 ロンドンで「サムソン」初演される
1911年2月21日 文学博士号授与を夏目漱石が辞退
1946年2月21日 婦人警察官の募集を日本の警視庁が開始する
1948年2月21日 アメリカ合衆国で全米自動車競争協会が設立される
1955年2月21日 日本で西日本スポーツ創刊される
1969年2月21日 日本で初代ジャスコ株式会社が設立される
1970年2月21日 スイス航空330便爆破事件が発生する
1971年2月21日 向精神薬に関する条約がウィーンで採択
1972年2月21日 ソ無人月探査機「ルナ20号」が月に着陸する
1983年2月21日 日本で蔵王観光ホテル火災発生
1990年2月21日 日本で六甲ライナー開業する
2008年2月21日 バルバドスで「リアーナの日」が制定される
2018年2月21日 平昌オリンピックのスピードスケート女子団体パシュートで日本チーム優勝

この日が誕生日の偉人・有名人を紹介します。

アントン＝フォン＝シュテルク／医師
フリードリヒ＝フォン＝サヴィニー／法学者
レオ＝ドリーブ／作曲家
鈴木唯一／官僚
アウグスト＝ワッセルマン／医学者
ケネス＝アルフォード／作曲家
カール＝ペーター＝ダム／化学者

大川立樹／アナウンサー
菅田将暉／俳優
川嶋あい／歌手
世界／パーフォーマ―
和田毅／プロ野球選手
香里奈／モデル
アンソニー・ダニエルズ／俳優
ウィリアム・ピーターセン／俳優
ハイヒールモモコ／漫才師
ゆうたろう／お笑いタレント
酒井美紀／女優
塹江敦哉／プロ野球選手
三森大貴／プロ野球選手
木下彩音／タレント
要潤／俳優
桜庭大翔／俳優
岩城雄太／ミュージカル俳優
伊藤つかさ／女優
田丸浩史／漫画家

この日が誕生日のキャラクターを紹介します。

ビーチャ・オーレグ／機動戦士ガンダムZZ
結野清明／銀魂
河見茶子／マイぼーる！
八壁ひかる／あんさんぶるガールズ！
エイラ・イルマタル・ユーティライネン／ストライクウィッチーズ
小野小町／こちら葛飾区亀有公園前派出所
白鬼院凛々蝶／妖狐×僕SS
颯太／無幻伝説 タカマガハラ
七咲逢／アマガミSS
赤胴ヨロイ／NARUTO
安倍晴明／茜さすセカイでキミと詠う
織田裕行／おおきく振りかぶって
ロロペチカ／ブラッククローバー
ジゴロウ／ワンピース
ホッケー／どうぶつの森シリーズ
三ツ目八面／ぬらりひょんの孫
三宅陽介／MAJOR

星座：うお座

誕生花：スイセン

誕生石：アメジスト

2023年2月21日は火曜日、六曜は先負です。干支は庚戌（かのえいぬ）なので、戌の日でもあります。

先負（せんぷ・さきまけ）とは、午前中が凶、午後が小吉とされる日です。縁起を気にしすぎる必要はありませんが、なにごともなく1日が終わったら、「悪いことがなくてラッキー♪」とポジティブに考えてみるのはどうでしょう？

2023年の2月21日の次の祝日・休日や年中行事、暦の上での季節を紹介します。

＜関連記事＞【2022年度（令和4年度）】かわいい年間カレンダー♡六曜・二十四節気・雑節・戌の日がわかる

2023年2月21日の次の国民の祝日は、天皇誕生日：2月23日（木）です。

天皇誕生日は、2019年（令和元年）に即位された、現在の天皇陛下のお誕生日です。第126代となる天皇陛下が、1960年（昭和35年）2月23日にお産まれになった事から、国民の祝日に指定されています。

＜関連記事＞【2022年度の祝日はいつ？】国民の祝日と連休チャンスをすべて紹介♪

2023年2月21日に近い年中行事として、女の子の節句である桃の節句：3月3日（金）があります。

桃の節句、いわゆるひな祭りは、女の子の健やかな成長を寿ぐ日。ひな人形や桃の花、ひし餅を飾り、ちらし寿司やはまぐりのお吸い物、白酒などでお祝いをします。

2023年2月21日は、二十四節気でいう、雨水（うすい）と啓蟄（けいちつ）の間にあたります。

一年には季節の移り替わりを表す節目の日が二十四あり、二十四節気（にじゅうしせっき）といって、暦の上での季節の移り変わりを表しています。

雨水（うすい）：2月19日（日）とは、陽気がよくなり、雪や氷が溶けて水になり、雪が雨に変わるころです。

啓蟄（けいちつ）：3月6日（月）とは、土の中で冬眠をしていた虫たちが、春のあたたかさによって目覚めて穴から出てくる日です。

＜関連記事＞二十四節気とは？ 日本に流れる24の季節の意味

2023年2月21日（火）【先負】は、戌の日ですです。

犬はたくさん子を産むことから、安産祈願に行くなら「戌の日」を選ぶと縁起がいいといわれます。

年に「子（ね）年」、「丑（うし）年」、「寅（とら）年」などの干支（えと）があって、12年に1度、順にまわってくるように、日にも「子（ね）の日」、「丑（うし）の日」、「寅（とら）の日」などと干支（えと）があって、12日ごとに繰り返しまわってくるのです。

2023年2月21日の次の戌の日は、3月5日（日）【先負】です。

＜関連記事＞【戌の日カレンダー】戌の日とは？ 安産祈願や腹帯について解説

（執筆協力：エボル／イラスト、画像デザイン：さくらいけいこ／構成：マイナビ子育て編集部）