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2023年02月20日 13:00 更新

【2023年版】2月20日 今日はなんの日? ~366日、毎日がとくべつな日!~

2月20日はなんの日?どんな日? 「366日、毎日がとくべつな日!」をテーマに、この日の記念日、季節を感じる年中行事、この日に生まれた歴史上の偉人や有名人など、この日がどんなふうにとくべつな一日なのかをくわしく紹介しています。 2023年2月のカレンダー、祝日、二十四節気、戌の日も紹介しますよ。

2月20日 今日はなんの日?

今日はなんの日? 2月20日

2月20日はなんの日? この日がどんなふうにとくべつなのかを見てみましょう。

2月20日は旅券の日

2月20日は、旅券の日です。

「旅券」とは、海外旅行に必要なパスポートのことです。

日付は1878年(明治11年)のこの日、「海外旅券規則」が外務省布達第1号として制定され、「旅券」という言葉が日本の法令上初めて使われたことに由来します。120周年にあたる1998年(平成10年)に、外務省によって記念日として制定されました。

幕末から明治初期にかけてパスポートに決まった呼び名はなく、「印章」「旅切手」「免状」などの名称が使われていたそうです。まだ写真を貼り付ける決まりもなかったので、身長・年齢のほかに「鼻が高め」「顔が細長い」などの人相書きが文字で書かれていたらしいですよ。

ちなみに、パスポートに写真を貼るようになったのは第一次世界大戦がきっかけで、1914年にイギリスが初めて採用しました。日本では、1917年(大正6年)に旅券規則を改正し、パスポートに写真を貼付することを定めました。

パスポートは日本政府が、持ち主が日本人であることと、氏名・生年月日などを証明する国際的な身分証明書です。現在日本国民の約4人に1人がパスポートを持っています。

このように大切なパスポートですが、年間約4万1千件(平成30年)の紛失・盗難が発生していて、しかもその約8割以上は日本国内で起きているそうです。

紛失の理由としては、「間違えてゴミと一緒に捨てた」「引越しの際に失くしてしまった」などの不注意によるものが多いとのこと。

せっかくの「旅券の日」ですから、ときにはパスポートの所在を確認してみてはいかがでしょうか?あわせて、お持ちのパスポートがいつまで有効なのか確認しておくのも良いですね。

2月20日は歌舞伎(かぶき)の日

2月20日は、歌舞伎(かぶき)の日でもあります。

日付は、1607年(慶長12年)のこの日に出雲阿国(いずもの おくに)が江戸城で将軍徳川家康や諸国の大名の前で、初めて「かぶき踊り」を披露したことに由来します。出雲阿国は安土桃山時代の女性芸能者で、現在の「歌舞伎」のルーツである「かぶき踊り」の創始者として有名ですね。

「かぶき」の由来は、「傾く(かたむく)」の古語にあたる「傾く(かぶく)」だと言われています。派手な衣装を好んだり、常識はずれの行動に走ったりすることを指した言葉で、特にそうした行いをする者たちを「かぶき者」と言いました。

戦国時代末期の武将たちには、織田信長や前田慶次など、ファッションにも派手で奇抜な趣向を取り入れた異端児が数多く登場します。

前田慶次については、人気漫画『花の慶次』の主人公としてご存知の方も多いのではないでしょうか。彼らのような並外れたセンスを持つ人物は、「かぶき者」の代表選手と言えるかもしれません。

出雲阿国の「かぶき踊り」は、少女によるかわいらしい小歌踊りの「ややこ踊り」をベースに、「かぶき者」の斬新な動きや派手な装いを取り入れた踊りだったそうです。

さらに、当時ではとても奇抜な「女性が男装で踊る」という演出も、大変注目を集めたと言われています。正統派のアイドルグループが、奇抜な衣装とダイナミックなパフォーマンスを取り入れて生まれ変わったようなイメージに近いかもしれません。

現代では無形文化遺産の筆頭でもあり、海外の方からも注目される、日本の伝統芸能「歌舞伎」。うまれた当時は、流行をふんだんに取り入れた最先端のパフォーマンスだったと思うと、とても面白いですね。

2月20日の記念日・年中行事いろいろ

2月20日は、こんな日でもあります。

アイラブミー記念日
キヌアの日
リフレの日
夫婦円満の日
尿もれ克服の日
世界社会正義の日
普通選挙の日
アレルギーの日
県政発足記念日(愛媛県)
多喜二忌
鳴雪忌

2月20日のできごと

この日にあったとくべつなできごとを紹介します。

1547年2月20日 エドワード6世がイングランド王として戴冠する
1872年2月20日 メトロポリタン美術館がニューヨークで開館する
1921年2月20日 ペルシアでレザー・ハーンがクーデターを起こす
1923年2月20日 丸の内ビルディングが竣工する
1928年2月20日 日本で第16回衆議院議員総選挙が開始
1932年2月20日 日本で第18回衆議院議員総選挙が開始
1935年2月20日 史上最年少でシャーリー・テンプルがアカデミー賞特別賞を受賞する
1946年2月20日 千島列島・南樺太の領土編入をソ連が正式に宣言する
1952年2月20日 日本で東大ポポロ事件発生
1968年2月20日 金嬉老事件発生
1983年2月20日 X線天文観測衛星「てんま」を宇宙科学研究所が打上げる
1993年2月20日 X線天文観測衛星「あすか」を文部省宇宙科学研究所が打上げる
1997年2月20日 大阪ドームが完成する
1998年2月20日 日本で坂出送電塔倒壊事件発生
2006年2月20日 岩手県の水沢市・江刺市ほか3町村が合併して奥州市が発足される

2月20日が誕生日の偉人・有名人

この日が誕生日の偉人・有名人を紹介します。

アドルフ=ブリックス/化学者
曾禰荒助/政治家
志賀直哉/作家
石川啄木/歌人
鍛冶良作/政治家
間宮茂輔/作家
ヘンリー=アイリング/化学者

中村悠一/声優
河森正治/アニメーション監督
イアン・ブラウン/ミュージシャン
遊佐未森/シンガーソングライター
小出恵介/俳優
ばんばひろふみ/フォークシンガー
美内すずえ/漫画家
有田芳生/ジャーナリスト
モロ師岡/俳優
真島昌利/ミュージシャン
小川彩佳/アナウンサー
西銘駿/俳優
坂口有望/シンガーソングライター
高遠るい/漫画家
小西遼生/葉由
リアーナ/歌手
藤田ニコル/ファッションモデル
飯島緋梨/ファッションモデル

2月20日が誕生日のキャラクター

この日が誕生日のキャラクターを紹介します。

十六夜惣之助/ダンガンロンパ
新門紅丸/炎炎ノ消防隊
志賀直哉/文豪とアルケミスト
篠原御影/ニセコイ
生駒みなみ/神のみぞ知るセカイ
大塚芽子/山田くんと七人の魔女
北島マヤ/ガラスの仮面
小南/NARUTO
奥村光舟/ダイヤのA
ルカル・ウェスカー/終わりのセラフ
ロム爺/Re:ゼロから始める異世界生活
弥彦/NARUTO
グレイ/ブラッククローバー
モカ/シナモロール
寺門通/銀魂
中大兄皇子/茜さすセカイでキミと詠う
速水/学園アリス
クマドリ/ワンピース

2月20日生まれの人の星座・誕生石・誕生花

星座:うお座

誕生花:スイートピー

誕生石:アメジスト

2023年の2月20日は月曜日・友引・新月

2023年2月カレンダー,月曜始め,六曜,二十四節気

2023年2月20日は月曜日、六曜は友引です。

友引(ともびき)は友人を引きこむ日ということで、結婚などおめでたいできごとに向いているとされているんですよ。

ところで、六曜は原則、6日間で一周するのですが、2023年2月20日は2月16日に友引があったばかりなのに、また友引です。これは、2023年2月20日が旧暦の2月1日にあたるから。旧暦の2月1日は、前日の六曜にかかわらず友引と決まっているんですよ。

また、今夜は月が地球の影に隠れる新月(しんげつ)です。夜空を見上げてもお月さまは見えませんが、明日の夜からは少しずつ、月が満ちていきます。旧暦は、月の満ち欠けをもとにしていて、新月になる日を、毎月1日としていました。

2023年の2月20日の次の祝日・休日や年中行事、暦の上での季節を紹介します。

<関連記事>【2022年度(令和4年度)】かわいい年間カレンダー♡六曜・二十四節気・雑節・戌の日がわかる

2023年2月20日の次の祝日・休日

2023年2月20日の次の国民の祝日は、天皇誕生日:2月23日(木)です。

天皇誕生日は、2019年(令和元年)に即位された、現在の天皇陛下のお誕生日です。第126代となる天皇陛下が、1960年(昭和35年)2月23日にお産まれになった事から、国民の祝日に指定されています。

<関連記事>【2022年度の祝日はいつ?】国民の祝日と連休チャンスをすべて紹介♪

2023年2月20日に近い年中行事

2023年2月20日に近い年中行事として、女の子の節句である桃の節句:3月3日(金)があります。

桃の節句、いわゆるひな祭りは、女の子の健やかな成長を寿ぐ日。ひな人形や桃の花、ひし餅を飾り、ちらし寿司やはまぐりのお吸い物、白酒などでお祝いをします。

2023年2月20日の二十四節気

2023年2月20日は、二十四節気でいう、雨水(うすい)と啓蟄(けいちつ)の間にあたります。

一年には季節の移り替わりを表す節目の日が二十四あり、二十四節気(にじゅうしせっき)といって、暦の上での季節の移り変わりを表しています。

雨水(うすい):2月19日(日)とは、陽気がよくなり、雪や氷が溶けて水になり、雪が雨に変わるころです。

啓蟄(けいちつ):3月6日(月)とは、土の中で冬眠をしていた虫たちが、春のあたたかさによって目覚めて穴から出てくる日です。

<関連記事>二十四節気とは? 日本に流れる24の季節の意味

2023年2月20日の次の戌の日

2023年2月20日の次の戌の日は、明日、2月21日(火)【先負】です。

犬はたくさん子を産むことから、安産祈願に行くなら「戌の日」を選ぶと縁起がいいといわれます。

年に「子(ね)年」、「丑(うし)年」、「寅(とら)年」などの干支(えと)があって、12年に1度、順にまわってくるように、日にも「子(ね)の日」、「丑(うし)の日」、「寅(とら)の日」などと干支(えと)があって、12日ごとに繰り返しまわってくるのです。

さらに次の戌の日は、3月5日(日)【先負】です。

<関連記事>【戌の日カレンダー】戌の日とは? 安産祈願や腹帯について解説

参考文献
・『すぐに役立つ366日記念日事典 第4版』(創元社)
・『きょうは何の日?366日 毎日の保育が面白くなる! 』(世界文化社)
国立天文台 暦計算室

(執筆協力:エボル/イラスト、画像デザイン:さくらいけいこ/構成:マイナビ子育て編集部)

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