業界最速のスピード乾燥で時短洗濯！ パナソニックのドラム式洗濯乾燥機「NA-LX129A」のオススメポイントを家電販売員が解説

家族構成：3人～5人（核家族、大人2人に子ども1～3人くらいまでをイメージ）

使い方：家族の日常的な洗濯物に加え、保育園から持ち帰る洗濯物など洗う物が増えてくる。大人の衣類と違って食べこぼしや泥汚れなど、子どもの衣類は汚れが落ちにくいものが多い。汚れをしっかり落とし、毎日の洗濯を快適にしたい！

復職すると、とにかく家事の時間がなくなります。洗濯から一気に乾燥できる洗濯乾燥機は、時短になる家電の1つとして、多くの家庭で必須になっているアイテム。

洗濯乾燥機のうち、ドラム式は、ヒーター乾燥とヒートポンプ乾燥2つの乾燥方式がありますが、今回ご紹介するパナソニックはヒートポンプ乾燥を採用しています。

ヒーター乾燥が80℃前後で仕上げるのに対し、ヒートポンプ乾燥は60℃前後で乾燥させます。そのため、布が傷みにくく縮みにくいです。子育て世代からは子供服のプリント柄が剥がれにくいという声も聞きますし、タオルのパイルの立ち上がりもいいのでふわふわになります。

また、乾燥が終わった時、ヒーター乾燥はなかなかドラム内の温度が冷めないため取り出せるようになるまで待ちますが、ヒートポンプ乾燥だとすぐに取り出せます。

今回紹介するパナソニックは、ドラム式洗濯乾燥機のトップシェア。中でも人気なのが本機「NA-LX129A」です。洗濯容量は12kgでたっぷり入り、毛布など大物も洗えます。乾燥スピードも早く、業界最速です。

「NA-LX129AL/R」で子育て家庭におすすめの機能はいくつかあるのですが、まず、液体洗剤と柔軟剤の自動投入はやっぱり便利です。これはあらかじめ洗濯機の専用タンクに液体洗剤と柔軟剤をセットしておけば、毎回自動で計量する機能です。

洗剤や柔軟剤は、多すぎると故障やカビなどの原因になりますし、少なすぎるときちんと洗えないことがあるので、適量を守ることが大切です。自動投入なら衣類の量に対して適量を入れるので、手間を省けますよ。

さらにオシャレ着用洗剤のタンクも備えているので、ブラウスなどデリケートな衣類を着ることが多い人にも人気です。

温水機能も人気です。洗剤の酵素は約40℃で活性化して汚れが落ちやすくなり、食べこぼしや皮脂汚れもお湯の方がよく落ちるので、子育て家庭にとっては特に便利な機能ではないでしょうか。

温水機能は、温水をミストにして吹き掛ける方法やヒーターで水を温めお湯にして洗う方法などありますが、パナソニックは後者で、温度を15℃、30℃、40℃、60℃で細かく設定できます。15℃は低すぎて何に使うのと思うかもしれませんが、冬など水が冷たいと洗剤が溶けにくく、汚れも落ちにくいので、この程度まででも水温を上げると効果的なんです。

子育て家庭には特に40℃のコースがオススメです。40℃なら、ミルク染みや食べこぼし、泥汚れもよく落ちます。

毛布も40℃のお湯で洗えるコースがありますし、ダニが気になる場合は、最初に約65℃の温風をあててから洗う「ダニバスター」コースも。温水機能と乾燥機能を効果的に使ったコースが選べるのは、洗濯乾燥機ならではです。

独自の「ナノイーX」を使って、鞄、帽子、ぬいぐるみなど洗えないアイテムのニオイなどをキレイにする機能もポイントが高いですね。「ナノイーX」はエアコンや空気清浄機にも使われているので、ご存じの方も多いでしょう。

ただ、これだけたくさんの機能があると使いこなせないのでは？　という声も。確かに操作性は大切です。それでいえば、「NA-LX129A」はカラータッチパネルで操作がしやすく、コース履歴の確認やお手入れのタイミングなどもチェックできます。いろいろと比較検討したうえで、カラータッチパネルを気に入って本機に決める人も多いですよ。

洗濯・脱水容量12 ㎏/乾燥容量6 kg
本体幅：60.4 cm
本体高さ：1,011㎜
（※設置には本体高さに加えて、上方300 ｍｍ以上のスペースが必要です）

（取材・文／伊森ちづる）