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現在の家計管理の仕方に満足してる人は何割？ 「貯金できない」「家計簿が大雑把」と悩む人も
老後に向けてお金を貯めたい人、年に1回は家族で旅行をしたい人、お金の使い方はそれぞれ。あなたの家庭の家計管理は、うまくいっていますか？ 今回は、現在の家計管理に満足しているかどうか、ママたちにアンケートしてみました。家計管理が苦手な人も、得意な人も、まだまだ改良点が見つかるかもしれませんよ。
現在の家計管理に満足していますか？
お金の管理は生活の基本。収入、支出、貯蓄、将来計画など、さまざまな要素が絡みあい、それぞれの家庭で満足度は異なります。共働きのママたちに「現在の家計管理に満足していますか？」と聞いたところ、約57%の人が「満足している」と回答し、約43%の人が「満足していない」と回答しました。
なぜそのように感じるのか、その理由をご紹介します。
満足していない
家計簿をうまくつけられていない
（30歳／小売店／販売職・サービス系）
（35歳／生保・損保／営業職）
（29歳／自動車関連／秘書・アシスタント職）
家計管理に満足していない人の多くは、家計簿のつけ方がうまくいっていないようです。家計簿は、ただ数字を書いているだけでは家計改善につながりません。まず1ヶ月の収支を記録し、おおよその予算を把握したら、次は予算立てです。予算内におさまったかどうかを振り返り、原因と改善点を探していくことで、お金の使い方が変わってきます。
また、書店に行けば、家計簿のつけ方に関する本がたくさん並んでいます。それはつまり、家計簿をつけるのが苦手な人が多かったりニーズがあったりする証拠。いくつか読み比べてみたら、自分に合ったやり方が見つかるかもしれません。
予算配分がうまくいかない
（40歳以上／金属・鉄鋼・化学／技術職）
（35歳／医療・福祉／専門職）
（35歳／金融・証券／秘書・アシスタント職）
思ったように貯金ができなかったり、無駄遣いをしているように感じたり、お金をうまく使えていないことが、満足できない理由としてあげられました。かといって、節約しすぎて毎日の生活が楽しくない、ということもできれば避けたい……。メリハリのあるお金の使い方について、みなさん悩んでいます。
満足している
お金の流れがだいたいわかっている
（30歳／商社・卸／秘書・アシスタント職）
（30歳／自動車関連／事務系専門職）
（33歳／学校・教育関連／事務系専門職）
家計簿をつけるのが得意なので安心している人もいれば、家計簿を細かくつけられなくてもある程度把握できていれば満足、という人もいます。満足できる基準は人それぞれ。まずは自分がどのレベルで家計管理を行いたいか、考えてみるといいかもしれません。
貯金がしっかりできている
（29歳／情報・IT／技術職）
（37歳／団体・公益法人・官公庁／事務系専門職）
（29歳／農林・水産／技術職）
金額にかかわらず、計画的に貯金ができている人は満足度が高いようです。貯金ができているということは、家計の収支のバランスがうまくいっているということ。やはり安心感が違いますね。「貯金ができない」という場合、残ったお金を貯蓄にまわすより、天引き貯金をしたほうが家計管理をしやすいケースも。最初から強制的に貯蓄に回してみる方法を試してみてもいいかもしれません。
とりあえずなんとかなっている
（31歳／医療・福祉／事務系専門職）
（38歳／食品・飲料／販売職・サービス系）
（31歳／機械・精密機器／技術職）
収支を把握し、将来計画を立て、貯金もしっかり……とすべてを完璧にすることは難易度が高いです。大きな赤字が出ない、ボーナス補填で年間の収支がトントンになっている、など、現状維持ができていればよし、という家庭もあります。ムリのない範囲で、満足できる家計管理を目指しましょう。
まとめ
家計簿のつけ方や家計管理術、家計診断は、雑誌などでも人気のコンテンツ。多くの人が、よそのお宅がどのような家計管理をしているのか気になるのではないのでしょうか。同じような管理方法でも、満足かどうかは人それぞれ。アンケート結果を参考にしながら、自分なりに満足できる家計管理の方法を探してみてください。
マイナビ子育て調べ
調査日時：2021年12月30日～2022年2月5日
調査人数：108人（22歳～40代までのママ）
（マイナビ子育て編集部）
